砂層型メタンハイドレートフォーラム2020開催報告
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)が国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)および日本メタンハイドレート調査株式会社(JMH)とともに組織するMH21-S研究開発コンソーシアム(MH21-S)は、2020年12月16日に「砂層型メタンハイドレートフォーラム2020」を初のオンライン形式で開催しました。今回のフォーラムでは「『フェーズ4』の2年目、MH21-Sは何をしているのか?」をテーマに、米国研究者の発表を含む計12件の発表を行いました。
MH21-Sは、経済産業省が2019年2月に改定した「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」に基づき、砂層型メタンハイドレートの将来の商業生産を可能とするための技術開発を進めており、2019年度からフェーズ4を実行しています。
本フォーラムでは「『フェーズ4』の2年目、MH21-Sは何をしているのか?」をテーマに初のオンライン形式で開催しました。
第1部冒頭ではMH21-Sプロジェクトマネジャーより、一般の方にもメタンハイドレート研究開発の現状をご理解いただけるよう「石油・ガス開発について/石油・ガス開発とメタンハイドレート開発の違いと難しさ/『フェーズ4実行計画』について」を説明し、以後、MH21-Sメンバーである研究者より各研究内容について発表しました。
第2部ではアラスカ陸上産出試験に係わる発表や米国地質調査所USGSのTimothy S. Collett博士に「The Gas Hydrate Challenge - The Evolution of Gas Hydrate from a Gas Resource to a Gas Reserve -」について動画で講演をいただきました。
今回のフォーラムでは、ライブ配信中には多くのご質問をいただき、第1部、第2部終了後に各研究者より説明・回答しました。
本フォーラムの発表資料は、MH21-Sホームページで公開しています。以下URLよりご覧いただけます。
■MH21-S研究開発コンソーシアム(MH21-S)ウェブサイト『資料館』
(URL)https://www.mh21japan.gr.jp/report/forum.html
本プロジェクトは経済産業省資源エネルギー庁からの委託事業として実施されています。
リリース本文はこちら
(URL)http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_15_000001_00055.html?mid=pr_201225
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