【2025年自由研究調査①】子どもの8割が前向き!人気テーマと進め方を分析/いこーよ総研ユーザーアンケート
いこーよユーザーアンケートをもとに子どもの自由研究について調査・分析

国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都品川区 代表取締役:下元敬道 以下、アクトインディ)は、子どもや家族に関する様々な関心事やトレンド、体験活動やお出かけ市場などの調査レポート・分析データをコンテンツとして提供する情報メディア「いこーよ総研( https://research.iko-yo.net/ )」にて、子どもの自由研究への取り組み状況や保護者の関わり方、そして2025年の自由研究の予定などについて、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開いたしました。
※この調査内容を各種メディアに掲載・引用される場合は、掲載前に弊社広報(pr@actindi.net)にご連絡いただき、掲載・引用先に「いこーよ総研調べ」のクレジットと記事のURL(https://research.iko-yo.net/solutions/research/12534.html)を記載ください。
<トピックス>
▶自由研究は小学生高学年以上で経験ありが約6割
▶テーマの決め方は「子どもが興味あること」が圧倒的多数
▶保護者の関わり方は「子ども主体+適度なサポート」が最多
▶子どもの姿勢は「前向き」が約8割
▶2025年の自由研究、低学年では「未定」が多数、高学年はすでに計画
▶「工作・ものづくり」が人気、取り組み方は「イベント参加」や「調べ学習」が主流
▶まとめ
(本リリースは、「2025年自由研究調査レポート①」を一部抜粋して作成しています。全文はこちら)
自由研究は小学生高学年以上で経験ありが約6割
まず、これまでにお子さんが自由研究に取り組んだことがあるかを尋ねました。
「取り組んだことがある(29%)」と回答した家庭は、全体の約3割でした。
一方で、「まだ自由研究をする年齢に達していない(52%)」「自由研究の課題が必須ではない学校だった(19%)」という回答も多く、自由研究はまだ未経験という家庭が多数となりました。

年齢別で見てみるとどうでしょうか。詳細は「2025年自由研究調査レポート①」をご覧ください。
テーマの決め方は「子どもが興味あること」が圧倒的多数
自由研究のテーマはどのように決めるか尋ねたところ、「子ども自身が興味があることで決める(84%)」が圧倒的に多く、テーマは子どもが主体となって決めている様子がわかります。
そのほか、「YouTubeやSNSで見たものを参考にする(22%)」「図鑑などを参考にする(15%)」「科学館やイベントのテーマを活用する(15%)」と続きました。

保護者の関わり方は「子ども主体+適度なサポート」が最多
自由研究に取り組む際、保護者の関わり方についてはどうなのでしょうか。
最も多かったのは、「子どもが主体で、親はサポート程度(47%)」でした。次いで「親と子が一緒に進める(38%)」が続いています。
子どもがすべて自分で進める(8%)」「親が主導で進める(6%)」という回答も見られましたが、子どもの主体性を尊重しながら、保護者が適度に関与するケースが多数でした。

子どもの姿勢は「前向き」が約8割
自由研究に対する子どもの姿勢について尋ねました。「積極的に楽しんで取り組んでいる(20%)」「どちらかといえば前向きに取り組んでいる(55%)」を合わせると、7割以上の保護者が子どもの自由研究に対する前向きな姿勢を感じていました。
一方で、「面倒そうにしている(22%)」「まったく意欲がない(3%)」といった消極的な声も見られ、すべての子どもが楽しんでいるとは限らない状況も見えてきました。

2025年の自由研究、低学年では「未定」が多数、高学年はすでに計画
今年の夏休みの自由研究の予定を聞きました。
「する予定がある」は24%。「する予定はない(49%)」、また「まだわからない(27%)」という声が多数でした。

年齢別に見ると、子どもが小学校に入学するタイミングから自由研究への取り組みが本格化する様子がうかがえます。詳細は「2025年自由研究調査レポート①」をご覧ください。
「工作・ものづくり」が人気、取り組み方は「イベント参加」や「調べ学習」が主流
2025年の自由研究のテーマとして人気だったのは、「工作・ものづくり(51%)」が最多でした。身近な素材を使って自由に表現できる工作は、子どもの興味を引きやすく、取り組みやすいテーマとして支持されているようです。
次いで「生き物の観察(30%)」「絵を描く・アート(27%)」「実験(19%)」「料理や手芸(19%)」と続いています。

自由研究の取り組み方については、「自由研究になりそうなイベント・体験に参加する(52%)」が最多。次いで「本やインターネットで調べものをする(46%)」「身の回りのもので自由研究をする(42%)」が上位となりました。
自由研究をきっかけに体験や調べ学習を楽しむ家庭が多く、探究心を伸ばすきっかけとなっている様子が感じられます。また、「AIを活用する」といった新しい手段も少しずつ広がりつつあり、時代とともに自由研究のスタイルも多様化している様子も見られます。

まとめ
自由研究への取り組みは、小学生中学年以降から本格化する様子がわかりました。
テーマは「子ども自身の興味」で決めている家庭が圧倒的多数。保護者の関わり方は「子どもが主体となって保護者が適度なサポートをする」というケースが多数でした。また、約8割の子どもが前向きに取り組んでいるという姿勢も見られます。
また、今年の夏休みも小学校高学年を中心に計画が進んでいることがわかりました。人気のテーマは「工作・ものづくり」「観察」「アート」など。ワークショップやイベントでの体験や本やインターネットでの調べ学習を通じて、自由研究が子どもの好奇心や探究心を深める機会となっているようです。
【2025年自由研究調査②】では、保護者の考えや困りごとについて詳しく見ていきます。
<子どもの自由研究についての調査記事>
①子どもの8割が前向き!人気テーマと進め方を分析
②自由研究、親の本音は?8割が意義を感じつつも「負担が大きい」の声も
■いこーよアンケート調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/「いこーよ」会員
調査期間/2025年7月3日~7月10日
サンプル数/344サンプル
調査分析/いこーよ総研
※この調査内容を各種メディアに掲載・引用される場合は、掲載前に弊社広報(pr@actindi.net)にご連絡いただき、掲載・引用先に「いこーよ総研調べ」のクレジットと記事のURL(https://research.iko-yo.net/solutions/research/12534.html)を記載ください。
■「2025年自由研究調査レポート①」全文はこちら
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■「いこーよ総研」概要
https://research.iko-yo.net/
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会社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都品川区東五反田5-22-33 TK池田山ビル2階
代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月
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