三陽商会 設立80周年。「80周年事業」を3月よりスタート
当社は戦後、物資が少ない中で防空暗幕を使ったレインコートを販売したことによりレインコート専業メーカーとして歩み始め、数々の革新的なコートを世に出すことで成長し、その後総合アパレルメーカーへと発展してきました。
80周年という節目を重要なステップの年と位置づけ、お客さまへの感謝の気持ちを表わすと同時に、3月1日(水)に「80周年記念サイト」を公開したことを皮切りに、 1年(2023年3月~2024年2月)を通して80周年事業を実施していきます。
「80周年記念サイト」URL https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/80th/
80周年記念ロゴについて
三陽商会80周年記念ロゴは、この先もずっと変わらず丁寧に服をつくり続けていきたいという想いを、紡がれていく「糸」をモチーフにデザイン。お客さまとのつながりを大切にしながら、あたらしい物語を紡いでいくという意志と決意を、始まりをイメージしたあざやかなカラーで表現しています。
ステートメント
80周年事業について
3月1日(水)に「80周年記念サイト」を公開したことを皮切りに、80周年記念商品の発売や、ブランド総合カタログ「SANYO Style MAGAZINE(サンヨー・スタイル・マガジン)」から80周年記念号の発行、体験型企画を含めたキャンペーンの実施など、1年(2023年3月~2024年2月)を通して80周年事業を実施します。
【① 80周年記念サイト公開】URL https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/80th/
当社のコーポレートサイト内に「80周年記念サイト」を設け、3月1日(水)に公開。80周年のステートメントを表現した動画や、80周年にちなみ全国80店舗のスタッフスナップ、80周年記念商品、当社の80周年の歩みなどを紹介する内容となっています。
【② 80周年記念商品発売】
2023年春夏は、当社の祖業アイテムであるレインコートを筆頭に、各ブランドがレインアイテムを開発。ウエア、傘やシューズといった雑貨アイテムまで、雨の日を快適に過ごすアイテムを3月から5月にかけて発売いたします。加えて、アーカイブ品をブラッシュアップした新商品も発売します。秋冬に向けてはコートを中心に商品開発を進めています。(2023年春夏シーズンの80周年記念商品:メンズ・ウィメンズ計21ブランドより全約80型 発売予定)
『80周年記念商品』は、2021年5月に全社横断のプロジェクトとして発足した「商品開発委員会」(※1)にて開発している商品です。
(※1) 商品開発委員会:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000543.000009154.html
【③ 総合カタログ80 周年記念号発行(4月下旬・11月)】
2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE(サンヨー・スタイル・マガジン)』から、80周年記念号を4月下旬と11月に発行します。4月下旬に発行する80周年記念号では、表紙モデルとしてスペシャルゲストをキャスティングするとともに、80周年記念商品の紹介や特別企画ページを予定しています。詳細については、4月下旬に発表いたします。
【④“周年イヤー”としてPOP UPイベントを開催】
2023年5月に設立80周年を迎える三陽商会と、2023年3月に開店90年となる日本橋髙島屋が、両社の “周年イヤー”を機に、これまでのお客さまとの繋がりを大切に、そして新しいお客さまとの繋がりを拡げていく場として、日本橋髙島屋にてPOP UPイベントを開催いたします。
会場では、三陽商会の祖業ブランドであるコートブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」の歩みを紹介するパネルやアーカイブ商品の展示、そして各ブランドの80周年記念商品の販売などを予定しています。
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■三陽商会設立80周年 × 日本橋髙島屋開店90年 POP UPイベント
イベント名:SANYO 80周年記念企画『SANYOCOATアーカイブ展』
期間: 2023年3月22日(水)~3月28日(火)
場所: 日本橋髙島屋 本館1階正面イベントスペース
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三陽商会の設立と歩み
「三陽商会の歩み」(1943~2022年) 掲載ページURL
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/corporate/history2/
~ 砥石商から出発、戦後にコート第一号を発売 ~
三陽商会の歴史は、戦時中の1943年(昭和18年)5月に創業者・吉原信之が東京に設立、砥石商から始まりました。
戦後、物資が少ない中で入手可能な原材料から様々なものを手掛け、事業を模索。1946年に防空暗幕を用いて作った紳士用の黒いレインコートが三陽商会のコート第一号に。1947年、戦時中のパラシュート生地から着想を得て、絹羽二重に植物油を塗って作ったオイルシルクの婦人用レインコートが大流行。1949年、戦後の大不況の中「レインコート製造販売」専業に転換し看板を掲げました。この看板により進駐軍の家族用レインコート1万着の受注が舞い込み、飛躍の契機となりました。
~ 地味だったレインコートをおしゃれ着に ~
1950年代には、進駐軍用レインコート生産をきっかけに、その売場を設けていた百貨店や素材メーカーとの関係を築き、業界初ともいわれる専属デザイナーを起用。デザイン性のあるレインコートを次々に発表し本格生産を開始。地味だったレインコートをおしゃれ着に変えていきました。
~ コートメーカーから総合アパレルメーカーへ前進 ~
高度経済成長の1960年代、三陽商会ではコートの多品種展開と大量生産が進むなかでも品質の安定化を図るべく、「商品研究室」にはじまり「技術研究室」「縫製研究室」と技術部門を設置。社内で一気通貫できる生産体制を確立させました。1969年には海外名門ブランドとの契約を機に、生産の核となる工場「サンヨーソーイング」を設立し、さらに品質と効率を向上。同時に1960年代後半より婦人用既成服ブランドの発売を皮切りに、コートメーカーから総合アパレルメーカーへと歩みはじめました。
1970年代以降は海外ブランドとの提携を相次いで行い国内で展開するとともに、自社ブランドも次々に開発し市場展開を強化、ブランド戦略を推進していきます。詳しくは「三陽商会の歩み」(1943~2022年)をぜひご覧ください。
「三陽商会の歩み」(1943~2022年) 掲載ページ URL https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/corporate/history2/
企業ロゴの変遷
日本のアパレルメーカーで初めて自社商品に織りネームやタグをつけていた三陽商会は、早い時期からコーポレートアイデンティティを意識していました。初代ロゴ「Sanyo Coat」の文字は、織りネーム、企業ロゴとして用いており「コートの三陽」という企業アイデンティティを広めました。
1971年、総合アパレル化という次のベクトルに合わせてロゴマークを刷新。「Fashion House Sanyo」と記します。社名の前につく音符のような「雨だれマーク」はSANYOのSをモチーフにしたもの。1985年から使われている現在の企業ロゴは、21世紀に向けてハイセンス、ハイクオリティ、インターナショナルを目指す三陽商会をシンボライズしたものです。
以上
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