自動車向けの最新ソリューションを第7回 国際カーエレクトロニクス技術展に出展
2015年1月14日(水)~1月16日(金) : 東京ビッグサイト(STブース : 西1-84)
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、第7回 国際カーエレクトロニクス技術展において、自動車向けの最新ソリューションを出展します。自動運転やコネクテッドカーに代表される最先端の研究開発を通して自動車とITの融合が加速しており、搭載される半導体の数は劇的に増加しています。STは、自動車の基本機能のさらなる向上と、次世代のスマート・ドライビングの実現に貢献する先進的な車載用半導体ソリューションを提供しています。
STブースで紹介する主なソリューション
・高度運転支援 & コネクテッドカー
自動運転の要素となる重要な技術の一つに、周辺車両や歩行者といった自車周辺の障害物、さらには道路標識や車線を検知し、自動でブレーキをかけたり、速度や車間距離を制御することで、より安全な運転を可能にする高度運転支援システム(ADAS : Advanced Driving Assistance System)が挙げられます。STブースでは、車両の周囲にミリ波を照射し、その反射波を基に障害物の距離や方向を計測するミリ波レーダー用のトランシーバICの他、Mobileye社と共同開発した視覚ベースの歩行者・車両・標識・車線検知を可能にする画像処理プロセッサ EyeQ3(TM)を紹介します。
また、自動車がネットワークにつながるコネクテッドカー分野では、車同士や車とインフラ(道路、信号機、衛星など)が通信する最新の車車間・路車間通信(V2X)が注目を集めています。道路の安全性を飛躍的に改善するV2Xは、極めて少ないレイテンシ、最高の信頼性を備えた無線信号の送受信、高度にセキュアな通信、および正確な測位情報で運用される必要があります。ブースでは、V2X用ICを搭載する自動車が信号機と通信し、ブレーキを自動的に制御するコンセプトや、ネットワーク化された自動車をセキュリティ脅威から守る車載用セキュリティ・ソリューションを紹介します。
・センサ & アクチュエータ
現在の自動車には、圧力センサや加速度センサをはじめとし、すでに多数のセンサが使用されています。センサはより安全で快適なスマート・ドライビングに向けた新たな技術革新を起こす可能性を秘めています。車載用MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)の主要サプライヤ(1)であるSTは、加速度センサやジャイロ・センサといった既存の車載用MEMSセンサに加え、MEMSマイクロフォン、UVセンサ、温湿度センサ、圧力センサといった環境センサ、さらには近接センサやMEMSピコ・プロジェクタなど、スマート・ドライビングの実現に向けた、完全なセンサ・ポートフォリオを紹介します。
ブースでは、自動車のコックピットに各種センサを組込み、車内環境を検出するデモを行います。このデモでは、環境センサが検出するUV・温湿度・気圧といった環境情報に加え、腕時計型の光学式心拍モニタが検出する運転手の心拍情報を確認することができます。また、コックピット中央部には、車載機器のモーション操作を可能にする近接センサが設置されている他、シートベルト部分にはMEMSマイクロフォンが組込まれており、音声によるオーディオ操作(再生・停止)も可能です。
・パワー・トレイン & ボディ・エレクトロニクス
パワー・トレインは、自動車の動力にかかわる最も重要な部分です。とりわけ、エンジン制御ユニット(ECU)は、パワーを効率よく作り出すことが求められ、燃費向上において大きな役割を果たします。STは、独自のBCD(バイポーラ・CMOS・DMOS)プロセスを採用したエンジン制御用ICと車載用32bitマイコンを組み合わせたECU向けソリューションのデモを実施します。このデモでは、アクセルの踏み込み量をマイコンが演算し、燃料弁の開閉を制御すると共に、エンジン制御用ICに指示を出します。エンジン制御用ICは、アクセルの踏み込み量の情報に応じて、燃料噴射装置を駆動させます。
また、STは、電気自動車・ハイブリッド車向けに、ガルバニック絶縁とアナログ・ロジック回路を同一チップ上に集積した先進的なモータ駆動用ゲート・ドライバを開発しました。BCDプロセスに、絶縁層を生成するイノベーションを組み合わせたこの製品は、別の回路に干渉することなく最大1500Vまでの高い電圧に対応することができる他、SPI通信用インタフェースを通じてソフトウェアによる設定が可能なため、高い柔軟性を実現しています。さらにSTは、VIPowerプロセスを用いた高機能ハイサイド・スイッチICを用いて、自動車のライトを制御するデモを実施します。この製品ファミリは、競合製品よりも低い電源電圧(4V)で動作すると共に、幅広いオン抵抗に対応しています。
STブースで紹介するその他の革新的な車載半導体ソリューション
・複数の衛星測位システムから信号を受信できる1チップ測位用IC
・スマートフォン / タブレットと車載インフォテインメント機器の通信を可能にするダイナミックNFCタグ
・携帯型機器の車内での充電を可能にするワイヤレス給電ソリューションやUSB充電制御IC、および革新的なSiCパワーMOSFET
(1)出典 : IHS Market Tracker Automotive MEMS H1 2014
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
STブースで紹介する主なソリューション
・高度運転支援 & コネクテッドカー
自動運転の要素となる重要な技術の一つに、周辺車両や歩行者といった自車周辺の障害物、さらには道路標識や車線を検知し、自動でブレーキをかけたり、速度や車間距離を制御することで、より安全な運転を可能にする高度運転支援システム(ADAS : Advanced Driving Assistance System)が挙げられます。STブースでは、車両の周囲にミリ波を照射し、その反射波を基に障害物の距離や方向を計測するミリ波レーダー用のトランシーバICの他、Mobileye社と共同開発した視覚ベースの歩行者・車両・標識・車線検知を可能にする画像処理プロセッサ EyeQ3(TM)を紹介します。
また、自動車がネットワークにつながるコネクテッドカー分野では、車同士や車とインフラ(道路、信号機、衛星など)が通信する最新の車車間・路車間通信(V2X)が注目を集めています。道路の安全性を飛躍的に改善するV2Xは、極めて少ないレイテンシ、最高の信頼性を備えた無線信号の送受信、高度にセキュアな通信、および正確な測位情報で運用される必要があります。ブースでは、V2X用ICを搭載する自動車が信号機と通信し、ブレーキを自動的に制御するコンセプトや、ネットワーク化された自動車をセキュリティ脅威から守る車載用セキュリティ・ソリューションを紹介します。
・センサ & アクチュエータ
現在の自動車には、圧力センサや加速度センサをはじめとし、すでに多数のセンサが使用されています。センサはより安全で快適なスマート・ドライビングに向けた新たな技術革新を起こす可能性を秘めています。車載用MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)の主要サプライヤ(1)であるSTは、加速度センサやジャイロ・センサといった既存の車載用MEMSセンサに加え、MEMSマイクロフォン、UVセンサ、温湿度センサ、圧力センサといった環境センサ、さらには近接センサやMEMSピコ・プロジェクタなど、スマート・ドライビングの実現に向けた、完全なセンサ・ポートフォリオを紹介します。
ブースでは、自動車のコックピットに各種センサを組込み、車内環境を検出するデモを行います。このデモでは、環境センサが検出するUV・温湿度・気圧といった環境情報に加え、腕時計型の光学式心拍モニタが検出する運転手の心拍情報を確認することができます。また、コックピット中央部には、車載機器のモーション操作を可能にする近接センサが設置されている他、シートベルト部分にはMEMSマイクロフォンが組込まれており、音声によるオーディオ操作(再生・停止)も可能です。
・パワー・トレイン & ボディ・エレクトロニクス
パワー・トレインは、自動車の動力にかかわる最も重要な部分です。とりわけ、エンジン制御ユニット(ECU)は、パワーを効率よく作り出すことが求められ、燃費向上において大きな役割を果たします。STは、独自のBCD(バイポーラ・CMOS・DMOS)プロセスを採用したエンジン制御用ICと車載用32bitマイコンを組み合わせたECU向けソリューションのデモを実施します。このデモでは、アクセルの踏み込み量をマイコンが演算し、燃料弁の開閉を制御すると共に、エンジン制御用ICに指示を出します。エンジン制御用ICは、アクセルの踏み込み量の情報に応じて、燃料噴射装置を駆動させます。
また、STは、電気自動車・ハイブリッド車向けに、ガルバニック絶縁とアナログ・ロジック回路を同一チップ上に集積した先進的なモータ駆動用ゲート・ドライバを開発しました。BCDプロセスに、絶縁層を生成するイノベーションを組み合わせたこの製品は、別の回路に干渉することなく最大1500Vまでの高い電圧に対応することができる他、SPI通信用インタフェースを通じてソフトウェアによる設定が可能なため、高い柔軟性を実現しています。さらにSTは、VIPowerプロセスを用いた高機能ハイサイド・スイッチICを用いて、自動車のライトを制御するデモを実施します。この製品ファミリは、競合製品よりも低い電源電圧(4V)で動作すると共に、幅広いオン抵抗に対応しています。
STブースで紹介するその他の革新的な車載半導体ソリューション
・複数の衛星測位システムから信号を受信できる1チップ測位用IC
・スマートフォン / タブレットと車載インフォテインメント機器の通信を可能にするダイナミックNFCタグ
・携帯型機器の車内での充電を可能にするワイヤレス給電ソリューションやUSB充電制御IC、および革新的なSiCパワーMOSFET
(1)出典 : IHS Market Tracker Automotive MEMS H1 2014
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
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