【セミナーご案内】高分子の難燃化技術の体系と最近の動向 ~ 難燃剤はじめ、技術、規制、評価試験法を体系的にわかりやすく解説 ~ 1月28日(火)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、このたび「高分子の難燃化技術の体系と最近の動向」と題するセミナーを、講師に倉地 育夫 氏((株)ケンシュー 代表取締役 工学博士)をお迎えし、2020年1月28日(火)10:30より、『ちよだプラットフォームスクエア』ミーティングルーム B1F(千代田区錦町)で開催いたします。受講料は、 一般:45,000円(+税)、弊社メルマガ会員:40,000円(+税)、アカデミック価格は24,000円となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
https://cmcre.com/archives/53536/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
https://cmcre.com/archives/53536/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
炭素の三次元結晶であるダイヤモンドでも800℃以上の高温度で燃えるので、炭素を主鎖にもつ構造の高分子を不燃化するのは科学的に不可能です。しかし、各種産業製品の難燃規制が強化されており、「燃えにくい高分子」製品を技術開発しなければいけません。燃焼は急激に進行する酸化反応でありますが、その現象理解から高分子を難燃化する方法まで、すべてを科学の形式知として理解することは難しいです。
例えば、難燃剤の添加量一つとっても教科書に書かれたグラフを再現しないことがあります。材料開発の立場であれば、市場における偏差を考慮し難燃剤の添加量を多めに材料設計すればよいですが、難燃性高分子材料のユーザーであればコンパウンドメーカーにクレームを発行することになります。この時コンパウンドメーカーから他のお客様では問題が起きていない、と告げられたならどうするか。
自動車のEV化、樹脂化をはじめとする高分子材料製品の応用が広がるとともに難燃規格の強化も行われるでしょう。難燃剤、難燃化技術に要求される課題は多くなると推定されます。科学の形式知ですっきりと説明できにくい分野でも経験知とともに体系的に整理して身に着けておけば、将来の技術の発展においても困りません。
本セミナーでは新しい動向と講演者の経験知もすべて公開し、高分子の難燃化技術について体系的に理解できる内容としているので、商品開発のすべての段階の担当者に役立ちます。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:高分子の難燃化技術の体系と最近の動向
~ 難燃剤はじめ、技術、規制、評価試験法を体系的にわかりやすく解説 ~
開催日時:2020年1月28日(火)10:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア ミーティングルーム B1F
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
参 加 費:45,000円(+税) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 40,000円(+税)
* アカデミック価格は 24,000円(+税)
講 師: 倉地 育夫 氏
(株)ケンシュー 代表取締役 工学博士
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/53536/
からお申し込みください。
折り返し、 聴講券、 会場地図、 請求書を送付いたします。
3)セミナープログラムの紹介
1. 火災と高分子
1.1. 高分子の耐熱性
1.1.1. 高分子の一次構造と耐熱性
1.1.2. プロセシングと耐熱性
1.2. 火災に晒された高分子
1.2.1. 言葉の定義
1.2.2. 火災において発生する高分子の現象
1.3. 難燃化加工の歴史
2. 難燃性の評価試験方法
2.1. 高分子材料の用途と評価試験
2.2. 極限酸素指数法(LOI法)
2.3. UL94
2.4. コーンカロリーメーター
2.5. その他の評価試験方法
3. 高分子の難燃化手法
3.1. 高分子の難燃化メカニズム
3.2. 炭化促進型難燃剤
3.2.1. 気相で働く難燃剤
3.2.2. リン系難燃剤
3.2.3. その他の難燃剤
3.2.4. 組み合わせ効果
3.3. ドリップ型難燃化手法
3.4. 難燃化手法とプロセシング
3.5. 事例
3.5.1. 混練によるコンパウンドの難燃化
3.5.2. コロイドを用いた繊維の難燃化
3.5.3. ゾルをミセルに用いたラテックス重合技術(微粒子のコロイド塗布液製造方法)
4. 高分子の難燃化と規制
4.1. 難燃規制
4.2. 化学物質としての規制
4.3. リスクトレードオフ
5. 特許から解析する難燃化技術動向
5.1. 国内外の技術動向
5.2. 難燃機構からの考察
5.3. 新規技術の可能性
4)講師紹介
【講師略歴】
1997年3月 名古屋大学 工学部 合成化学科 卒業
1979年3月 同 大学院工学研究科 応用化学専攻 博士課程 前期修了
1983年4月 科学技術庁 無機材質研究所 留学(1984年10月まで)
1992年9月 学位取得(工学博士; 私立中部大学)
1979年4月 ブリヂストンタイヤ入社(現; ブリヂストン)
1984年11月 ブリヂストン研究開発本部復職
1991年9月 ブリヂストン退社
1991年10月 コニカ 第四開発センター入社(主任研究員)
1993年4月 福井大学 工学部 客員教授
1993年11月 コニカ 感材技術研究所 主幹研究員
1998年6月 同社MG開発センター 主幹研究員
2001年8月 同社中央研究所 所長付主幹研究員
2005年8月 コニカミノルタビジネステクノロジーズ 生産本部 生産技術センターデバイス技術部 第3デバイスグループリーダー
2008年10月 同社生産技術センターデバイス技術部 担当部長
2009年4月 同社開発本部 化製品開発センター 機能部材開発部 担当部長
2011年3月 コニカミノルタビジネステクノロジーズ 定年退社(57歳)
2011年3月 ケンシュー設立 代表取締役社長 就任(現在に至る)
【受賞歴】
2000年5月 第32回 日本化学工業協会 技術特別賞受賞
2004年5月 写真学会ゼラチン賞受賞
その他 ブリヂストンの超高純度βSiC半導体技術が日本化学会化学技術賞受賞
【活 動】
高分子学会 代議員、高分子同友会 開発部会 世話人、日本化学会 代議員、日本化学会 産学交流委員会シンポジウム 分科会主査、同委員長、日本化学会 春季年会講演賞 審査委員長など、共著多数
5)セミナー対象者や特典について
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、 地方公共団体、 および学校法人格を有する大学、 大学院の教員、 学生に限ります。
★ 2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、 2人目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額となります。
【セミナー対象者】
◎ 電気電子機器、建築、自動車、繊維、高分子材料等の各種産業分野の担当者(技術者から営業担当まで)
◎ 難燃剤、難燃化技術の基礎を学びたい担当者
◎ 難燃剤、難燃化技術を学び直したい中堅担当者
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
https://cmcre.com/archives/53536/
6)樹脂・ポリマー・化学・材料関連セミナーのご案内
(1)CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向
開催日時:2020年1月17日(金)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/53005/
(2)シランカップリング剤:反応メカニズムと使い方
開催日時:2020年1月22日(水)13:45~16:45
https://cmcre.com/archives/52517/
(3)グラフェンの商用化に向けた研究開発動向と量産化への課題
開催日時:2020年1月31日(金)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/52225/
(4)CASEで伸びる自動車材料市場
開催日時:2020年2月3日(月)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/54301/
(5)エポキシ樹脂用各種硬化剤のすべてが分かる一日速習セミナー
開催日時:2020年2月4日(火)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/51439/
(6)自動車用接着剤の設計と評価法 -エポキシ系接着剤を例として-
開催日時:2020年2月6日(木)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/52941/
(7)セルロースナノファイバー研究:界面構造が支配する分散/集積/複合体の科学
開催日時:2020年2月14日(金)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/52305/
☆開催予定のセミナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/seminar/seminar_cmc_f/
7)関連書籍のご案内
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
例えば、難燃剤の添加量一つとっても教科書に書かれたグラフを再現しないことがあります。材料開発の立場であれば、市場における偏差を考慮し難燃剤の添加量を多めに材料設計すればよいですが、難燃性高分子材料のユーザーであればコンパウンドメーカーにクレームを発行することになります。この時コンパウンドメーカーから他のお客様では問題が起きていない、と告げられたならどうするか。
自動車のEV化、樹脂化をはじめとする高分子材料製品の応用が広がるとともに難燃規格の強化も行われるでしょう。難燃剤、難燃化技術に要求される課題は多くなると推定されます。科学の形式知ですっきりと説明できにくい分野でも経験知とともに体系的に整理して身に着けておけば、将来の技術の発展においても困りません。
本セミナーでは新しい動向と講演者の経験知もすべて公開し、高分子の難燃化技術について体系的に理解できる内容としているので、商品開発のすべての段階の担当者に役立ちます。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:高分子の難燃化技術の体系と最近の動向
~ 難燃剤はじめ、技術、規制、評価試験法を体系的にわかりやすく解説 ~
開催日時:2020年1月28日(火)10:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア ミーティングルーム B1F
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
参 加 費:45,000円(+税) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 40,000円(+税)
* アカデミック価格は 24,000円(+税)
講 師: 倉地 育夫 氏
(株)ケンシュー 代表取締役 工学博士
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/53536/
からお申し込みください。
折り返し、 聴講券、 会場地図、 請求書を送付いたします。
3)セミナープログラムの紹介
1. 火災と高分子
1.1. 高分子の耐熱性
1.1.1. 高分子の一次構造と耐熱性
1.1.2. プロセシングと耐熱性
1.2. 火災に晒された高分子
1.2.1. 言葉の定義
1.2.2. 火災において発生する高分子の現象
1.3. 難燃化加工の歴史
2. 難燃性の評価試験方法
2.1. 高分子材料の用途と評価試験
2.2. 極限酸素指数法(LOI法)
2.3. UL94
2.4. コーンカロリーメーター
2.5. その他の評価試験方法
3. 高分子の難燃化手法
3.1. 高分子の難燃化メカニズム
3.2. 炭化促進型難燃剤
3.2.1. 気相で働く難燃剤
3.2.2. リン系難燃剤
3.2.3. その他の難燃剤
3.2.4. 組み合わせ効果
3.3. ドリップ型難燃化手法
3.4. 難燃化手法とプロセシング
3.5. 事例
3.5.1. 混練によるコンパウンドの難燃化
3.5.2. コロイドを用いた繊維の難燃化
3.5.3. ゾルをミセルに用いたラテックス重合技術(微粒子のコロイド塗布液製造方法)
4. 高分子の難燃化と規制
4.1. 難燃規制
4.2. 化学物質としての規制
4.3. リスクトレードオフ
5. 特許から解析する難燃化技術動向
5.1. 国内外の技術動向
5.2. 難燃機構からの考察
5.3. 新規技術の可能性
4)講師紹介
【講師略歴】
1997年3月 名古屋大学 工学部 合成化学科 卒業
1979年3月 同 大学院工学研究科 応用化学専攻 博士課程 前期修了
1983年4月 科学技術庁 無機材質研究所 留学(1984年10月まで)
1992年9月 学位取得(工学博士; 私立中部大学)
1979年4月 ブリヂストンタイヤ入社(現; ブリヂストン)
1984年11月 ブリヂストン研究開発本部復職
1991年9月 ブリヂストン退社
1991年10月 コニカ 第四開発センター入社(主任研究員)
1993年4月 福井大学 工学部 客員教授
1993年11月 コニカ 感材技術研究所 主幹研究員
1998年6月 同社MG開発センター 主幹研究員
2001年8月 同社中央研究所 所長付主幹研究員
2005年8月 コニカミノルタビジネステクノロジーズ 生産本部 生産技術センターデバイス技術部 第3デバイスグループリーダー
2008年10月 同社生産技術センターデバイス技術部 担当部長
2009年4月 同社開発本部 化製品開発センター 機能部材開発部 担当部長
2011年3月 コニカミノルタビジネステクノロジーズ 定年退社(57歳)
2011年3月 ケンシュー設立 代表取締役社長 就任(現在に至る)
【受賞歴】
2000年5月 第32回 日本化学工業協会 技術特別賞受賞
2004年5月 写真学会ゼラチン賞受賞
その他 ブリヂストンの超高純度βSiC半導体技術が日本化学会化学技術賞受賞
【活 動】
高分子学会 代議員、高分子同友会 開発部会 世話人、日本化学会 代議員、日本化学会 産学交流委員会シンポジウム 分科会主査、同委員長、日本化学会 春季年会講演賞 審査委員長など、共著多数
5)セミナー対象者や特典について
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、 地方公共団体、 および学校法人格を有する大学、 大学院の教員、 学生に限ります。
★ 2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、 2人目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額となります。
【セミナー対象者】
◎ 電気電子機器、建築、自動車、繊維、高分子材料等の各種産業分野の担当者(技術者から営業担当まで)
◎ 難燃剤、難燃化技術の基礎を学びたい担当者
◎ 難燃剤、難燃化技術を学び直したい中堅担当者
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
https://cmcre.com/archives/53536/
6)樹脂・ポリマー・化学・材料関連セミナーのご案内
(1)CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向
開催日時:2020年1月17日(金)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/53005/
(2)シランカップリング剤:反応メカニズムと使い方
開催日時:2020年1月22日(水)13:45~16:45
https://cmcre.com/archives/52517/
(3)グラフェンの商用化に向けた研究開発動向と量産化への課題
開催日時:2020年1月31日(金)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/52225/
(4)CASEで伸びる自動車材料市場
開催日時:2020年2月3日(月)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/54301/
(5)エポキシ樹脂用各種硬化剤のすべてが分かる一日速習セミナー
開催日時:2020年2月4日(火)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/51439/
(6)自動車用接着剤の設計と評価法 -エポキシ系接着剤を例として-
開催日時:2020年2月6日(木)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/52941/
(7)セルロースナノファイバー研究:界面構造が支配する分散/集積/複合体の科学
開催日時:2020年2月14日(金)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/52305/
☆開催予定のセミナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/seminar/seminar_cmc_f/
7)関連書籍のご案内
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
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