静かに闘志を燃やす西岡利晃・・・“THIS IS BOXING”で5度目の防衛戦に臨む!
35年ぶり5度目となる世界戦での“日英決戦”を翌々日に控えた22日午後、WBC世界S・バンタム級チャンピオンの西岡利晃(帝拳)と、挑戦者で同級1位にランクされるレンドール・ムンロー(イギリス)が都内のホテルで公式記者会見に臨んだ。
初防衛戦から4試合連続KO勝ちの西岡は、「コンディションは最高。KOは狙っていないが、期待に応える試合をする」と静かに決意を口にした。対照的にムンローは「12ラウンドでも24ラウンドでも、あるいは36ラウンドであろうと、また仮に2ラウンドで試合が終わろうと勝つのは私だ」と必勝を宣言した。
燃える闘志を包み込んだかのような真っ赤なジャージを着た西岡は、終始穏やかな表情を崩すことはなかった。減量を含め調整が順調にいっていることと、9度の世界戦を重ねてきた経験が34歳のチャンピオンに揺るぎない自信を植え付けているのだろう。
そんな西岡だが、グローブ選択の際は赤のメキシコ製8オンス・グローブを入念にチェック。葛西裕一トレーナーの掌に何度も左のショートパンチを打ちつけてフィット感を確認していた。まるで、その左で挑戦者をキャンバスに沈めるシーンを頭に思い描いているかのように――。
「グローブは一つひとつの感触が違うので、僕はその感触を大事にしているんです」
一方のムンローは「着け心地がよければそれでOK」と、すぐにグローブ・チェックを終えた。すでに気持ちは明後日のリングに向いている様子で、西岡と比べると表情は終始硬めだった。「私は夢をかなえるために日本に来たので、絶対に勝って夢を実現させる」と自分に言い聞かせるかのように話した。
ここまでは「静」の西岡、「動」のムンローといった趣だが、はたして試合ではどんな展開が待っているのだろうか。
アンダーカードに出場する各選手も会見に臨み、抱負と決意を口にした。
WBA世界L・フライ級暫定王座決定戦に出場する26戦全勝(22KO)のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)は、「ベスト・コンディションなので、良い試合をして勝つ」と2階級制覇に意欲をみせた。対するフランシスコ・ロサス(メキシコ)「今回の試合は私が勝ってチャンピオンになる」と応戦。
ホルへ・リナレス(帝拳)対ヘスス・チャベス(メキシコ)は、2階級制覇の元王者同士の対決となる。「チャベスは強い選手。勝つために頑張る」と25歳のリナレスが言えば、チャベスは「リナレスは素晴らしい選手。良い試合をして勝つ」と話し、エールを交換。
元世界チャンピオンのホセ・アルファロ(ニカラグア)と拳を交える16戦全勝(14KO)の亀海喜寛(帝拳)は「危険で強い相手に勝って世界に繋げたい」
ホセ・シルベイラ(メキシコ)との世界ランカー対決となる山中慎介(帝拳)は、「自分のボクシングをして世界に近づきたい」と決意を語った。
明日、午後2:00より東京ミッドタウン(キャノピー・スクエア)で行われる前日公開計量を経て、明後日24日(日)運命のゴングが鳴る。
Written by ボクシングライター原功
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
エキサイトマッチスペシャル “THIS IS BOXING”
10月23日(土)午後 2:30 ボクシング前日公開計を東京ミッドタウンからハイビジョン生中継!
10月24日(日)午後 5:00 WBC世界S・バンタム級タイトルマッチを無料放送にて生中継!
10月25日(月) 夜 8:00 ハイビジョンリピート放送
10月26日(火)午後 0:00 リピート放送
◆◆◆ 対戦カード ◆◆◆
【メインカード】
<WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ>
“スピードキング"西岡利晃、5度目の防衛戦に臨む!
WBC世界S・バンタム級チャンピオン/西岡利晃(帝拳) vs
WBC世界S・バンタム級1位/レンドール・ムンロー(イギリス)
【アンダーカード】
<S・フェザー級10回戦>
元2階級制覇チャンピオン/ホルヘ・リナレス(帝拳) vs
元2階級制覇チャンピオン/ヘスス・チャベス(メキシコ)
<WBA世界L・フライ級暫定王座決定戦>
前WBA世界ミニマム級チャンピオン/ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) vs
WBA世界L・フライ級2位/フランシスコ・ロサス(メキシコ)
※ファン・カルロス・レベコ選手 欠場の為、対戦カードが変更となりました。ご了承ください。
<S・ライト級10回戦>
日本S・ライト級チャンピオン/亀海喜寛(帝拳) vs
元WBA世界ライト級チャンピオン/ホセ・アルファロ(ニカラグア)
<バンタム級10回戦>
日本バンタム級チャンピオン/山中慎介(帝拳) vs
WBA世界バンタム級14位/ホセ・シルベイラ(メキシコ)
※生中継で放送されないアンダーカードもあります。
初防衛戦から4試合連続KO勝ちの西岡は、「コンディションは最高。KOは狙っていないが、期待に応える試合をする」と静かに決意を口にした。対照的にムンローは「12ラウンドでも24ラウンドでも、あるいは36ラウンドであろうと、また仮に2ラウンドで試合が終わろうと勝つのは私だ」と必勝を宣言した。
燃える闘志を包み込んだかのような真っ赤なジャージを着た西岡は、終始穏やかな表情を崩すことはなかった。減量を含め調整が順調にいっていることと、9度の世界戦を重ねてきた経験が34歳のチャンピオンに揺るぎない自信を植え付けているのだろう。
そんな西岡だが、グローブ選択の際は赤のメキシコ製8オンス・グローブを入念にチェック。葛西裕一トレーナーの掌に何度も左のショートパンチを打ちつけてフィット感を確認していた。まるで、その左で挑戦者をキャンバスに沈めるシーンを頭に思い描いているかのように――。
「グローブは一つひとつの感触が違うので、僕はその感触を大事にしているんです」
一方のムンローは「着け心地がよければそれでOK」と、すぐにグローブ・チェックを終えた。すでに気持ちは明後日のリングに向いている様子で、西岡と比べると表情は終始硬めだった。「私は夢をかなえるために日本に来たので、絶対に勝って夢を実現させる」と自分に言い聞かせるかのように話した。
ここまでは「静」の西岡、「動」のムンローといった趣だが、はたして試合ではどんな展開が待っているのだろうか。
アンダーカードに出場する各選手も会見に臨み、抱負と決意を口にした。
WBA世界L・フライ級暫定王座決定戦に出場する26戦全勝(22KO)のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)は、「ベスト・コンディションなので、良い試合をして勝つ」と2階級制覇に意欲をみせた。対するフランシスコ・ロサス(メキシコ)「今回の試合は私が勝ってチャンピオンになる」と応戦。
ホルへ・リナレス(帝拳)対ヘスス・チャベス(メキシコ)は、2階級制覇の元王者同士の対決となる。「チャベスは強い選手。勝つために頑張る」と25歳のリナレスが言えば、チャベスは「リナレスは素晴らしい選手。良い試合をして勝つ」と話し、エールを交換。
元世界チャンピオンのホセ・アルファロ(ニカラグア)と拳を交える16戦全勝(14KO)の亀海喜寛(帝拳)は「危険で強い相手に勝って世界に繋げたい」
ホセ・シルベイラ(メキシコ)との世界ランカー対決となる山中慎介(帝拳)は、「自分のボクシングをして世界に近づきたい」と決意を語った。
明日、午後2:00より東京ミッドタウン(キャノピー・スクエア)で行われる前日公開計量を経て、明後日24日(日)運命のゴングが鳴る。
Written by ボクシングライター原功
◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆
エキサイトマッチスペシャル “THIS IS BOXING”
10月23日(土)午後 2:30 ボクシング前日公開計を東京ミッドタウンからハイビジョン生中継!
10月24日(日)午後 5:00 WBC世界S・バンタム級タイトルマッチを無料放送にて生中継!
10月25日(月) 夜 8:00 ハイビジョンリピート放送
10月26日(火)午後 0:00 リピート放送
◆◆◆ 対戦カード ◆◆◆
【メインカード】
<WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ>
“スピードキング"西岡利晃、5度目の防衛戦に臨む!
WBC世界S・バンタム級チャンピオン/西岡利晃(帝拳) vs
WBC世界S・バンタム級1位/レンドール・ムンロー(イギリス)
【アンダーカード】
<S・フェザー級10回戦>
元2階級制覇チャンピオン/ホルヘ・リナレス(帝拳) vs
元2階級制覇チャンピオン/ヘスス・チャベス(メキシコ)
<WBA世界L・フライ級暫定王座決定戦>
前WBA世界ミニマム級チャンピオン/ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) vs
WBA世界L・フライ級2位/フランシスコ・ロサス(メキシコ)
※ファン・カルロス・レベコ選手 欠場の為、対戦カードが変更となりました。ご了承ください。
<S・ライト級10回戦>
日本S・ライト級チャンピオン/亀海喜寛(帝拳) vs
元WBA世界ライト級チャンピオン/ホセ・アルファロ(ニカラグア)
<バンタム級10回戦>
日本バンタム級チャンピオン/山中慎介(帝拳) vs
WBA世界バンタム級14位/ホセ・シルベイラ(メキシコ)
※生中継で放送されないアンダーカードもあります。
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