少数株ドットコム・山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞【経済学】パー サ・ダスグプタ――自然を「資本」として経済に組み込んだ環境・開発経済学者
包括的富とシャドー価格の理論、生物多様性の経済学を示した『Dasgupta Review』で自然を資産として位置付けた功績から、引用栄誉賞とノーベル賞の行方を読み解く
非上場企業の株式流動化プラットフォームを運営する少数株ドットコム株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役会長:山中 裕、以下「当社」)は、ノーベル賞の有力な先行指標として知られるクラリベイト引用栄誉賞(Clarivate Citation Laureates)を取り上げる特別ウェビナー『山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞』を開催いたします。本シリーズでは、Web of Scienceの膨大な引用データからノーベル賞級と目される研究者を、一人ずつ解説します。今回は経済学分野よりパーサ・ダスグプタ氏を取り上げるセッションを、2026年10月9日に開催することをお知らせいたします。
当社は、資本市場の最前線を読み解くうえで、学術の最前線が生み出す知見が、やがて産業や投資の地形を塗り替えることを重視しております。クラリベイト引用栄誉賞は、その胎動をいち早く映す指標にほかなりません。
本セッションでは、2024年にクラリベイト引用栄誉賞に選出されたパーサ・ダスグプタ(Partha Dasgupta)氏を取り上げます。ケンブリッジ大学のFrank Ramsey Professor Emeritus of Economicsで、選出理由は「自然とその資源を人間の経済へ統合したこと」です。東大経済学部卒の投資家であり、同国で自ら実業(医療・教育・農業等)を展開する当社代表取締役会長の山中裕が、同氏の業績と受賞可能性を解説いたします。

■1.ウェビナー開催の背景
クラリベイト引用栄誉賞(Citation Laureates)は、Web of Scienceの引用データを分析し、ノーベル賞級の影響力を持つ研究者を選出する顕彰制度です。2002年の開始以降、選出者のうち89名が実際にノーベル賞を受賞しており、受賞予測の有力な先行指標とされています。
ダスグプタ氏は、森林・土壌・水・漁場・生態系などの自然を、経済の外側ではなく生産と福祉を支える資産として研究してきました。1990年のカール=ゴラン・メーラーとの論文では、開発途上国の貧困層が薪や水などの地域共有資源に強く依存していること、その劣化が国民所得に反映されなければ、成長して見える陰で生活基盤が悪化し得ることを指摘しました。
2000年の「Net National Product, Wealth, and Social Well-Being」などでは、人工資本・人的資本・自然資本をシャドー価格で評価した「包括的富」で持続可能性を捉える考え方を発展させました。GDPは生産のフロー、富は資産のストックで、それぞれ異なる問いに答える――GDPを不要とするのではなく、資産基盤の変化という追加の情報を持たせる発想です。
2019年に英国財務省の委嘱を受けて独立レビューを率い、2021年に『The Economics of Biodiversity: The Dasgupta Review』を公表しました。人間の経済は自然の内部に組み込まれているとし、生物多様性を自然資本の機能や回復力を支える特性として扱っています。1989年にBritish Academy、2004年にRoyal SocietyのFellowに選出されています。
私は、農業や医療の実業を通じ、土や水といった資源の状態が事業の持続性を左右することを実感してきました。自然を資産として測ったダスグプタ氏の受賞可能性を、本ウェビナーで読み解きます。
■2.本ウェビナーの主なトピック
本ウェビナーでは、主に以下の4つのトピックについて詳しく解説を行います。
(1)貧困と環境資源の結合
地域共有資源の劣化が貧困層の生活基盤を損なう構造を、開発経済学に組み込んだ研究。
(2)包括的富とシャドー価格
人工・人的・自然資本を社会的価値で評価し、持続可能性を資産ストックで捉える枠組み。
(3)『Dasgupta Review』と生物多様性
経済を自然の内部に位置付け、生物多様性を自然資本の特性として整理した独立レビュー。
(4)引用栄誉賞とノーベル賞の行方
環境・開発・福祉経済学にまたがる貢献を踏まえた、受賞可能性の読み解き。
■3.開催概要
日時: 2026年10月8日(ノーベル賞発表に先立つ特別回)
タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「クラリベイト引用栄誉賞を読み解く」特別回(経済学)『パーサ・ダスグプタ――自然を資本として経済に組み込んだ経済学者』
形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)
参加費: 無料(事前登録制)
対象者: 環境経済学や生物多様性・サステナビリティに関心のある方、ノーベル賞・引用栄誉賞の予測に関心のあるビジネスパーソン、自然資本やESGを重視する投資家
申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「クラリベイト引用栄誉賞 経済学・ダスグプタ」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。
■4.今後の展望
『山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞』シリーズでは、話題性や印象論に流されることなく、引用データという客観的な「構造」から、学術の最前線とノーベル賞の行方を冷静に読み解いてまいります。今後も少数株ドットコムでは、科学と経済の最前線を投資と社会の文脈に接続し、当社ならではのグローバルインテリジェンスを提供してまいります。
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【本件に関するお問い合わせ先】
少数株ドットコム株式会社
担当部署: 広報担当窓口 info@shosukabu.com
https://note.com/syousuukabu_koho
【関連リンク】
男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com
CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/
投資ブラザーズ:https://m.youtube.com/watch?v=2MG5joxYNn8&ra=m
コスモ株式会社(代表取締役社長:森 堅次、本社:大阪市東成区)に対する株主総会事前質問状送付に関するお知らせ:https://note.com/syousuukabu_koho/n/nde846ac1ff91
株式会社河野メリクロンに対する質問状兼経営改善要求書送付に関するお知らせ:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19356418
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■当社代表プロフィール
山中 裕(やまなか・ゆたか)
1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。
保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。
日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年、HOYAに創業家株主として15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)、社外取締役のみの経営会議設置、株主提案説明文字数の拡大(4,000字)など、ガバナンス改革を求める内容で、ISS・Glass Lewis・日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから、複数の議案で、賛成推奨を受け、2011年にはハーバード大学法科大学院で講演し、その後も、みずほFG・MUFG・りそなHDなどでも40%台の支持を集める株主提案を実施した。
株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。
投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。
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会社概要
少数株ドットコム株式会社
URL: https://www.shosukabu.com/
業種: サービス業
本社所在地: 東京都練馬区東大泉三丁目37番7号
電話番号: 03-3590-4667
代表者名: 山中 裕
上場: 未上場
資本金: 9000万円
設立: 2023年03月
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