2023年3月 空港運用状況 外国人旅客数は3ヵ月連続で100万人超、コロナ禍前の8割まで回復航空旅客数全体も267万人と大きく増加
【旅客便の動向】
●航空旅客数全体は267万人(前年同月比311%)となり、2019年同月比でも7割程度まで回復しています。
●国際線については、旅客数が198万人(前年同月比590%)、発着回数が9,395回 (前年同月比200%)となり回復基調にあります。特に外国人旅客数については、引き続き近郊アジアを中心に好調に推移し、125万人(前年同月比1282%)と3ヵ月連続で100万人を超えました。2019年比で見ても8割まで回復してきました。
日本人旅客についても、51万人(前年同月比667%)と外国人旅客程ではないものの、少しずつ回復してきています。
●国内線については、旅客数が69万人(前年同月比133%、2019年同月比100%)、発着回数が4,351回(前年同月比122%、2019年同月比95%)となり、引き続きコロナ禍前とほぼ同水準となっています。
【貨物便の動向】
●国際線貨物便発着回数は、前年を下回り3,107回(前年同月比72%)となりましたが、2019年同月比143%と依然としてコロナ禍前と比べると高い水準を維持しており、3月としては第3位となりました。
●国際航空貨物量は、3月としては過去2番目であった前年から減少し、17.7万トン(前年同月比78%、2019年同月比97%)となりました。
- 2022年度 空港運用状況
【旅客便の動向】
●航空旅客数全体で2,051 万人(前年度比317%)と2021 年度から約1,400 万人増加しました。2019 年度比では49%とコロナ禍前の約半分まで回復しました。
● 国際線に関しては、段階的な水際対策緩和を受け、旅客数1,355万人(前年度比578%)と大きく増加しています。中でも外国人旅客は10 月の規制緩和以降大きく回復し、651万人(前年度比901%)となっています。また、発着回数は8.2 万回(前年度比164%)となり、旅客数と共に数値を伸ばしています。
● 国内線は、3 年ぶりの行動制限のないGW や夏休み、旅行再開に向けたマインドの変化を受け、旅客数で695 万人(前年度比169%)、発着回数で5.1 万回(前年度比155%)となりました。2019 年度比でも旅客数93%、発着回数96%まで回復しています。
【貨物便の動向】
● 国際線貨物便は、貨物量219.7 万トン(前年度比84%)、発着回数3.9 万回(前年度比79%)となり、貨物量、発着回数ともに過去最高であった前年度からは減少となったものの、2019 年度比では、貨物量107%、発着回数163%となり、依然コロナ禍前と比べても高い水準となっています。
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