若者よ、海外へ!「それ、言ってよ先に。」展を開催しました
中部国際空港セントレアと中京大学国際ボランティア「VOICE」所属学生が連携し、若年層が海外旅行・留学に一歩踏み出しやすくなるようなイベントを開催しました

中部国際空港株式会社(所在:愛知県常滑市、代表:籠橋寛典)と中京大学(所在:愛知県名古屋市)は2025年7月5日(土)・6日(日)の2日間、中部国際空港セントレアにて、「それ、言ってよ先に。」展を開催しました。
このイベントは大学生をターゲットに、海外旅行・留学での実体験やあるあるをイラストにした展示や性格診断に基づいた旅行先の提案、中京大学の外国人留学生と交流の場を提供することで、海外旅行・留学に対する不安感の払拭や、海外旅行へのモチベーションを高めるイベントです。
コロナ禍が明けた一方、日本全国のアウトバウンド数は2024年で1,301万人とコロナ前の水準には回復しておらず、全国のパスポート保有率も17%となっております。
当社は、この低迷しているアウトバウンドの回復を図るため、若年層への訴求施策に取り組んできましたが、大学生をターゲットした訴求が不十分だということが課題となっていました。
中部地域の大学と意見交換をしていく中で、中京大学にご協力いただき、2024年10月から中京大学国際交流ボランティア「VOICE」と連携したプロジェクトを立ち上げました。
「VOICE」メンバーと中部国際空港株式会社で「大学生を含む若者が飛行機を使って海外に行く」にはどのような課題があるか、複数回意見交換を行い、学生たちが主体となって、課題解決に取り組んできました。

学生の目線から海外の魅力発掘・発信や、海外に感じる不安を解決することで、中部地域の若年層がより「自分事」として海外旅行・留学を捉えてくれることを期待し、本イベントを開催しました。
イベントには2日間のべ約800人が来場し、イラストを見て海外の文化・生活を知ってもらうとともに、留学生との交流を楽しんでいただき、参加者からは「早く海外に行きたくなった」「海外旅行のハードルが下がった」などの感想をいただきました。

当社は引き続き、海外の魅力を発信し、海外に踏み出す後押しを行うとともに、若年層への海外旅行・留学の促進に取り組んでまいります。
■「それ、言ってよ先に。」展 概要
・ 開催日 : 2025年7月5日(土)・6日(日) 12:00~16:00
・ 場所 : 中部国際空港セントレア 第1ターミナル4階 イベントプラザ
≪企画内容≫
①「それ、言ってよ先に。」展
「授業中にピザ食べがち」「保安検査水持ち込めない」「サングラスかけてる率高め」など、海外旅行/海外留学での「それ、先に言ってほしい」コト・実体験をイラストで楽しく紹介。
イラストも学生がデザインしました。


②性格別旅行先診断
性格診断を通して、タイやフランスなど、好みや興味に合った海外の目的地を紹介。


③世界の豆知識クイズ
「シンガポールで販売が禁止されている果物は?」など世界の豆知識をクイズ形式で紹介。

④海外のお菓子のつかみ取り
ドイツのグミやベルギーのビスケットなど、実際に海外のお菓子に触れて、食べていただくことで「食」から海外のイメージを膨らませていただきました。


⑤外国人留学生とのコミュニケーション体験
中京大学に在籍している外国人留学生との会話を楽しんでいただきました。


⑥チェジュ航空 ソウルまでの往復航空券が当たる抽選会
チャジュ航空にソウル(仁川)-中部国際空港の往復航空券を提供いただき、イベント来場者限定の抽選会を行いました。


企画を終えて…


中京大学「VOICE」企画代表
大学生として、同世代の若者がどうすれば海外に行きたくなるのかを考え続けた末に生まれたのが、このイベントです。
企画立案から制作、購入物の検討まで、すべて学生が一貫して取り組んできました。
今回のイベントの目的は、若者の海外に対する不安を少しでも和らげることに加え、「上の世代に言われて行く」のではなく、「自発的に」あるいは「同世代に感化されて」海外に興味を持ってもらうことにもあります。
このイベントを通じて、同世代の若者が海外への不安を少しでも取り除き、海外に魅力を感じてくれたら嬉しいです。そして、イベントのことを友人に話してくれたら、これほど嬉しいことはありません。

中部国際空港株式会社 担当者
「若年層の海外離れ」が叫ばれる中、当社としてもどのようにアプローチすべきか模索していたタイミングで、VOICEの皆様をご紹介いただきました。
“若年層に飛行機で海外へ行ってもらう”という目標に対し、どうすれば不安を解消できるのか、現地へ足を運ぶことにどんな価値を感じてもらえるのか
そうした問いに、学生ならではの視点でとことん向き合ってくれました。
当事者としてのリアルな感覚、そして同世代に届く発信力を活かした提案は、私たち社員にはない視点の連続で、多くの気づきと学びをもたらしてくれました。
イベント当日、ご来場者の表情を見ていても、彼らが届けた言葉と熱量が会場に広がり、「海外って楽しそう」「行ってみたい」と思えるきっかけを届けられたのではないかと実感しています。今回の成果をしっかりと今後のアウトバウンド施策に活かし、より多くの若者がセントレアから世界へ羽ばたいていけるよう、引き続き取り組んでいきたいです。

中部国際空港株式会社 会社概要
・会社名:中部国際空港株式会社
CENTRAL JAPAN INTERNATIONAL AIRPORT COMPANY , LIMITED
・所在地:愛知県常滑市セントレア一丁目1番地
・設立:1998年5月1日(1998年7月1日 中部国際空港の事業主体として国の指定会社となる)
・代表:代表取締役社長 籠橋 寛典(かごはし ひろのり)
・主な事業内容:
1.中部国際空港及び航空保安施設の設置及び管理
2.旅客及び貨物の取扱い施設等の機能施設、店舗等の利便施設の建設及び管理
3.上記に付帯する事業
・従業員数:304名 役員(常勤)含む ※2025年4月1日現在
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