駅を拠点に地域の未来を担う産業・人材を育てます~「JRE Local Hub」燕三条・館山開業!!育成型「こども食堂」を那須塩原に開設~
○ JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革 2027」で掲げる「地方を豊かに」を実現するため、駅の交流拠点化を推進しています。地域の駅を拠点にしてエリア外のヒトやサービスをつなぎ、地域の産業や人材を育成することで、新たな地方創生を目指します。 ○ 政府が進めるデジタル田園都市構想のもと、地方創生型ワークプレイス「JRE Local Hub」が、燕三条駅とホテルファミリーオ館山内にOPENします。燕三条駅では、100以上の工場(こうば)と国内外の企業をつなぐ取り組みや、東京都の工業高校と連携した教育プログラムなどを実施し、ヒトを育て、地域の産業発展に貢献します。 ○ JR東日本初となる育成型「こども食堂」を那須塩原駅に開設し、食の提供にとどまらず、英会話などの教育プログラムを実施します。ヒトとの関わりを通じ、食の大切さや学習機会を得られる新たなコミュニティ空間を提供します。 |
1 目指す姿
「空間自在ワークプレイスサービス※」などのDXを活用し、ビジネスマッチングの仕組みや教育プログラムを構築することで、居住エリアに捉われない豊かな教育・くらしを提供し、地方創生を目指します。
※ 「空間自在ワークプレイスサービス」は、 KDDI 株式会社と推進する、場所や時間にとらわれない多様な働き方やくらしの創出を目的とした「空間自在プロジェクト」から生まれたサービスです。
※ 「MOC」は、株式会社ドッツアンドラインズが運営する、ものづくりコンシェルジュです。国内外のメーカーから受けるものづくりの依頼に対し、燕三条の協力企業から最適な組み合わせを提案するビジネスマッチング機能を有します。
2 「JRE Local Hub」 燕三条・館山 OPEN!!
(1)JRE Local Hub 燕三条
2月17日、燕三条駅構内に「JRE Local Hub燕三条」がオープンします。
JRE Local Hub燕三条は、株式会社ドッツアンドラインズとともに、工場ごとに細分化された技術や役割を集約し、ビジネスマッチングの窓口となります。燕三条の工場と国内外のメーカーをつなぎ、最適な組み合わせを提案することで、優れた技術の発掘とものづくりの発展をサポートします。
【参考】MOCを活用して商品開発に取り組む企業の声
ものづくりの活性化および次世代人材の育成を目的として、MOCおよび東京都の工業高校と連携した参加型教育プログラムや工場体験を開始しています。今後は、空間自在ワークプレイスサービスを活用したリモート講座を実施し、地域産業について自ら考え、提案する機会を提供します。
また、2023年6月、課題発掘型リーダー人財育成プログラム「JRE Station カレッジ」を開校し、地方創生を志す方々とともに地域課題の解決に取り組みます。
さまざまなつながりを生み出す場としてコワーキングスペースを提供します。誰でも好きな時間に利用でき、STATION WORK専用WEBサイトからの予約利用も可能になります。
施設HP(https://factory-window.jp/)
(2)JRE Local Hub 館山
3月20日(予定)、ホテルファミリーオ館山内に「JRE Local Hub 館山」がオープンします。
海をのぞむ1棟型レンタルオフィスを整備します。プライバシーを守りながら、館山の温暖な気候、太陽、海といった豊かな自然を満喫しつつ仕事ができる快適な空間を提供します。また、さまざまなエリアからの企業誘致を通じて、地域ビジネスの創出と産業育成に貢献します。
地域の課題解決をテーマとしたビジネスセミナーを定期開催します。地域団体や大学などと連携し、地方創生を担う人材を育成します。
リゾート感あふれリラックスできるコワーキングスペースを整備し、多様な働き方と仕事の効率性向上を実現します。館山市内の各施設とも連携し、移住・定住の促進を図ります。
館山市を中心に構成するコンソーシアム(共同事業体)と連携し、海沿いに位置する館山ならではの地域の魅力を活かしたシーカヤックやヨガなどのリフレッシュメニューを提供します。
3 育成型「こども食堂」が那須塩原にOPEN!!
3月25日、那須塩原駅高架下に新たな育成型こども食堂として「エキナカこども食堂~育む~(仮称)」をオープンします。
食の提供にとどまらず、各地域の指導者からさまざまな教育プログラムを提供し、社会課題とされている教育機会の差を縮めます。
また世代や地域の交流を促進するコミュニティ拠点を目指します。
地元の新鮮な素材を活用した温かい食事を提供し、食育を通じ子どもも大人も世代を超えて交流できる空間を藤和那須リゾート株式会社とともに提供します。
JR東日本では、つながりのある地元農家さんから提供いただいた規格外の野菜や加工品を取り扱ったマルシェも実施します。
空間自在ワークプレイスサービスを導入し、離れていても同じ空間にいるような臨場感あふれる映像と音声により、対面授業に近い環境を整備し、質の高い英会話学習の機会を提供します。
今後は、アバターなどの先端技術も活用し、居住地や年齢にとらわれない多様な指導者から、音楽やダンスなどの多彩な学びを提供することを目指します。
4 今後の展開について
今後も、駅を交流拠点に、今回実施する産業振興や人材育成にとどまらず、その地域ごとのさまざまなニーズや課題をくみ取り、地域特性に応じた幅広い施策を展開していきます。
JR東日本は「地方を豊かに」をキーワードに、デジタル技術の活用や社外パートナーとの共創などにより、すべての人が心豊かに生活できるサービスの提供に取り組んでいきます。
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