アスエネ、岡谷鋼機に「ASUENE」を提供。70社超のグループ横断で算定体制を構築しサプライチェーン単位での削減へ
「ASUENE」パートナー企業として拡大販売支援と脱炭素をさらに推進
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、名証プレミア市場上場の商社である岡谷鋼機株式会社(本社:愛知県名古屋市、取締役社長:岡谷 健広、以下「岡谷鋼機」)に対し、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を提供しました。岡谷鋼機は、国内外70社を超えるグループ全体でのデータ収集と算定効率化を目的に導入を決定し、スコープ1-3の算定を進めつつ、CDPやEcoVadisの回答支援も受け、開示対応力を強化しています。
今後は当社のパートナー企業として拡大販売支援を加速させ、サプライチェーン単位での脱炭素を推進しながら、2050年のカーボンニュートラル実現を見据えた体制構築を進めます。

「ASUENE」導入背景と目的
岡谷鋼機は鉄鋼、情報・電機、産業資材、生活産業の4事業を展開し、自動車・電機・住宅メーカーなど幅広い顧客を持つ専門商社です。欧州との取引拡大に伴い、スコープ3やCFP算定・開示の要請が増加するなか、同社は従来、Excelとコンサルティングを活用した手作業で対応してきました。しかし、70社超のグループ会社からのデータ収集と集計には膨大な工数がかかり、属人的な運用によるノウハウ継承の難しさも顕在化していました。
CO2排出量の見える化は「出発点」に過ぎず、削減アクションへとつなげるには効率的な仕組みづくりが不可欠でした。こうした背景から、顧客からの開示要請に迅速かつ正確に応える体制を整えるべく、クラウドサービス「ASUENE」の導入を決断しました。
「ASUENE」導入の決め手
岡谷鋼機が「ASUENE」を採用した主な理由は、以下の2点です。
1. グローバル70社超のデータ収集と開示要請への対応
岡谷鋼機は、国内外に展開する70社超のグループ会社からCO2排出量データを収集・集計する必要がありました。従来はExcelやコンサルティングを活用して人力で対応していましたが、工数が膨大で属人的な運用が課題となっていました。さらに欧州取引先を中心にスコープ3やCFP算定・開示の要請が増加し、より精緻で迅速な算定体制が求められていました。「ASUENE」はスコープ1-3の算定とCFP対応を一元的に管理できるため、効率化と顧客対応力の強化を同時に実現する決定的な要因となりました。
2.サステナビリティ経営に向けた多様かつ顧客ファーストの支援
もう一つの決め手は、算定にとどまらず、企業のサステナビリティ経営全般を支える多様な支援が受けられる点です。岡谷鋼機では、「ASUENE」によるCO2排出量見える化に加え、CDP回答支援で「B」スコアを獲得し、EcoVadisの回答支援コンサルティングも活用しています。専門的なコンサルティングとクラウドサービスの両輪により、国際的な開示基準や顧客要請に対応できる体制を整備。営業・コンサル・カスタマーサクセスが連携する伴走型の支援により、安心して持続的に取り組める点が高く評価されました。
今後の展開
岡谷鋼機は「ASUENE」の導入を通じてスコープ1-2の算定を完了し、次のステップとして削減目標やKPIの設定に取り組んでいます。商社という事業特性上、単独での削減には限界があることから、中長期的には取引先と連携したサプライチェーン単位でのCO2排出量削減を推進する方針です。
さらに、当社のパートナー企業として「ASUENE」を活用した拡大販売支援にも取り組み、グループ全体および取引先を巻き込みながら、脱炭素社会の実現を目指します。また、環境負荷低減に資する新たな素材や製品の取り扱いも強化し、事業活動と両立させながら2050年カーボンニュートラルの実現に向けて邁進します。
当社は今後も、脱炭素のパートナーとして、同社のGX・サステナビリティ経営を力強く支援してまいります。
「ASUENE」導入事例詳細
見える化は、“一丁目一番地”。次のフェーズは「アスエネ」とサプライチェーン単位のCO2排出量削減に挑む
https://asuene.com/interview/okaya
「ASUENE」導入事例はこちらからご覧ください。
岡谷鋼機について
会社名:岡谷鋼機株式会社
代表者:取締役社長 岡谷 健広
所在地:愛知県名古屋市中区栄二丁目4番18号
WEBサイト:https://www.okaya.co.jp/
ASUENEについて

「ASUENE」は、CO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービスです。AI活用によるScope1-3の排出量の可視化や報告・情報開示に加え、CFP/LCA算定、CDP、SBTi、CSRD、TCFD、TNFDなど、国内外の規制やイニシアチブに対応した高度なコンサルティングも提供しています。CO2見える化サービス、国内累計導入社数No.1を誇ります(東京商工リサーチ調べ/2024年10月調査時点)。
ASUENEサービスサイト:https://asuene.com
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業内容:
・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」
グループ会社:
・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」
・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」
・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」
・GHG排出量可視化クラウドサービス、AIエネルギーマネジメントクラウドサービス「NZero」
資本金:80億2,700万円(資本剰余金含む)
代表者:Founder 代表取締役CEO兼COO 西和田 浩平
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
拠点:日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン
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