パーソルキャリアの小学校・中学校向けキャリア教育 講師派遣授業(出前授業)    「“はたらく”を考えるワークショップ」、初の海外授業をジャカルタ日本人学校で実施!

~日本国内の学校だけではなく、海を越えて、                                   “しごと“について子どもたちと共に考えるオンラインワークショップを開催~

パーソルキャリア株式会社

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀬野尾 裕、以下パーソルキャリア)が、全国の小学校・中学校に無償で提供しているキャリア教育 講師派遣授業(出前授業)「“はたらく”を考えるワークショップ」(経済産業省「第11回 キャリア教育アワード」優秀賞 大企業の部 受賞プログラム)では、2022年7月、初めて日本国内の学校を飛び出し、インドネシアのジャカルタ日本人学校でオンラインワークショップを開催しました。

■「小学校・中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」とは。詳細は下記紹介サイトをご覧ください。
https://www.persol-career.co.jp/service/contents/career-workshop/
「“はたらく”を考えるワークショップ」は、パーソルキャリアが全国の小学校・中学校に無償で提供している小学4年生から中学3年生を対象にしたキャリア教育プログラムです。日々さまざまな人や企業の“はたらく”に向き合い続けるパーソルキャリアのキャリアアドバイザーらが講師を務め、現場で培った経験・知識をもとに、自ら主体的に判断しキャリアを形成していくための「生きる力」を養う授業を行っています。開催方法については、一度、お問い合わせください。(2022年10月現在)

■「“はたらく”を考えるワークショップ」インドネシア ジャカルタ日本人学校 開催について
2022年7月13日、ジャカルタ日本人学校の中学1年生44名を対象に、一度にさまざまな業界・業種について学ぶプログラム「しごと市場」を開催しました。
「しごと市場」は、さまざまな業界・業種からパーソルキャリアに転職した社員や、採用支援業務を通じて担当業界のプロフェッショナルとして顧客と向き合う社員が講師役となり、それぞれが経験してきた業界・業種についての紹介や「なぜ最初の会社や業界に就職したのか」「なぜ今の会社や業界に転職をしたのか」「将来はどのようなキャリアを歩みたいのか」などを児童・生徒とパーソルキャリア社員が対話するオンラインワークショップです。
海外の日本人学校での開催は前例がありませんでしたが、現地で奮闘される先生の想いをうかがい、その想いを一緒に実現したい、住む地域に関わらず1人でも多くの子どもたちに「はたらく」について考える機会を提供したいと考え、当プログラムの提供が決まりました。

■「“はたらく”を考えるワークショップ -しごと市場-」 授業レポート
今回の「しごと市場」では、飲食業界、IT業界、銀行業界、医療業界の4つの業界の中から、子どもたちが希望する2つの業界について、業界経験のある講師役の当社社員から話を聞き、インタビューをしてもらいました。
子どもたちは事前学習で、当日の質問について一生懸命に考えてきてくれており、インタビューの時間は大盛り上がり。業界や仕事に関する質問ももちろんですが、その業界で働こうと思ったきっかけなど講師自身のキャリアや“はたらく”への考え方についても質問がされていました。
《授業の流れ》
①    まず、世の中にある仕事の種類や「はたらく」とはどういうことなのかをメイン講師(“はたらく”を考えるワークショップ公認コーディネーター)と一緒に子どもたちが考えていきました。(基本ワーク)
②    4つの業界の中から、子どもたちが聞いてみたい業界を選び、業界講師(パーソルキャリア社員)のいるオンライン会議に移動。講師からの業界に関する講義を聞いた後、子どもたちから講師へインタビューを実施しました。1回目のインタビューが終わると、子どもたちは別の聞きたい業界の講師に移動し、講義を聞き、インタビューを行います。(「しごと市場」)
③    2回目のインタビューの後、再度全員で集まり、数名からインタビューの感想をシェアしてもらい、まとめを実施しました。(振り返り)
※授業は日本語で行いました。

■「“はたらく”を考えるワークショップ -しごと市場‐」を終えた先生からの感想
もともと私は日本(愛知県)で教師をしており、そこではいろいろな業界の方を招き、職業セミナーという形でキャリア学習を実施していました。本校でも同じような授業を実施したいと思いましたが、ジャカルタの現地だけで出来ることも限られており、どのように実施するか検討する中で、オンラインを活用し日本の企業と繋がり、様々な業界・仕事について子どもたちに伝える授業をつくろうと考えました。そこから、インターネットで様々なキャリア教育授業を提供している企業を探したところ、今回の「“はたらく”を考えるワークショップ」を見つけました。
「しごと市場」という一度に様々な業界の話が聞けるプログラム、また学校によってカスタマイズするプログラム等、一緒に授業づくりをしていただけそうな理想に近いプログラムがあったため問い合わせ、数回の打ち合わせを経て、お願いすることにしました。当日の授業はもちろん、前後の授業についても打ち合せを重ねながら授業づくりを進めていきました。
実際の授業では、各業界についてお話いただいた講師の方にそれぞれのカラーがありました。当日のスライドや話す内容、話し方などはオンライン授業ということもあり、特に重要だと思っていましたが、想像以上に、子供たちにとっても、いろいろな業種の仕事内容とかやりがいを知る機会となりました。また、講師役のみなさんの“生き方”そのものや、はたらくことへのやりがいを感じられたことが、子どもたちにとって良かったのではと感じています。 授業後、子どもたちからも「良かった」という声があり、嬉しかったです。

■「“はたらく”を考えるワークショップ -しごと市場‐」を終えた子どもたちの感想(一部抜粋)
・   “はたらく”とは、最初はただ単にお金を稼ぐことだと思っていたけど、そのお金をかせぐ事にやりがいを見つけるために、自分の就きたい仕事をするのが大切だと思いました。
・   今回の授業で、私は自分にあった職業に就きたいと改めて思いました。なぜなら、それぞれの仕事で必要な能力や働く環境などが全く違ったからです。私は自分の将来について真剣に考えたことがあまりなかったけれど、今回の授業を通して不安も自分にあった仕事もぼんやりと見えてきてとてもいい経験になったと感じました。
・   “はたらく”とは、自分でたくさんの仕事の中から好きなものを選べるように、努力をして夢をかなえるものだと感じました。
・   今回のキャリア教育の授業を通して、仕事は自分のためだけではなく、色々な人の生活を支える、人のためにするものだと思いました。特に飲食業界は人の「食」を支え、生活を支えているのだと思いました。IT業界では周りと力を合わせ、色々な人の生活に役立つものを作っているのだと思いました。
・   今回の授業でもっと色々な職業の人がどんな気持ちでどんな目標をもってやっているのか知りたいと思いました。どんな高校、大学で学べるかも調べたいです。
・   今回の授業を通して、どんな仕事でも不安はあるけど自分の意見をしっかりと持って行動していくことが大切だということが良く分かりました。そして今後は、学校でも自分から意見を発表できるように頑張りたいです。

■今回授業を設計・担当したパーソルキャリア「“はたらく”を考えるワークショップ」公認コーディネーター 小林 亜季 コメント

私たちは中学生の頃に“はたらく”や仕事についてどれくらい知っていたでしょうか?全国の児童・生徒と向き合う中で、日々の生活の中では先生・保護者・地域の範囲でしか大人という存在に触れてきておらず、“はたらく”ということや、業界・職業について知る機会はまだまだ限られていて、住む地域や通う学校によってもその機会の差はあることを日々実感しています。

私自身がキャリア教育の推進に関わる理由の1つとして、住む地域によらず1人でも多くの子どもたちに“はたらく」について考える機会を提供したいという想いがあります。その中で今回、海を越えてジャカルタ日本人学校の先生からお問い合わせをいただけたことは本当に嬉しい気持ちでした。
たった1回のワークショップで何か子どもたちの人生が変わる訳ではなく、きっかけの1つにすぎないと思います。ただ、だからこそまずは『知ること』で子どもたちの好奇心を掻き立て、もっと知りたい、もっと学びたいと思っていただくことが今回の授業の狙いでした。子どもたちの感想を見ていると、しっかりとその意図をくみ取っていただけたと感じています。
初の海外の日本人学校に対するワークショップかつオンラインでの実施ということで、不安もありましたが、先生方や生徒のみなさんにご協力いただき、無事に実施することができました。先生方や生徒のみなさんへ感謝申し上げます。ありがとうございました。

<小林 亜季 プロフィール>
パーソルキャリア株式会社 組織開発統括部 RA育成部 兼 ミッション共創推進部 キャリア教育推進グループ

大学卒業後、新卒でパーソルキャリアに入社し、リクルーティングアドバイザー(人材紹介サービスの法人営業)として3年間法人顧客の採用支援を行う。その後、2019年4月にRA育成部に異動し、全国のリクルーティングアドバイザーとして入社・異動する方の研修企画、研修講師、育成施策の企画等に関わりながら、パラレルで有志の活動としてキャリア教育授業の企画や講師を実施。2022年4月に兼務としてキャリア教育推進グループにジョインし、現在は全国のリクルーティングアドバイザーの育成を担いながら、全国の小・中学校でワークショップを行っている。

■本活動に対する当社の想い ~キャリア自律/キャリアオーナーシップがあふれる未来を目指して~
パーソルキャリアでは、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、事業や取り組みを通じて、一人ひとりが自らの機会と可能性を正しく知り、選択し、行動できる「キャリアオーナーシップを育む社会づくり」を進めています。その一環として取り組んでいるのが、全国の小・中学校に無償で提供している「“はたらく”を考えるワークショップ」です。
日本では、多くの子どもたちが“はたらく”に対して「大変そう」「忙しそう」といったイメージを持っていると言われていますが、本当にそれでいいのでしょうか――?子どもたちの「はたらく」をもっとワクワクするものに変えたい。子どもたちが自らの意志と責任で人生を選ぶことができる世界をつくりたい。そんな想いのもと、私たちは活動を続けています。

■プログラム内容
各学校の要望に応じて、業界研究プログラム「しごと市場」、職業体験プログラム「しごとリアル@キャリアアドバイザー」、聞く力を育むプログラム「おとなインタビュー」、1Dayプログラム、カスタマイズプログラムを提供しています。
すべてのプログラムで共通して、キャリアオーナーシップを身につけてもらうことを目的に、たくさんの職業を知ることの大切さや、「何に」なりたいかではなく「なぜ」なりたいかを考えることの大切さを伝えています。
また、2020年度以降は、オンラインにも対応。新型コロナウイルスの影響により「はたらく」の当たり前が変化しつつあるなか、これからの社会を自分らしく生き抜いていくために、子どもたちが今すべきことは何なのかについて一緒に考える時間も設けています。
このほか、ITリテラシー教育や食育、環境教育など他業種の企業の出前授業と組み合わせた企業間連携「生きる力」をはぐくむ講師派遣授業プログラムの開発・提供にも取り組んでいます。

■教育機関からのお問い合わせについて
「小学校・中学校向け “はたらく”を考えるワークショップ」にご興味のある教育機関の方は、以下紹介サイトの下部にある「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
紹介サイト/お問い合わせフォーム:https://www.persol-career.co.jp/service/contents/career-workshop/

■パーソルキャリア株式会社についてhttps://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「doda X」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援などのサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 

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会社概要

パーソルキャリア株式会社

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URL
https://www.persol-career.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー21階
電話番号
-
代表者名
瀬野尾 裕
上場
未上場
資本金
11億2700万円
設立
1989年06月