TISとNutanix、デジタルトランスフォーメーション (DX) 推進に向けて協業

「2025年の崖」を克服し、メインフレームなどレガシー化したシステムの刷新を支援

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社 (本社: 東京都新宿区、代表取締役会長兼社長: 桑野徹、以下TIS) と、ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社: 東京都千代田区、社長: 町田 栄作、以下Nutanix) は、メインフレームなどの企業のレガシー化したシステムを刷新する支援サービスの提供に向けて協業することを発表しました。
<両社の協業によるシステム刷新のイメージ>

 


今回の協業では、TISがメインフレームなどのレガシー化した既存システムからの脱却を、Nutanixが脱却後のプラットフォームを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーション (DX) の実現に向けた支援を行います。

TISは『Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス』によって、事前のアセスメントやテスト、実際のリライト、移行後の保守運用などのサービスを担います。クラウドへの移行後に、リファクタリング※1などによってシステムを最適化・最新化し、IT技術を最大限活用できる柔軟なアプリケーションにすることで新たな価値の創出を支援します。

Nutanixは仮想化やプラットフォームのようなオンプレミス環境に加えて、Amazon Web Services (AWS)、Google Cloud Platform (GCP)、Microsoft Azureなどのパブリッククラウドサービスと連携させたハイブリッドクラウド環境を含めて「選択の自由」を提供します。

これにより顧客企業は、長期にわたる利用と度重なる改修により、老朽化・肥大化・複雑化・ブラックボックス化が進行したレガシーシステムから脱却できます。

今日の企業に必要なのは、オンプレミスとパブリッククラウド、プライベートクラウドの間でシームレスな環境を実現する、真のハイブリッドクラウドおよびマルチクラウド環境です。TISとNutanixの両社は、データセンターやクラウドなどを意識することなく、顧客企業のビジネス変化に素早く対応できる柔軟なシステム環境構築を支援します。

顧客企業は、ビジネスに合わせて様々なクラウドサービスを活用できるDXを推進するためのシステム基盤を構築し、レガシーシステムの課題を解消することで維持管理費を抑え、戦略的なIT投資に資金と人材を割り当て、DXを推進することが可能になります。

両社は、2019年2月以降、社会インフラ業界に対して共同でマーケティング活動を行います。

背景
経済産業省「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~※2」において、約8割の日本企業が老朽化・肥大化・複雑化・ブラックボックス化したメインフレームなどのレガシーITシステムを保有していることがDX実現の妨げとなっているとの見解が示されています。データを最大限活用し、新たなデジタル技術を適用していくためには、既存システムをDXに対応できる形に見直していくことが不可欠であり、特にクラウド型データセンターはユーザー企業側でのサーバー設置や調整作業が不要となるため、従来のシステム開発スタイルを大きく変革することが期待されると述べられています。

日本を含む20カ国・地域 2,300名以上の意思決定者を対象に実施したグローバル調査「Nutanix Enterprise Cloud Index」においても、81%の日本企業がハイブリッドクラウドを理想的なITインフラモデルと回答した一方、実際には短期的なコストを優先し、42%の企業が従来型データセンターを活用しており、拡張性のあるシステムへの刷新が進んでいない現状が明らかになっています。

※1 プログラムの動作や振る舞いを変えることなく内部構造を最適化すること
※2:http://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
 (以上)

Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービスについて
TISの「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」は、移行前のアセスメントやプロトタイプ検証、古い言語(COBOL、PL/Iなど)からJavaへのリライトによるマイグレーションから、脱メインフレーム後のリファクタリングやエンハンスメント※3などによるシステムの最適化・最新化を実施するメニューまでを取り揃えたモダナイゼーションサービスです。詳細は以下URLをご参照ください。https://www.tis.jp/service_solution/xenlon/

※3 最新の技術を活用してシステムを更に改善すること

TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアとハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのグローバルリーダーであり、ITインフラストラクチャーをその存在さえ意識させない「インビジブル」なものに変革することで、企業のIT部門が、ビジネスに直結したアプリケーションやサービスの提供に注力できるようにします。NutanixのEnterprise Cloud OSソフトウェアは世界中の企業に採用されており、パブリッククラウド、プライベートクラウド、分散型エッジクラウドを対象に、ワンクリックのアプリケーション管理とモビリティを実現することで、総所有コストを大幅に削減しつつ、あらゆる規模でアプリケーションの実行を可能にします。その結果、高性能のIT環境をオンデマンドで迅速に実現でき、アプリケーション所有者には真のクラウドライクな体験が得られます。詳細については、www.nutanix.jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。


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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月