アスエネ、JICTへの株式譲渡を完了、米国NZero社に共同出資を正式に実行
スタートアップのグローバル展開を官民で連携推進
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構(以下「JICT」)との共同出資スキームに基づき、ASUENE America Holdings Inc.株式のJICTへの49%の持ち分の譲渡を完了しました。
本件により、当社とJICTによる共同出資体制が正式に発足し、米国クライメートテック企業NZero Inc. の成長支援を本格的に開始します。さらに、両社は連携を深め、脱炭素・クライメートテック分野に挑戦するスタートアップの欧米・アジア各国への展開を共に後押ししていきます。

株式の譲渡完了について
当社は2025年に、温室効果ガス排出量の時間単位での可視化やAIを活用したエネルギーマネジメントに強みを持つ米国クライメートテック企業NZeroをグループに迎え入れました。その後、JICTとの共同出資体制の構築を進め、ASUENE America Holdingsを通じたスキームの準備を進めてまいりました。
この度、当社が51%、JICTが49%を保有する形で株式譲渡が完了し、共同出資体制が正式に始動しました。両者の強みを掛け合わせることで、米国市場におけるNZeroの成長支援を本格的に推進します。

今後の展望
今回の出資は、NZero 支援にとどまらず、アスエネとJICTが協力し、脱炭素・クライメートテック分野のスタートアップによる海外事業展開を後押ししていく第一歩です。
今後も両社で連携を深め、米国をはじめとするグローバル市場でスタートアップの挑戦をさらに加速してまいります。
JICTについて
ICT分野における我が国企業の海外展開を支援し、海外市場における情報通信インフラの整備や先端技術の社会実装を支える官民ファンド。総務省の管轄のもと特別法に基づいて設立され、海外ICT事業等へのリスクマネー供給に加えて専門人材によるハンズオン支援も行っている。
会社名:株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機(JICT)
代表者:代表取締役社長 大島 周
所在地:東京都千代田区内幸町1-2-1 日土地内幸町ビル10F
WEBサイト:https://www.jictfund.co.jp/
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業内容:
・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」
グループ会社:
・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」
・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」
・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」
・GHG排出量可視化クラウドサービス、AIエネルギーマネジメントクラウドサービス「NZero」
資本金:80億2,700万円(資本剰余金含む)
代表者:Founder 代表取締役CEO兼COO 西和田 浩平
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
拠点:日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン
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