アイエスエフネットは実践女子大学の学生に向け課外授業を実施いたしました

「ウェルビーイングを感じる仕事」をテーマに女性活躍推進について考える機会を提供

株式会社アイエスエフネット

2025年3月12日 15時00分

株式会社アイエスエフネット（本社：東京都港区/代表取締役：渡邉幸義、以下アイエスエフネット）は、2025年2月12日（水）、実践女子大学（東京都日野市、学長：難波雅紀）の学生を招待し、当社最高ダイバーイン雇用責任者（CDIO）の元村里恵を含む従業員3名が課外授業を実施したことをお知らせいたします。

このたびの課外授業は、実践女子大学文学部国文学科教授兼学長補佐社会連携推進室長である深澤晶久教授のもと、同教授を中心に展開しているJWP(実践ウェルビーイングプロジェクト)の活動の一環として開催されました。本授業では、企業の女性活躍推進の事例を共有することで、男性と対等に働くしなやかなキャリア形成と当社におけるウェルビーイングを学ぶ機会を提供いたしました。

※ダイバーイン雇用：さまざまな理由で就労が難しい方に対して、安心して働ける環境を創造し提供する取り組みのことです。ダイバーインとは、ダイバーシティとインクルージョンを掛け合わせた造語で、あらゆる人に、多様な雇用で「働く喜び」や「生きがい」を感じてもらうことを目指しています。

◆当日の様子

二部構成で実施された今回の課外授業では、第一部において、当社の最高ダイバーイン雇用責任者（CDIO）である元村が登壇しました。ダイバーイン雇用のこれまでの歩みや制度の概要、女性活躍推進に向けたライフイベントに左右されない仕組みづくりについて解説しました。また、その取り組みの成果として、女性管理職の割合が着実に増加している現状についても言及し、女性活躍推進を一層拡充するための新たな施策として、「メンタルヘルス、女性の健康に関する管理職向け研修」や「男性への家庭への参画支援、制度利用の促進」の実施方針についても話しました。

また、第一部では当社の女性従業員による動画を放映しました。子育てと仕事を両立しながら活躍する管理職としてのキャリアステップや、当社の時短勤務制度をはじめとする育児支援制度の具体的な活用事例を紹介しながら、キャリアの可能性を伝えることで、学生の理解をより深めました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲女性管理職従業員による講話の様子

第二部では、女性管理職の従業員2名が登壇し、それぞれのキャリアや今後の展望を紹介しながら、学生とのディスカッションを中心に進行しました。

新卒・無資格・未経験での入社後約5年で管理職へとキャリアアップした従業員との対話では、当社の YEC（※）制度に関心を持つ学生や、資格取得の重要性について積極的に質問する学生の姿が見られました。

また、学生からは「女性活躍推進に取り組む企業の中でも、これほど具体的な事例が多くあることに驚いた」「女性が安心してキャリアを築ける企業があると知り、視野が広がった」といった前向きな声が多く寄せられました。

さらに、就職活動を控える学生からは「IT業界は漠然と難しいイメージを持ってしまいがちだが、就職活動時にどのように乗り越えたか」「自分の強みの活かし方」「管理職として人を育てる際に大切にしていること」など、キャリア形成や会社選びに関する具体的な質問が挙がり、活発な意見交換が行われました。

（※1）YEC：“Young Executive Candidate（若手幹部候補制度）”の略で、35歳未満の社員を対象に選抜したアイエスエフネット独自の若手メンバー育成制度。

◆アイエスエフネットの女性活躍推進

・女性活躍推進委員会の設置

アイエスエフネットでは2021年に女性活躍推進委員会を設置し、女性の働く環境の整備や女性活躍の推進に尽力しています。また、2023年4月からは「女性管理職メンター制度」を導入し、上職の女性管理職がメンターとして新しく管理職となる女性社員が抱える「就業継続」「能力発揮・キャリア形成」などといった悩みを少しでも解消し、優秀な女性社員が管理職として安心して就労する環境を目指しています。

・短時間勤務

短時間勤務を活用し、仕事と家庭の両立ができるよう体制を整えています。

管理職などの役職を持った社員から積極的に制度を活用することで、全社員が制度を活用しやすい環境づくりにも務めています。取り組みの一環で、短時間勤務をしている管理職や社員を対象に実施した、「時短管理職インタビュー」と「時短社員インタビュー」を社内外に展開しております。

・ウィメンズカウンシルの設置

2006年2月に女性のための相談窓口「ウィメンズカウンシル」を設置し、女性が働く上での問題点の収集や新制度の企画、次世代育成法企業行動計画対応等の活動を行っています。

・シングルマザーの雇用

NPO法人と連携し、シングルマザーの雇用を積極的に行っており、短時間勤務や在宅勤務の活用等、個人の事情に左右されない働きやすい環境を整えています。

◆アイエスエフネットのワークライフバランス

アイエスエフネットは一人ひとりが働きがいのある仕事に就き、労働時間の生産性を高めて個人裁量の時間を創出し、創出された時間で仕事以外の生活を充実させ、そこから得た知識、感性、価値観を仕事に反映して成果を出すことを目標に掲げています。

2024年4月に次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画の見直しを行い、新たに策定いたしました。また、育児に携わる方の雇用促進のため、仕事と子育てを両立させ、少子化の流れを変えるための次世代育成支援対策に取り組み、より高い水準の取り組みを行っている企業に対して、優良な「子育てサポート企業」として与えられる「プラチナくるみん」認定(特例認定)も取得し、2023年にさらに優良な「子育てサポート企業」として「プラチナくるみんプラス」に認定されています。

◆深澤晶久教授の授業概要

文学部実践女子大学文学部　国文学科　教授 / 学長補佐 / 社会連携推進室長

深澤晶久教授

・グローバル・キャリアデザイン

全学部の大学3年生を対象に、いよいよ本格的に始動する就職活動に向けて、「キャリア」とは何か、「働くこと」とは何か、をテーマに、「共に」考え、議論することで、「主体性」と「自育力」を身につけます。多くの知見を共有するため、さまざまな分野の外部講師を起用し、講師と学生、また学生同士が「共に」考えます。21世紀の社会を生き抜くための強さとしなやかさ、そして知性を身につける、学生一人ひとりが主役になれる授業を目指しています。

・国際理解とキャリア形成

グローバル社会で活躍する人づくりを目指すキャリア教育科目です。前半は「机上の世界一周旅行」、後半は、「東京2020大会」のレガシーを考えつつ、これからのあるべき「オリンピック・パラリンピック」について、企業とコラボした授業を展開しています。

・キャリア開発実践論

社会で求められている「リーダーシップ」と「ファシリテーション」にフォーカスし、夏期休暇中に外部施設で行われる2泊3日の合宿型授業です。初日には、過去この授業を履修した卒業生(社会人)との交流会も行い、「まなぶこととはたらくことをつなぐ」キャリア教育の理想を目指しています。

参考：https://www.jissen.ac.jp/about/teacher/fukazawa_akihisa.html

https://www.jissen.ac.jp/about/bestteaching/archive/best_fukazawa.html

◆関連リンク

・アイエスエフネットのダイバーシティ推進

・アイエスエフネットのダイバーイン雇用について

・アイエスエフネットのワークライフバランスについて

◆関連リリースはこちら

・アイエスエフネットより2名の従業員が実践女子大学で特別授業に登壇いたしました

・アイエスエフネット代表取締役渡邉が、実践女子大で特別授業「ダイバーイン雇用」の取り組みを紹介

・アイエスエフネット女性活躍推進法、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を新たに策定

◆株式会社アイエスエフネット概要

アイエスエフネットは、クラウド、サーバー、ネットワークセキュリティを中心にソリューションを提供するITインフラ企業です。約2,000名のエンジニアが在籍し、日本全国15カ所の拠点に加え、中国、韓国、シンガポールにも拠点を展開。「人財育成会社」を企業ブランドとし、ITインフラエンジニアの育成に力を入れています。

アイエスエフネットHP：https://www.isfnet.co.jp/isfnet/

◆実践女子大学について

実践女子大学は、学祖下田歌子が「女性が社会を変える、世界を変える」という建学の精神の下、「品格高雅にして自立自営しうる女性の育成」を教育理念に掲げ、1899年に創立しました。本学は建学以来、一貫して実践的な知識技術の習得と学問を実社会で活用しうる「実践力」の育成に邁進しています。

「実践の実践」と呼ばれる本学には、実践的な学び・社会とつながる学び〈問題解決型学習（PBL）〉の機会があり、地方自治体や企業と連携したプログラムが多いことが特長です。また近年では、海外インターンシップなどのグローバルな展開も進めています。学修から得た知識や技能、態度を生かして、地域・ビジネスの現場にある課題に向き合い、学生ならではの視点で考え抜く。こうした経験による学生一人ひとりの成長を支援しています。