成長戦略のエナジートランジション事業を推進する「GXセグメント」を新設
◆ シナジーを生かして、脱炭素化への取り組みを加速
三菱重工業は、当社グループが成長戦略として取り組むエナジートランジション事業を推進する事業部門として、「GX(Green Transformation)セグメント」を4月1日に新設します。現状、複数の部門にまたがるエナジートランジション関連部門を再編し、プロジェクトマネジメント機能およびエンジニアリング機能を強化した体制とすることで、顧客ニーズへのワンストップ対応を可能とし、共通するリソースを有効活用して対応能力の向上を図ります。
当社グループは、2020年10月に発表した中期経営計画「2021事業計画」において、「エナジートランジション」と「社会インフラのスマート化」の2つを成長エンジンとして掲げ、2030年までに企業価値を⼤幅に向上するため、エナジートランジションの取り組みを進めています。
昨今、エネルギー安全保障・気候変動対策のために税額控除および補助金を制度化する米国のインフレ抑制法(IRA)をはじめとした世界各国の脱炭素政策の後押しにより、水素・アンモニアの製造および利用やCO2回収および利活用の技術に対するニーズが高まり、今まで以上に一貫した提案力や対応力が求められています。
これら外部環境の変化に対応するべく、2023年4月には、CO2回収装置などを取り扱う事業において世界トップレベルの技術を提供し、アンモニアプラントや交通システムなどに関する豊富な実績を有する三菱重工エンジニアリング株式会社(MHIENG)を三菱重工業に統合し、「エンジニアリングセグメント」を設置しました。
さらに今回、現在エナジードメイン(水素・アンモニア事業開発など)、エンジニアリングセグメント(CO2回収、アンモニアプラント、交通システムなど)、成長推進室(水素・アンモニア・CO2バリューチェーンなど)にまたがっているエナジートランジション関連部門を統合し、エナジートランジション関連事業のさらなる強化を図っていきます。
<組織再編の概要>
1.エナジードメイン エナジートランジション推進部の一部、エンジニアリングセグメント、成長推進室の一部を統合し、CEO直轄の「GXセグメント」として機動的な事業運営を行っていきます。
2.本再編に伴い、エンジニアリングセグメントを廃止します。
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