シャキーラ ユニセフ親善大使 子どもたちのための行動を訴える 【プレスリリース】
国連「持続可能な開発目標」採決の式典で
※ 本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が翻訳したものです。
※ 原文は、http://www.unicef.org/media/media_85641.htmlでご覧いただけます。
【2015年9月25日 ニューヨーク 発】
ユニセフ(国連児童基金)親善大使のシャキーラとアンジェリーク・キジョーは25日、130以上の各国政府代表を含む国連総会に集った世界のリーダーたちの前で、力強いパフォーマンスを披露し、持続可能な開発目標(SDGs)の採択を祝いました。
ステージに立ち、ジョン・レノン氏の愛と平和を謳う曲「イマジン」を歌ったシャキーラ大使は、次のように述べました。「私たちは、貧困の中で生まれた多くの人が生涯貧困のまま亡くなっていく世界に生きています。貧困を撲滅し、地球上で最も権利を剥奪されている人々に公正と平等をもたらす最初の社会を作れるかどうかは、私たちにかかっているのです」
2002年からユニセフ親善大使として活動するキジョー大使も、自身が母国と呼ぶアフリカ大陸への賛歌「Afirika」を歌いました。
「アフリカとその地に暮らす子どもたちは、SDGsの恩恵を最も受けることになるでしょう。ですが、もし私たちのリーダーが平和と繁栄のためのこの新たなアジェンダに対して最大限の行動をしなかったなら、最も大きな損害を受けるのもまた彼らなのです」とキジョー大使は述べています。「世界中の人々がこの新しい目標の内容とその重要性を十分に理解し、自分たちのリーダーに成功あるいは失敗の責任を課せられるよう、私はアーティストとして自分の声を使って伝えたいのです」
SDGsの採択に先立ち、世界から集った若者たちに囲まれて登壇したマララ・ユスフザイさんも、今日生きる子どもたちへの希望を語りました。
SDGsは、極度の貧困や飢餓をなくし、すべての人に生涯にわたって質の高い教育を提供し、地球を守り、そして平和で誰もが受け入れられる社会を推進するという、野心的な世界の行動計画を示しています。
ユニセフは、すべての子どもが人生において平等なスタートを切れるようになるために、SDGsは歴史的な機会を提供するものだと述べており、仮に最も不利で苦しい立場に置かれている子どもたちに世界が目を向けなければ、この機会は失われるだろうと警鐘を鳴らしています。
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org/)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/)
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