企業のDX、社会課題を学生たちがテクノロジーで解決!~大林組や名古屋鉄道など、企業・団体と進める産官学連携「プロジェクト実習」が進行中~
産業界や社会と連携したカリキュラムの中、今年度も、企業・団体と連携し2年生の学生たちが取り組むプロジェクト型実習「地域共創デザイン実習」を開始しました。4月にはオリエンテーションとして、企業・団体から提供された課題テーマに関する説明がなされ、学生たちは、実社会が抱える課題の背景について認識を深めることができました。5月から本格的にプロジェクトが進んでいます。
2023年度 各企業・団体のテーマ
企業・団体名 | 課題テーマ |
株式会社大林組 | 新たな「栄、名古屋城エリア」都市構想の検討と立案 |
九代玉屋庄兵衛後援会 | 「からくり人形」を“学ぶ”デジタル教材の提案 |
津島市都市計画課 | 津島市活性化構想(産業+文化+社会実験)の検討と立案 |
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社 | スポーツ振興を通して社会貢献の輪を拡げよう! |
名古屋鉄道株式会社 | 愛知県の交通機関におけるMaaSサービスモデルの考察 |
VIVITA JAPAN株式会社 | 子供達の新鮮な目線で名古屋の魅力を新発見! |
東山総合公園 東山植物園 | 植物の魅力をより多くの人に感じてもらおう |
「地域共創デザイン実習」とは
各企業・団体から直面するリアルなテーマ(社会課題)が与えられ、2年生の学生たちが資料収集や調査分析・フィールドワークをもとに問題が発生する仕組みや原因について考察を行い、企業や団体からのアドバイスも参考にしながら、ICT(情報通信技術)やデジタルコンテンツを活用したソリューション(解決策)を提案する実習授業。9ヵ月間の長期プロジェクトになります。
「地域共創デザイン実習」が生み出す未来
・CSRにとどまらない、CSV(企業の社会的責任追求)も視野に
本学が行う実習は、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)にとどまらず、社会貢献と企業側の利益を両立できるCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)の観点に大きく貢献することを目的としています。本実習での提携を契機に、研究・開発・調査等の互恵関係を醸成し、単年のみならず継続的な産学連携を行うことで、将来的にはより実践的な研究プロジェクトへ結びつけることを目指しています。
・学生の発想に触れて、組織の活性化やイノベーションへ
参加企業や団体から、「学生の自由なアイディアや発想により、組織の活性化やイノベーションにもつなげたい」など期待の声をいただいています。
・学科を超えたチーム編成で、広がる提案力
AI、IoT、ロボット、ビッグデータ等の新たな技術を学ぶ「情報工学科」と、最新ITを応用したインタラクティブなゲームやデジタル映像を学ぶ「デジタルエンタテインメント学科」の学生が合同で参加し、チームが編成されるため、より幅広い発想や提案を実現します。
名古屋国際工科専門職大学(IPUT NAGOYA)
International Professional University of Technology in Nagoya
東海で唯一の「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」の 実践的な新大学※として、文部科学省より設置が認可され2021年4月に開学。世界のICT・デジタルコンテンツ業界と連携した教育で、グローバルに活躍できるデジタル人材を輩出します。名古屋駅前の校舎には、AIやVR、モーションキャプチャーをはじめとした最先端のソフト・ハードを導入。
国立大学法人名古屋工業大学 初代学長・松井学長が牽引する指導陣には、日本のDX推進の第一人者の教授をはじめ、トヨタ、デンソー、NTT、NEC、コナミデジタルエンタテインメントなど名だたる企業出身の実務家教員がそろい、これからの産業界や社会のニーズに応える高度な実践力や応用力が身につきます。
※2023年3月時点の「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」の専門職大学として 文部科学省HP「専門職大学等一覧」より
●情報工学科
∟AI戦略コース、IoTシステムコース、ロボット開発コース
●デジタルエンタテインメント学科
∟ゲームプロデュースコース、CGアニメーションコース
*オープンキャンパスは毎月実施。見学・相談は毎日実施しています(日曜・祝日除く)。
*詳細は本学WEBサイトにてご確認ください。 https://www.iput.ac.jp/nagoya
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