万博は終わっても、共創は終わらない──「次世代共創リーダー育成プロジェクト」参加学生が、挑戦を継続

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株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170、以下当社)が設立した一般社団法人エッジソン・マネジメント協会(以下、当協会)は、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナーとして、「次世代共創リーダー育成プロジェクト」を推進してきました。当社および本プロジェクトに参加した学生たちは、万博終了後も活動を継続しています。

実施背景

「TEAM EXPO 2025」プログラムとは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するため、多様な参加者が主体となり、理想とする未来社会を共に創り上げていくことをめざす取り組みです。誰もが参画できる万博の新しいカタチを示すものであり、ワクワクする未来を実現するためのアクションを「共創チャレンジ」として登録することができます。

万博終了後も、「TEAM EXPO 2025」の取り組みは継続しています。オンラインプラットフォーム「EXPO COMMONS」や、2025年11月に開催されたイベント「TEAM EXPO 2025 MEETING」などを通じて、共創の活動は今なお発信され続けています。

当社は、2020年より「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナーとして、「次世代共創リーダー育成プロジェクト」を推進してきました。その中核を担う取り組みが、「Co-Lab Gears(コラボギアーズ/通称:コラギア)」です。

コラギアは、大学生がSDGsの達成に向けた共創チャレンジを自ら設定し、その実現に向けてチームで挑戦するプロセスを通じて、次世代の共創リーダーを育成するプログラムです。8ヶ月間にわたり、企業の社員がメンターとして併走し、構想から実行までを一貫して支援します。

当社は、万博終了後も「コラギア」の活動を継続しており、過去に参加した学生たちによる団体も、各地で挑戦を続けています。

▶ これまでに生まれた「共創チャレンジ」ユース団体一覧はこちら

万博終了後の学生の活動

当社は、万博の最終日前日である10月12日(日)に、大阪・関西万博内の「TEAM EXPOパビリオン」にて、「コラギア」参加学生を中心に、活動の成果発表会をコンペ形式で発表する「エッジソン-1 グランプリ」を実施しました。

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「エッジソン-1 グランプリ」の中でも、特に高く評価された団体の、万博後の活動について、ご紹介します。

① 学生団体OLEA

学生団体OLEAは、「新しい防災の文化を創造する」をビジョンに掲げ、防災に対する意識変革や取り組みの普及に取り組んでいる学生団体です。防災グッズを「大切な人を守るプレゼント」と再定義し、商品の企画・開発から販売までを自ら手がけています。

同団体は、これまで高島屋と連携し、複数回にわたるポップアップストアの開催や店頭販売を実施してきました。2025年10月には、高島屋の「TSUNAGU ACTION」特設ページで活動が紹介され、公式YouTubeチャンネルでも代表学生のコメント動画が公開されています。

高島屋「TSUNAGU ACTION」紹介ページ

今後も、自治体や地域のイベントと連携し、さまざまな場所での出店を予定。防災文化の社会実装に向けた活動を着実に広げています。

② En

Enは、「防災を通して地域の安心感を高めたい」というビジョンを掲げ、地域住民が防災をきっかけに出会い、助け合える社会の実現を目指す学生団体です。災害時だけでなく、日常的に緩やかな“つながり”を生み出す防災活動を提案し、学校や地域と連携してさまざまな取り組みを展開しています。

万博終了後も、中学校での出張授業や地域の防災訓練への参画を複数回実施し、実践的な学びの提供と地域貢献を継続しています。

今後、同団体が特に注力するのが、実際に避難所として指定されている施設での「避難所運営訓練」の実現です。リアル避難サバイバル「REScue」と題し、2026年末の実施を目指して準備を進めています。

その第一歩として、2026年1月には滋賀県草津市の自主防災組織と連携し、避難所運営ゲーム「HUG」を活用した理解促進と、避難所運営マニュアルの作成を進めるワークショップを実施予定です。「REScue」の実現に向けて、今後も着実に準備を進めていきます。

③ 若者団体CityCircle

若者団体CityCircleは、「全員、市長。」を合言葉に、若者が主体となって地域課題の解決に取り組む学生団体です。北九州を拠点に、地域の人々と協力しながら、まちづくりに若者の視点を取り入れる活動を続けています。

同団体は、廃校を活用した障がい者によるトラウトサーモンの陸上養殖プロジェクト「関門サーモン」に、賛同団体として参画しています。代表学生が、事業を推進する一般社団法人のメンバーでもあることから、万博後は連携を一層深め、「関門サーモンお披露目会」の実施、地元メディアへの露出、地元企業とのコラボ商品「関門サーモンピザ」の開発など、多方面に活動を展開しています。

また、代表者の就職に伴い、後輩への活動の引き継ぎも進めています。現在は、廃校を舞台に、地域住民がさまざまなお店を開く文化祭のような非日常イベント「ツキイチはいこう文化祭」を後輩と共に企画し、実践的な引き継ぎを行っています。

これらの活動を通じて、今後も、若者・障がい者・地域企業など、地域のさまざまなステークホルダーが共生し、「地域に思い出をつくれる」社会の実現を目指していきます。

万博終了後の当協会の活動

当協会では、万博終了後も「Co-Lab Gears(コラギア)」の活動を継続しています。

2025年12月現在、コラギアは第6期を実施中です。12月13日・14日には、参加学生による中間発表を兼ねた冬合宿を開催し、各チームがこれまでの進捗をコンペ形式で発表しました。会場では活発なフィードバックや対話が交わされ、学びの深まる場となりました。

第6期では、子どもの自己効力感を上げる教育や、防災・被災地支援、多文化共⽣社会の実現などのテーマで、学生たちが独自のアイデアを形にしようと取り組んでいます。参加した学生からは、「半年間の活動を振り返る機会になった。上手くいかなかったとしても、挑戦から得られる学びは大きいと感じている」「各地域から学生や支援企業の社員が一堂に会し、大きな刺激を得られた」といった声が寄せられ、成長に向けて充実した機会となったことがうかがえました。

当協会は今後も、「日本を、世界で最も若者が育つ社会へ」という理念のもと、コラギアをはじめとした「青田創り」の取り組みを継続し、社会全体で若者を育てる仕組みづくりを目指してまいります。

一般社団法人 エッジソン・マネジメント協会について

「日本を、世界で最も若者が育つ社会」にすることを目的に、2022年に株式会社リンクアンドモチベーションが設立。短期的な狩猟型の「青田買い」ではなく長期的な農耕型の「青田創り」を進めるべく、日本を代表する企業のビジネスパーソンや大学関係者、官公庁関係者が企業・組織の垣根を越えて参画し、自ら「目的・志に尖る」ことのできる人財=「エッジソン」の育成に取り組んでいる。大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」における「次世代共創リーダー育成プロジェクト」を中心に、さまざまな産官学連携プロジェクトが進行中。直近、NIKKEIリスキリングや人事向け媒体などメディア掲載多数。

※一般社団法人エッジソン・マネジメント協会 HPはこちら

リンクアンドモチベーションの概要

・代表取締役会長:小笹 芳央

・資本金:13億8,061万円

・証券コード:2170(東証プライム)

・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階

・創業:2000年4月

・事業内容

 組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)

 個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)

 マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)

 ベンチャー・インキュベーション

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ビジネスカテゴリ
経営・コンサルティング
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会社概要

URL
https://www.lmi.ne.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区銀座4丁目12−15 歌舞伎座タワー 15階
電話番号
03-6853-8111
代表者名
小笹芳央
上場
東証1部
資本金
-
設立
2000年04月