JR東日本と八芳園は TAKANAWA GATEWAY CITYを起点に、日本文化と地域の魅力を世界へ向けて発信していきます
東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:喜㔟 陽一、以下「JR東日本」)と、株式会社八芳園(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上義則、以下「八芳園」)は、白金・高輪エリアを全国各地の文化発信の中核拠点・体験の場とすることにより、当地域を「国際交流拠点」としてのエリア価値向上に向けて推進すべく、「共創パートナーシップ協定」を締結いたしました。それぞれが持つ資源・知見・ネットワークを生かしながら、同エリアにおいて緊密に連携・協力してまいります。

◾️共創事項
協定において、両社は以下の事項において共創・協力してまいります。
・白金・高輪エリアでの日本の文化資産(*)の発信に関すること
*地域食材や郷土料理、伝統工芸などの有形資産から、職人技術や祭りなどの無形資産まで、各地域特有の文化を形づくるモノコトを含む
・両者が連携して実施する各種イベント・コンテンツの企画・実施に関すること
・白金・高輪エリアにおける観光推進・エリア価値向上に資する取り組みに関すること

■「TAKANAWA GATEWAY CITY」での八芳園のこれまでの取り組み
2025年3月「TAKANAWA GATEWAY CITY」まちびらきを迎え、JR東日本がこの街から、エリアの持つ歴史的背景や“イノベーションの記憶”を受け継ぎ、新たな100年へ向けて始動することを祝し、八芳園は同じ港区にて400年以上続く日本庭園と創業82年の歴史を持つ企業として、ともにまちびらきの盛況を目指す様々な取り組みを行ってまいりました。
【1】全国各地の自治体とコラボレーションし、2週間ごとに切り替わるフードトラック・トレーラーショップを展開した「おもてなしデリバリー by HAPPO-EN」
3月27日(木)から7月6日(日)まで、各地の食材を使用し八芳園シェフが開発したフードメニューの販売や、厳選した各地の特産品や名品を集めた物販、地域の文化に触れる体験コンテンツをプロデュース。岡山県倉敷市を皮切りに、八芳園が連携協定を締結する徳島県松茂町やパートナーシップ協定を締結する山形県長井市など、7つの自治体とコラボレーションし、高輪エリアから各地の魅力をプロモーションしました。

【2】「TAKANAWA GATEWAY CITY」に新たに誕生する、八芳園初となるパティスリー「八芳園洋菓子店」の限定クレープをお届けした「八芳園洋菓子店キッチンカー」
3月29日(土)・30日(日)、4月5日(土)・6日(日) 、5月3日(土)から6日(火)の8日間、特別メニューとして4種の限定クレープを販売しました。

【3】各地の祭りパフォーマーが一堂に会し、熱いパフォーマンスを繰り広げた2日間限定「MATSURI JAPAN 2025 IN TAKANAWA GATEWAY CITY Produced by HAPPO-EN」を開催
6月28日(土)・29日(日)の2日間、出演している祭りパフォーマーの地域を中⼼とした⾷材や⾷⽂化を中⼼に、八芳園シェフが”祭り”をテーマにアレンジした新しい郷⼟料理も提供。各地の自治体や文化団体との連携のもと、日本の「まつり文化」を高輪エリアから再発見・再体験する機会を創出しました。

【4】イベントスペース「マチアイ」にて、ワインやビールとともにここだけの食を楽しむ「TAKANAWA横丁by HAPPO-EN」を開催
6月19日(木)から7月21日(月・祝)の間、スティルワイン編・スパークリング編・クラフトビール編ごとに3つの期間に分け、八芳園シェフがワインやビールに合わせて考案した多彩なフードを展開しました。

【5】各地のこだわりアイスやクラフトビールを都内で味わう「アイスクリームパーク2025@TAKANAWA GATEWAY CITY」 を開催
8月8日(金)から11日(月・祝)の4日間、一般社団法人高輪ゲートウェイエリアマネジメント主催のもと、各地のこだわりアイスやクラフトビール、ご当地サイダーが集結し、都心で楽しめる“涼と味覚”の体験をプロデュース。ほかにも、秋田県男鹿半島に伝わる民族行事“ナマハゲ”の登場や、越前和紙を使用した“和紙あかり”作りなど、地域の文化に触れる体験コンテンツをプロデュース。

さらに、2025年9月12日(金)パティスリー「八芳園洋菓子店」(NEWoMan TAKANAWA North 1F)と、“江戸”を料理のテーマとした「割烹 BUTAI」(NEWoMan TAKANAWA LUFTBAUM 29F)の2店舗をオープンいたします。
■今後の展望
新たに誕生した「TAKANAWA GATEWAY CITY」において、世界中から人が集まる「国際交流拠点」とするエリア価値の向上を目指し、まちびらきを機に双方の協働による新しいビジネスの創出や多彩な取り組みの拡大に取り組んでいます。
東日本を事業エリアとし、鉄道を中心とした都市開発と地域ネットワークの強みを持つJR東日本と、400年以上の歴史ある日本庭園を有し、創業82年のノウハウを積み重ねたプロデュース力を持つ八芳園が手を携えることで、今後は、世界各国からビジネスイベントや国際会議を誘致するMICEへの対応力をより一層高めてまいります。
さらに、全国各地の自治体との取り組みを続け、自治体や団体・学校と連携協定を締結する八芳園の地域プロデュース力とネットワークをかけ合わせ、列車荷物輸送サービス「はこビュン」を活用した日本各地の地産品の販売や、各地の自治体とのコラボレーションや祭りなどの地域の文化を実体験できるイベントを通じて地域の魅力を発信するとともに、この高輪エリアを起点に地域活性化の一助となる取り組みも進めてまいります。
■両社よりコメント
東日本旅客鉄道株式会社 執行役員
マーケティング本部 まちづくり部門長 小沼 智子
「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、街全体を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と位置づけ、“都市と人、文化と経済、地域と世界”が交わる新たな国際交流の拠点として位置づけています。
私たちJR東日本は、地域の皆さまやこの街に関わる共創パートナーの皆さまと共に、このエリアを持続的に人が集い、文化が生まれ、経済が循環する街へと育てていきたいと考えてきました。その中で、日本の美意識や文化を継承しながら、非日常の体験を提供してきた八芳園との連携は、まさに理想的な共創のかたちであると感じています。
八芳園が培ってきた文化資源の編集力と、JR東日本が持つ都市開発と地域ネットワークの力が融合することで、高輪から全国、そして世界へ向けた文化交流の場を共に創り上げてまいりたいと思います。
株式会社八芳園
代表取締役社長 井上 義則
八芳園は、創業以来80年以上にわたり、白金台という歴史ある地で、日本の美意識と文化を紡いできました。私たちが拠点とする白金・高輪エリアは、江戸から現代に至るまで、文化と人が交差する特別な場所であり、今なお新たな交流と創造の可能性を秘めています。
今回の共創を通じて、八芳園が長年培ってきた“場のプロデュース力”と、JR東日本の持つネットワークや都市開発の知見が融合することで、このエリアにこれまでにない新たな価値を創出できると確信しています。
私たちは今後も白金台・八芳園を拠点としながら、「TAKANAWA GATEWAY CITY」をはじめとするエリア一体での文化発信・地域共創を推進してまいります。そして、国内外から多様な人々が集い、出会い、心が通い合う『国際交流拠点』としての白金・高輪エリアの未来を、皆様とともに育んでまいりたいと考えております。
【総合プロデュース企業 八芳園について】
東京・白金台にて、江戸時代より続く広大な日本庭園を有し、婚礼・宴会事業やMICE事業の推進、地域プロモーションなど多角的な事業を展開する総合プロデュース企業です。パーパス「日本を、美しく。」の実現へ向け、歴史や文化を守りながら日本の魅力を世界へと発信し、白金の地にとどまらない「交流文化創造」に取り組んでいます。
[⼋芳園]https://www.happo-en.com/
[⼋芳園のプレスリリース⼀覧]https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/19559
〈本件に関するお問い合わせ〉
東日本旅客鉄道株式会社 コーポレート・コミュニケーション部門 TEL:03-5334-1300
株式会社八芳園 広報:工藤、會澤 MAIL:pr@happo-en.com / TEL:050-3311-9951
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