トランスコスモス、機械学習の自動化・AI プラットフォーム「DataRobot」を提供開始

「日本直販」で売上150%増。データサイエンティストを100人育成。そのノウハウを横展開

トランスコスモス

トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝、証券コード:9715、以下、トランスコスモス)と、調査・分析専門の関連会社であるトランスコスモス・アナリティクス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:河野洋一、以下、トランスコスモス・アナリティクス)は、世界最先端の機械学習の自動化・AIプラットフォーム「DataRobot」をトランスコスモスのサービス部門・管理部門に導入し、それを使いこなすデータサイエンティストを100人以上育成する取り組みを開始しました。また、自社の成功事例や人材育成ノウハウを活用し、DataRobot Japanのリセールパートナーとして、お客様企業向けに関連サービスの提供も開始します。既に20社超の導入プロジェクトが進行しており、2017年度に1億円以上の売上を目指します。

 ■全国のさまざまな現場にDataRobotを実装し、100人以上のデータサイエンティストを育成
トランスコスモスは、AI・機械学習は人間の仕事を奪う存在ではなく、人間と共存することで真価を発揮できる技術だと考えています。なぜなら、AI・機械学習は「勝手に賢くなる」わけではなく、人間が「賢くしてあげる」ことではじめて機能するからです。しかし、AI・機械学習を使いこなせるデータサイエンティストを採用・育成することは極めて困難であり、そのことが日本企業における「機械学習の民主化」を阻む要因となっていました。そこでトランスコスモスは、「機械学習の民主化」の担い手としてAI・機械学習推進室を新設し、「1本部1データサイエンティスト」プロジェクトを始動しました。まず、一般的なビジネスパーソンでも「レンジでチンする」感覚でディープラーニングなどの高度な分析ができる「DataRobot」を導入しました。そして、デジタルマーケティングやEC、コールセンターなどのサービス部門に加え、人事・総務・経理などの管理部門も含め、全国の現場から選抜した50人超の社員が既に専門研修を受講し、AI・機械学習を現場に実装する取り組みを始めています。


具体的な活用事例としては、トランスコスモスが運営する通販ブランドである「日本直販」において、ダイレクトメール/カタログ配信のリストマネジメント業務にDataRobotを活用し、従来のデータサイエンティストが構築した予測モデルと比べて売上150%増、リスト管理業務工数50%カットという、想定を大幅に上回る成果をあげることに成功しています。
トランスコスモスでは、これらの成功モデルを全国に横展開するとともに、人材育成についても継続し、年度内に100人以上のデータサイエンティストを育成する予定です。

■お客様企業向けにもDataRobot関連サービスの提供を開始
トランスコスモスは、自社だけでなくお客様企業における「機械学習の民主化」の推進についても支援します。「日本直販」や社内の人材育成で培ったケーススタディやノウハウを活用し、DatRobot JapanのリセールパートナーとしてDataRobot関連サービスを提供します。単にDataRobotを販売するだけではなく、トランスコスモス・アナリティクスの経験豊富なデータサイエンティストが、お客様企業での活用を念頭に置いたワークショップやトレーニングを行います。
さらに、機械学習に必要なデータベースの環境整備やDataRobotと外部システムとの連携については、トランスコスモスの独自DMPサービス「DECode(デコード)」や、デジタルデータを活用し広告・マーケティングからサポートまでをトータルで提供する「DECAds」シリーズ、各種アウトソーシングサービスと組み合わせ、統合ソリューションとして提供します。
詳細はこちらをご覧ください:http://www.trans-cosmos.co.jp/special/digitalmktg/decode.html

■AI DATA サミットのキーノートに、米国データロボット社CEOが登壇
DataRobot関連サービスの提供開始にあたり、米国データロボット社のCEO ジェレミー・アシン氏からは「トランスコスモスをDataRobotの新しい代理店に加えることを、とても嬉しく思っています。東アジアを中心にグローバルなBPO事業基盤をもつトランスコスモスグループとパートナーシップを結ぶことで、より多くの日本のお客様企業におけるAI・機械学習の民主化を加速できるようになります」とのコメントをいただいております。
また、AI DATA サミットでは、6月7日(2日目)のキーノートスピーカーとしてジェレミー氏が登壇。プラチナスポンサーであるトランスコスモスからは、取締役CMO佐藤俊介および上席常務執行役員 緒方賢太郎が登壇します。ご興味のある方は是非お申し込みください。(URL:http://imediasummit.jp/ai-data-summit/

トランスコスモスの事業の原点は、人と技術を「仕組み」で融合することで、価値の高いサービスの提供を実現することです。今後もAI・機械学習などの最新技術と人間の共存共栄を推進していきます。

※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です
※トランスコスモス・アナリティクスは、トランスコスモス・アナリティクス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です

(トランスコスモス株式会社について)
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト削減と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界31カ国・172の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界49カ国の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。(URL: http://www.trans-cosmos.co.jp)

(トランスコスモス・アナリティクス株式会社について)
トランスコスモス・アナリティクスは、調査、分析、運用ノウハウ、データベース技術を融合したKPO(Knowledge Process Outsourcing)サービスを提供し、お客様企業の知的生産活動の効率化と新たな価値創造の実現を支援するためのトランスコスモスの100%子会社として、2012年5月に設立されました。激変するマーケティング環境に柔軟かつスピーディに対応し、お客様企業の収益拡大と顧客満足の最大化を目指しています。

 

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会社概要

トランスコスモス株式会社

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URL
http://www.trans-cosmos.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60
電話番号
050-1751-7700
代表者名
牟田正明 神谷健志
上場
東証プライム
資本金
290億6596万円
設立
1985年06月