Sansan、「営業活動における実態調査」を実施
~7割が営業現場でのDXが進んでいないと回答、「新規・既存顧客の拡大」を期待する声が高まっている傾向に~
調査の結果、コロナ禍後に営業の難易度が高まっていると回答した人は57.4%にのぼっており、「顧客ニーズの多様化」「営業手法の多様化」「新たな競合・類似サービスの出現」が主な理由として挙げられました。また、所属組織で営業DXが進んでいないと回答した人は73.5%おり、営業ではDX推進に課題があることが明らかになりました。
一方、営業DXに期待していることTOP3は「営業活動の効率化」「新規顧客の開拓」「既存顧客からの売上拡大」でした。従来からアナログな営業活動を効率化するニーズは高い状況でしたが、今回調査の特徴として新規・既存顧客の拡大を期待する声が多く挙がる結果となりました。
■調査結果サマリ
・約6割がコロナ禍前と比較して営業の難易度は高まっていると感じている
・難易度が高まっている理由TOP3は「顧客ニーズの多様化」「営業手法の多様化」「新たな競合・類似サービスの出現」
・約7割が所属組織で営業DXは進んでいないと回答
・営業DXに期待していることTOP3は「営業活動の効率化」「新規顧客の開拓」「既存顧客からの売上拡大」
■調査の背景
昨今、営業活動の在り方は大きく変化しています。新型コロナウイルス感染症拡大時には、従来の対面営業はオンライン営業へとシフトし、リモートワークやDXツールの活用が一般的になりました。一方で、2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、リモートワーク中心だった営業活動から対面営業も増加傾向にあります。5類感染症に移行して1年が経ったなか、企業の新たな営業課題を明らかにするため調査を実施しました
■調査の結果
・約6割がコロナ禍前と比較して営業の難易度は高まっていると感じている
営業担当者1025名にコロナ禍前後で営業の難易度は高まっているか聞いたところ、「高まっている」または「やや高まっている」と回答した人は57.4%という結果でした。
・難易度が高まっている理由TOP3は「顧客ニーズの多様化」「営業手法の多様化」「新たな競合・類似サービスの出現」
難易度が高まっていると回答した人にたいして、理由を聞いたところ「顧客ニーズの多様化」が55.7%、「営業手法の多様化」が41.9%、「新たな競合・類似サービスの出現」が31.4%という結果となりました。
・約7割が所属組織で営業DXは進んでいないと回答
次に営業現場におけるDXの推進状況を明らかにするため、所属する組織では営業DXが進んでいるか聞いたところ、「進んでいない」または「どちらかと言えば進んでいない」と回答した人は73.5%という結果となりました。
・営業DXに期待していることTOP3は「営業活動の効率化」「新規顧客の開拓」「既存顧客からの売上拡大」
営業DXに期待することを聞いたところ、「営業活動の効率化」が52.8%と最も多く、「新規顧客の開拓」が34.0%、「既存顧客からの売上拡大」が27.6%でした。従来からアナログな営業活動を効率化するニーズは高い状況でしたが、今回の特徴として新規・既存顧客の拡大を期待する声が多く挙がる結果となりました。
■Sansan株式会社 執行役員/Sansan事業部 事業部長 小川 泰正
本調査では、顧客ニーズや営業手法の多様化によって営業難易度が高まっていること、また営業現場におけるDX推進は進んでいない実態が明らかになりました。2018年に経済産業省がガイドライン(※1)をまとめたことで企業の意識が高まりはじめ、コロナ禍を経て一気に広がったDXですが、営業現場ではまだまだ推進の余地があるということは、営業DXサービスを提供する私たちとしても向き合わなければいけない課題だと感じています。
また営業DXに期待することとして「営業活動の効率化」「新規顧客の開拓」「既存顧客からの売上拡大」が上位にランクインしています。実際の顧客からも同様の相談が増えており、これからはDXを通じて単に業務を効率化するだけではなく、いかに売上を拡大できるかが求められています。当社が提供する営業DXサービス「Sansan」では、名刺やメールといった接点情報に加え100万件以上の企業情報、商談をはじめとする活動情報など複数情報を掛け合わせることで、これまで気付けなかったビジネス機会を最大化し、売上の拡大を後押ししています。これからも名刺管理に留まらない価値を提供することで、企業の営業課題を解決し、ビジネス機会の最大化を後押ししてまいります。
※1:経済産業省「DXレポート」(2018年9月7日発表)
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_02.pdf
■調査概要
調 査 名:営業活動における実態調査
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:企業で営業・営業企画を担当する1025名
調査期間:2024年4月23日~2024年4月25日
調査企画:Sansan株式会社
(以上)
■名刺管理から、収益を最大化する「Sansan」
Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築します。あらかじめ搭載している100万件以上の企業情報や商談をはじめとする営業活動の情報も一元管理できるようにすることで、これまで気付けなかったビジネス機会を最大化し、売上の拡大を後押しします。また、名刺関連の業務や商談準備を効率化することで、社員一人ひとりの生産性を高め、コストの削減も可能にします。
https://jp.corp-sansan.com
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル 13F
資本金:67億48百万円(2024年2月29日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com
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