トラストバンク、地方暮らしに関するアンケート結果を発表 東京都内の20代以上男女1000名に調査 56%が「関心あり」
~ 新型コロナで地方暮らしに関心が高まった人は46% ◇ 人気の地方トップ3は北海道、長野、静岡 ワーケーションのお礼の品も登場 ~
【結果ポイント】 ◆ 都内に住む人の56%が地方暮らしに「関心あり」 (2017年調査の48%から8ポイント増加) ◆ 新型コロナで関心が高まった人は46% ◆ 地方暮らしに関心がある人のふるさと納税利用率は4割 ◆ 20~30代の若い人の関心が高い (「すでに始めている」の56.2%、「する予定」の45.8%) |
「地方暮らしに関するアンケート」(トラストバンク調査)
対象:東京都内に住む20代以上の男女1,078名 / 期間:2020年6月12日~15日 / 方法:インターネット調査
1. 56%が地方暮らしに「関心あり」、 46%は新型コロナで関心高まる
地方暮らしに「関心がある人」は56%で、2017年6月トラストバンク調査の48%より8ポイント増加しました。
特に20~30代は「すでに二地域居住やワーケーションなどを始めている」人の56.2%、「すでに地方暮らしをすると決めている」人の45.8%を占め、若い世代の関心度の高さがみられました。
新型コロナで関心が高まった人は46%と半数近くに上りました。
2. 人気のライフスタイルは「二地域居住」、地方暮らしに合わせた働き方を望む人も
人気な地方暮らしのスタイルは、都市と地方を往来する「二地域居住」が42.4%。「移住定住」は31.1%、仕事と休暇を両立する「ワーケーション」も24.3%でした。
自由回答には「都市部で暮らし、地方とは特産品でつながる」などがありました。
働き方の割合に大きな差は開かず「現在と同じ会社」が22.7%でした。「特にこだわらない」が2割と、地方暮らしに合わせた働き方を望む人も一定数いることがわかりました。
自由回答には「その地域に多少なりとも貢献できるボランティアなど」といった回答がありました。
3. 新型コロナ流行期に関心をもった人は18% 理由の6割は「自然豊かな環境で暮らしたい」
新型コロナの流行期に地方暮らしに関心をもった人は18%で、直近3年以内で最も高い割合でした。
地方暮らしを始める時期は「特に決めていない」が57%の一方、1~5年以内と近い将来を考えている人も23.3%でした。
検討理由は「自然豊かな環境で暮らしたいから」が最多の6割超。「都市部の有事のリスクが心配だから」も約2割を占めました。
自由回答には「リモートワーク慣れにより東京に住まなくても良いと感じた」「大都市にはない魅力がある」などがありました。
4. 地方暮らしをしたい地域トップ3は北海道、長野、静岡
地方暮らしをしたい東京以外の道府県のトップ3は、北海道(15.7%)、長野(15.4%)、静岡(11.4%)が並びました。一方、「特に決まっていない」も15.9%でした。
その地域を選んだ理由は「出身地または過去に住んでいたことがあるから」「旅行などで訪れたことがあるから」「自然豊かな土地だから」がそれぞれ約3割でした。
5. ふるさと納税の経験者は約4割、寄付先の地域で地方暮らしをしたい人は6割にも
地方暮らしに関心がある人のうち、ふるさと納税の経験者は約4割を占めました。制度の利用率約2割(注)を上回り、地方暮らしの関心層はふるさと納税の利用率も比較的高いことがわかりました。
寄付した自治体で地方暮らしをしたいと思う人は、約6割に上りました。(注)2019年2月トラストバンク調査
【注目!】ふるさとチョイスのワーケーションのお礼の品
◆ 広島県尾道市
- シェアオフィスが利用できるドロップインカード
- 寄付額2万円~
- https://www.furusato-tax.jp/product/detail/34205/4737208
◆ 宮崎県新富町
- 南国・57坪の一棟貸切宿「茶心」1泊2日ペア宿泊券
- 寄付額20万円~
- https://www.furusato-tax.jp/product/detail/45402/4754079
◎ 自治体もワーケーションを推進 鎌倉市では建長寺の「寺ワーク」も
神奈川県鎌倉市では、建長寺でテレワークできる「寺ワーク」が行われています。
Wi-Fi完備の境内で庭園を眺めながら仕事をしたり、坐禅の指導を受けられたりと非日常を体験できます。
※ふるさと納税のお礼の品ではありません。
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