不動産会社へのSDGs調査で「日常的な取り組み」への関心が高い結果に!「コスト負担」や「社員の意識」は課題|いえらぶ調べ

株式会社いえらぶGROUP

不動産業界特化のDX支援サービスを展開する、株式会社いえらぶGROUP(本社:東京都新宿区、代表取締役:岩名泰介、以下「いえらぶGROUP」)は、不動産会社・エンドユーザーに対して「SDGsに関するアンケート調査」を実施しました。有効回答1,237件(不動産会社237名、エンドユーザー1,000名)の調査結果を発表します。

■調査の背景

近年、地球温暖化や環境問題への関心の高まりとともに、SDGs(持続可能な開発目標)への意識が高まっています。不動産業界においても、環境負荷の低減や社会貢献活動など、SDGsへの取り組みが求められています。

本調査では、不動産業界におけるSDGsの現状と課題を明らかにするため、不動産会社とエンドユーザーを対象に「SDGsに関するアンケート調査」を実施しました。

■アンケート調査サマリー

1.SDGsへの取り組み意欲、エンドユーザーは64.4%に対し不動産会社は40.5%、「関心はある」が行動に移せていない

2.不動産会社の27.0%がコスト削減の効果を実感、一方でSDGs活動の効果を実感できていない会社も一定数

3.不動産会社は58.6%がSDGsを「意識したい」と回答、今後の取り組みに注目

1.SDGsへの取り組み意欲、エンドユーザーは64.4%に対し不動産会社は40.5%、「関心はある」が行動に移せていない

不動産会社に対して「SDGsの取り組みを行っていますか?」という質問をしたところ、「取り組んでいる」と回答した不動産会社が40.5%、「まだ取り組んでいないが、関心がある」が18.6%という結果となりました。

SDGsへの関心は高まっているものの、具体的な行動に移せていない不動産会社が多いことが分かりました。

一方、エンドユーザーへの調査では、64.4%がSDGsを意識した生活をしていると回答しました。

不動産会社に「SDGsでどのような取り組みを行っているか」について質問したところ、「ごみの分別やリサイクル」(22.6%)や「ペーパーレスの実践」(17.6%)、「エコバッグやマイボトルの使用」(17.2%)が上位を占めました。

エンドユーザーへの調査でも、「ごみの分別やリサイクル」(20.2%)や「エコバッグやマイボトルの使用」(19.1%)、「フードロスの削減」(16.1%)などの回答が上位3位となりました。

これらの結果から、不動産会社とエンドユーザーの双方が、比較的取り組みやすい活動や、日常生活で実践できる活動が多い傾向にあることが分かります。

2.不動産会社の27.0%がコスト削減の効果を実感、一方でSDGs活動の効果を実感できていない会社も一定数

不動産会社に「SDGs活動により、どのような業務の変化がありましたか?」と質問したところ、「コストが削減された」(27.0%)や「業務が効率化された」(16.7%)など、業務改善につながったと回答した企業が見られました。

一方で、「特に変化はない」という回答も31.0%と多く、SDGs活動の効果を実感できていない不動産会社が多いことが課題として浮き彫りになりました。

一方、エンドユーザーに「SDGs活動をしてよかったと感じることは何ですか?」と質問をしたところ、「節約や効率的な生活につながった」(29.1%)や「環境や社会に貢献している実感が得られた」(17.7%)など、SDGs活動によるメリットを感じている人が多いことが分かりました。

「生活の質が向上した」(21.7%)や「家族や周囲との協力や会話が増えた」(11.5%)など、QOLの向上につながったと回答した人もいました。

「特に感じることはない」と回答した人は5.8%で、不動産会社よりも個人の活動のほうが効果を実感しやすいことが分かりました。

加えて不動産会社に、「SDGs活動における課題」について質問したところ、「コスト負担が大きい」(12.9%)や「業務効率化が進まない」(11.4%)など、費用や時間に関する課題が多く挙げられました。「社員の意識が追いつかない」(13.9%)や「顧客満足度が向上しない」(8.6%)など、社内や顧客への浸透に関する課題も挙げられました。

3.不動産会社は58.6%がSDGsを「意識したい」と回答、今後の取り組みに注目

今後のSDGs活動について尋ねたところ、「意識していきたい」という回答は、不動産会社では58.6%、エンドユーザーでは75.5%となりました。エンドユーザーのSDGsへの意識が高い一方で、不動産会社も半数以上が「意識していきたい」と回答しており、SDGsへの関心が高まっていることが伺えます。

不動産会社に具体的な取り組みの内容について質問をしたところ、「ペーパーレス化」(28.4%)や「廃棄物の削減」(18.9%)、「省エネルギーの取り組み」(18.3%)など、オフィス環境における取り組みへの関心が高い割合を占めました。

今回の結果から、不動産会社とエンドユーザーの双方で、SDGsへの関心が高まっていることが分かりました。特に日常的な取り組みへの関心が高く、今後いかにSDGsの具体的な取り組みの幅を広げていくかが注目すべきポイントとなりそうです。

■いえらぶGROUP 常務取締役 庭山健一 コメント

今回の調査で、SDGs活動への関心が高まりつつある一方で、コストや業務効率といった課題も浮き彫りになりました。SDGs活動を、コスト削減や業務効率化のメリットと組み合わせ、いかに無理なく組み込んでいけるかを考えていく必要があります。

当社は、不動産会社向けのデジタルツールを提供し、コスト削減や業務効率化の観点からより管理しやすい環境づくりを進めてまいります。

■調査概要

調査期間:2025年1月23日~2025年2月3日

調査機関:株式会社いえらぶGROUP

調査対象:【エンドユーザー】「いえらぶコラム」読者や当社SNSフォロワーなど、【不動産会社】「いえらぶCLOUD」を利用している不動産会社の従業員など

有効回答:【不動産会社】237件、【エンドユーザー】1,000件

調査手法:インターネットアンケート調査

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■いえらぶGROUPについて

いえらぶGROUPは、「いい家選ぶ、いえらぶ。」のミッションステートメントをもとに、誰もが安心した住まい選びができる明日をつくります。

不動産業界向けのバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は全国25,000社以上で利用されており、利用企業のDXを推進しています。

また、グループ各社で「家賃保証」「ライフライン取次」「駐車場運営管理」「SNS・動画」「賃貸管理業務BPO」「AI間取り」など幅広い業務支援も事業展開中。

今後も業界への利益相反の観点から、不動産取引業には参入せず、誰もが安心して利用できる、公平な不動産プラットフォームを実現していきます。

会社名:株式会社いえらぶGROUP

代表者:代表取締役 岩名泰介

設立 :2008年1月

資本金:3,825万円

所在地:東京都新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル50階

コーポレートサイトhttps://www.ielove-group.jp/

不動産事業者向けサービス紹介サイトhttps://ielove-cloud.jp/

不動産ポータルサイトhttps://www.ielove.co.jp/

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株式会社いえらぶGROUP 広報課

担当:小玉、秋吉、高橋

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業種
情報通信
本社所在地
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代表者名
岩名泰介
上場
未上場
資本金
3825万円
設立
2008年01月