「ロマンスカー・GSE(70000形)」がブルーリボン賞を受賞
小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、2019年5月23日(木)、特急車両「ロマンスカー・GSE(70000形)」が、鉄道友の会(会長:須田 寛)の選定する2019年「ブルーリボン賞」を受賞しました。
当社車両の「ブルーリボン賞」の受賞は、2009年のロマンスカー・MSE(60000形)以来、通算8度目となります。
ロマンスカー・GSE(70000形)は「箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」を開発コンセプトに、愛称は「Graceful Super Express」の頭文字から命名しています。2018年3月17日、同月に完成した複々線化によるダイヤ改正にあわせて就役し、箱根観光を中心に上質な輸送サービスを提供しています。
ブルーリボン賞の選定にあたっては、展望席やスタイリッシュな車体デザインなど小田急ロマンスカーの伝統を継承しつつ、最新の設備・技術を惜しみなく導入してユニバーサルデザインの積極推進や環境負荷の低減を図るなど、現代の鉄道車両のトレンドリーダーにふさわしい極めて高い完成度に仕上げられていることが評価されました。
<参考 ブルーリボン賞>
ブルーリボン賞とは、毎年鉄道友の会(会長:須田 寛 会員約3000人)が、前の年に営業運転を正式に開始した新形式車両の中から、会員の投票に基づき選考委員会によって最優秀と認められる鉄道車両を選出するものです。2019年の選考対象車両は10車種ノミネートされ、ロマンスカー・GSEは有効投票数の約62.8%の会員の支持を得て選出されました。
<ロマンスカー・GSE(70000形)の概要>
「箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」を開発コンセプトに、「薔薇」の色を基調とした「ローズバーミリオン」に、側面にロマンスカー伝統色の「バーミリオンオレンジ」をあしらっています。車内は、ダイナミックな景色を堪能できる展望席はもちろん、先頭車の一般席は、荷棚を設けないことで、先頭車全体が展望車両と感じるデザインとしています。側面の窓は高さ1mの連続窓を採用して、どの座席からも車窓に流れ行く四季折々の風景をお楽しみいただけます。座席下の収納やラゲージスペースによる荷物スペースの確保をはじめ、車いすスペース、ゆったりトイレなどのバリアフリー、客室内・デッキ部の防犯カメラ、車内Wi-Fiサービスなど、最新の設備・技術を導入し、快適な車内空間を実現しています。
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