業界初、出版社45社が書店向けWeb商談会を開催。Withコロナ時代の新たな挑戦を始めます

書店さん、オンラインで商談してみませんか?ー書店向けWeb商談会(β版)ー

書店向けWeb商談会実行委員会は、2020年6月29日(月)~7月3日(金)の5日間、書店向けにオンラインの商談会を開催します。アポイントや商談は無料ツールを組み合わせてコストを抑え、出版社も書店も参加費を無料としました。リアルな対面商談の単なる代替品ではなく、「北海道の書店が沖縄の出版社と出会う」ことも気軽にできる、アフターコロナを見据えたプラットフォームです。

 


「書店さん、オンラインで商談してみませんか?ー書店向けWeb商談会(β版)ー」開催の背景
出版社が作った本が、どのように書店に並ぶのか、みなさんはご存じでしょうか。自動的に配本されるものもありますが、それは一部です。出版社の営業担当者による、各書店への地道な営業活動があり、書店との信頼関係を築くことによって、はじめて並べられる本が多々あります。しかしコロナ禍によって人と人とが距離を取らなければならない今、私たち出版社は、全国の書店員さんにお会いしたくてもなかなか会いにいけません。このままでは本を出荷できず、経営が成り立たなくなるのではないかという危機感さえ持っています。
オンラインでもいいので書店の皆さんにお会いしたい。いやむしろ、オンラインを使えば「北海道の書店さんが沖縄の出版社と出会う」ことさえも、気軽に、安全に行えるようになるのではないか。そう考えた私たち出版社有志の手で、オンラインによる商談会の機会を設けることと致しました。私たちも初めての試みのため、知見を積むためのβ版と呼んでいます。全国の書店員のみなさまには、お気軽に参加して頂きたいと思います。
 
  • 開催概要
日時:2020年6月29日(月)~7月3日(金)の5日間
書店の事前参加申込み期間:2020年6月15日(月)~6月28日(日)
※取次口座を持たない書店様の参加も大歓迎です。
※事前参加申込みが必要です。詳しくは特設ページをご覧ください。
商談方法:Zoomを使用
主催:書店向けWeb商談会実行委員会
参加費:無料
特設ページURL:https://dms838.wixsite.com/web-shodankai
Twitter:https://twitter.com/BooksShodankai

​出展社(全45社、順不同)
語研、ブロンズ新社、グラフィック社、マール社、Jリサーチ、西村書店、リトルモア、ポプラ社、アシェット・ジャポン、芸術新聞社、求龍堂、武蔵野美術大学出版局、晶文社、白水社、国書刊行会、パイ インターナショナル、合同出版、食べもの通信社、彩流社、東京美術、亜紀書房、ラボ教育センター、太郎次郎社エディタス、廣済堂あかつき、かもがわ出版、ロクリン社、好学社、ひさかたチャイルド、絵本館、のら書店、子どもの未来社、光村図書、クレヨンハウス、視覚デザイン研究所、出版ワークス、ビーナイス、アノニマ・スタジオ、朝日出版社、偕成社、青弓社、現代書館、チャールズ・イ・タトル出版、自然食通信社、大和書房、大日本図書

​運営委員会
語研、ブロンズ新社、マール社、リトルモア、ポプラ社、アシェット・ジャポン、パイ インターナショナル、合同出版、彩流社、東京美術、太郎次郎社エディタス、ロクリン社、絵本館、のら書店、視覚デザイン研究所
実行委員長 三芳寛要(パイ インターナショナル代表)
 
  • 無料ツール群で構成する商談システム

全てを無料ツールで構成
今回は出版社の手弁当での開催。できるだけ費用を抑えながらスピーディーに商談システムを構築するため、すべて無料でも使用できるツールで構成しました。参加社の受付はPeatix、特設ページの作成はWix、商談のアポイントにはCalendly、商談の実行にはZoomを使用します。

 
  • 実行委員長 三芳寛要(パイ インターナショナル代表)コメント
コロナ禍の影響で、緊急事態宣言が解除されたあとも、書店への訪問営業を自粛している出版社は少なくありません。厳しい状況の中で、本の流通に携わっているみなさん、書店で働くみなさんも、日々、難しい判断を続けながら営業されていることと思います。本を人々へ届けてくださっているみなさんへ、心から感謝と敬意を表します。

出版社の営業担当は、書店訪問が難しい中でも、新刊や既刊の案内を届けたい一心で、電話やメール、FAX、DMといった手段で書店へ連絡を続けています。ですが書店の現場は今まで以上に多忙であり、こうした出版社からの連絡に対応することも難しい。本は売れているのに、出版社とのコミュニケーションが薄くなったことで、店頭の品揃えも薄くなってきた、という声も聞きます。こうした状況はいつまで続くのか。 1年か、2年か。 コロナ禍がいつか終焉を迎えたとしても、今私たちが経験している「ニューノーマル」と呼ばれる生活様態は、後戻りのできない影響を私たちに与えるでしょう。

いわば私たちは、コロナ禍をきっかけに、新しい時代を作り出そうとしているわけですが、これまでのような手段だけを用い続けていてよいのか。 今後10年、20年先を考えた時に、書店・出版社が、安全で、効率が良く、持続可能なコミュニケーションを行う手段はないだろうか。

そう考えていた時に、ある出版社の方がSNS上で「Web商談会ってどうだろう?」と、つぶやいているのを目にし、思い出したことがありました。そういえば、欧米では出版社同士で、オンライン上で版権売買の商談を行っている。出版社同士のオンライン商談ができるのなら、出版社と書店でもできるはずです。

また、オンライン商談会は単にリアルな対面商談の代替手段ではなく、オンラインならではの良さもあります。コミュニケーションの密度はリアルにはかないませんが、「北海道の書店員さんが沖縄の出版社にも気軽に会える」という、距離や移動時間の制約を取り払える魅力があります。これは、この1~2年のコロナ禍をやりすごす暫定的な期間だけでなく、アフターコロナの新しい時代にふさわしいプラットフォームになりえます。

そして大切なことは、このコロナ禍でも、新規の出会いの場を持てる、ということだと思っています。今現在は、過去に築いた人脈、つながりの中で、なんとかコミュニケーションをとっていますが、商売は、新規の出会いがなければジリ貧です。細い蛇口でもいいので、新たな出会いの場を持ちたい。

そのためには、間口を広くしたい。流通に関しては、大手取次による流通はもちろん、児童書専門取次や洋書専門取次、直取引など多様な流通形態を持つ出版社や書店が参加できるようにしたい。また商談会に参加できない書店からも、注文を受けられるような仕組みを用意し、恒常的な注文受付のプラットフォームとしたい。そうした将来的な拡張性を持たせたいという想いが、今回の商談システムに詰まっています。

出版業界は長く不況の時代にあると言われてきました。コロナ禍によってさらに厳しい状況にあります。しかし同時に、家で時間を過ごすことが多くなり、本の良さが見直される機会となったように感じます。そして私たちも、この状況を「今までに出来なかったことを実現するための機会」ととらえ、コロナ禍が過ぎ去った後、業界全体が飛躍するための筋肉を作り上げたいと願っています。

私たちも初めてのことばかりですので、戸惑いながら、楽しみながら準備を進めました。全国の書店員のみなさまも、どうかお気軽に、楽しんでご参加いただければ幸いです。
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