北欧を代表する陶芸家の制作プロセスを、見る・知る・まいにち作る展覧会「リサ・ラーソンの作り方 展」が、東京・立川のPLAY! MUSEUMにて開催。【2025年12月27日(土)より】

陶芸家リサ・ラーソンの作品の制作プロセスを「見る」「知る」に加え、会場で「作る」体験ができる企画。塗り絵や模様付け体験ができるワークショップが会期中毎日開催されます。本展オリジナルグッズも展開。

株式会社トンカチ

絵とことばがテーマのミュージアム「PLAY! MUSEUM」では、2025年12月27日(土)から2026年2月23日(月・祝)まで「リサ・ラーソンの作り方 展」を開催します。リサ・ラーソン(1931〜2024)は、スウェーデンを代表する陶芸家です。1950年代から始めた創作活動を通じて、動物を表した愛らしい陶器を中心に、世界各地で人々の暮らしを彩り、豊かにしてきました。日本では、陶器にとどまらず、リサのスケッチから生まれた絵本のキャラクター「マイキー」や、自身のライフスタイルにも注目が集まり、幅広い世代に支持されています。2024年に92歳で惜しまれつつ亡くなりましたが、リサの作品は多くの人々に愛され続けています。

本展では、リサが制作した原型作品をもとに、工房で職人が作るライオンや猫など、お馴染みの作品の制作プロセスを「見る」「知る」に加え、来場者に「作る」場を提供。自分だけの作品づくりが体験できるという、これまでの展覧会とは視点を変えたユニークな企画です。

第1部の「見る」「知る」のセクションでは、リサのスケッチや作品、実際にスウェーデンで使っていた道具類を展示するほか、量産制作の工程と、そこに関わる国内外のさまざまな職人の仕事ぶりを映像や写真でたっぷりと紹介します。第2部の「作る」のセクションではPLAY! MUSEUMの特徴のひとつ、うずまき状の展示空間の中心部にある大空間で、リサの作り方を参考に、絵を描いたり陶器に模様をつけたりできるワークショップを毎日開催します。リサのものづくりの現場を通して、子どもから大人まで来場者全員が創作の楽しさに触れることができるまたとない機会です。

展覧会のみどころ

第1部 リサ・ラーソンのものづくりを「見る」・「知る」

リサの作品は、成形から焼成までをリサが手掛ける1点ものの陶器(ユニーク・ピース)と、リサが原型を作って職人たちが量産する陶器、主に2つの工程で展開されています。本展では、世界中に届けられてきたプロダクトの制作プロセスを通してリサのものづくりを紹介します。プロダクトのもととなる原型は、リサ自身が粘土から形を生み出します。それをもとに工房の職人が型を作り、素焼きを作り、絵付けをして完成します。リサの頭の中のアイデアは、協働する大勢の手を通じて発展し、各地へと広がっていきます。

第1部では、リサが実際に使用していた道具類やスケッチ、制作風景の映像、そして出来上がったプロダクトを通して生産過程を「見る」「知る」ことができます。

またスウェーデンを何度も訪ね、20年近くリサを撮り続けた写真家・木寺紀雄の写真から、リサの暮らしや作品作りを紹介します。

リサ・ラーソンが実際に使用していた道具
リサ・ラーソンの原型をもとに出来上がったプロダクト
工房「ケラミック・スタジオ」で使用されていた陶器制作用の型
工房「ケラミック・スタジオ」の様子 撮影:木寺紀雄

リサ・ラーソンが制作のために描いたスケッチ     

第2部 私だけのリサ・ラーソンを「作る」

第1部でリサのものづくりに触れた後は、会場の大空間で様々なワークショップに参加することができます(一部有料・事前予約制)。日本の窯元で製作された「リサ猫」の陶器に模様をつけたり、猫のキャラクター「マイキー」にオリジナルの模様をつける、サンドアートボトル体験やぬり絵など、本格的な制作体験から、親子でも気軽に楽しめるワークショップを毎日開催します。(一部のワークショップは日付、曜日指定)自由に手を動かし、ものづくりの楽しさを体験することができます。

<予定されているワークショップ>

〇マイキーのぬり絵(無料)

〇マイキーのサンドアートボトル(有料)

〇にっぽんのリサ猫 模様つけ(有料・数量限定)など

※※すべて参考写真のため、実際の内容と異なる可能性がございます。

マイキーのぬり絵 参考写真
マイキーのサンドアートボトル 参考写真
にっぽんのリサ猫 模様つけ 参考写真

第3部 リサ・ラーソンのゆくえ

リサの拠点であったスウェーデンは世界に先駆けて環境問題に取り組んできた国でもあります。リサやリサの家族も壊れた陶器をリユースするなど、サスティナブルな暮らしを日常的に大切にしてきました。陶器は土からできていますが、一度焼成されると自然には分解されず、土に還ることができません。では陶器が壊れてしまったときにどうすればよいのか? 展覧会では、こうしたサスティナブルな陶器のゆくえについても、リサの作品を通じて考えます。

リサ・ラーソンが筆立てとしてリユースしていた作品

オリジナルグッズやカフェメニューも充実

ショップでは、リサのスケッチや陶器のイメージをあしらった本展オリジナルグッズを販売するほか、数量限定でヴィンテージの陶器作品も販売します。またPLAY! CAFEでは、展覧会にあわせたオリジナルメニューなど北欧やリサの世界を存分に楽しめるグッズやメニューが充実しています。


Lisa Larsonリサ・ラーソン 

1931年スウェーデン生まれの北欧を代表する陶芸作家。スティグ・リンドベリに見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社グスタフスベリ社で活躍。同社の黄金期を支える中心的なデザイナーとなる。1980年にフリーランスとなり、以後、数多くのクライアントと仕事をする。2022年、スウェーデンの芸術と工芸を刷新し、豊かにした長年の優れた仕事に対して政府から勲章を授与された。

リサ・ラーソン オフィシャルサイト:https://lisalarson.jp/

開催概要

展覧会名:「リサ・ラーソンの作り方 展」

会  期:  2025年 12月27日(土)〜 2026年2月23日(月・祝) 

*12/31〜1/2、2/8は休館

会  場:  PLAY! MUSEUM(東京・⽴川)

開館時間:  10:00-17:00(土日祝は18:00まで/入場は閉館の30分前まで)

入 場 料:  一般1,800円/大学生1,200円/高校生1,000円/中・小学生600円

[立川割]利用時、立川市在住・在学の方を対象に入場の割引があります。
在住・在学が確認できる免許証、学生証が必要です。
一般 1,200 円 、大学生 700 円、高校生 600 円、中・小学生 400 円

*いずれも税込 *未就学児無料

*当日券で入場可。土日祝および混雑が予想される日は事前決済の日付指定券

(オンラインチケット)を販売。

所  在:  東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F
ウェブサイト: https://play2020.jp/article/lisalarson/

主  催:  PLAY! MUSEUM

企画協力: 株式会社トンカチ

PLAY!

2020年に東京・立川駅北口の新街区「GREEN SPRINGS」にオープンした複合文化施設「PLAY!」。  2階のPLAY! MUSEUM(プレイ ミュージアム)は、「絵とことば」がテーマの美術館。3階のPLAY! PARK(プレイ パーク)は「未知との遭遇」がテーマの子どものための屋内広場です。

アクセス:JR立川駅北口・多摩モノレール立川北駅(国立昭和記念公園方面)より徒歩約10分

事業主体:PLAY! プロジェクト(コスモマーチャンダイズィング、ブルーシープ、A&Bホールディングス)

設計:手塚建築研究所 アートディレクション:菊地敦己

本展に関する掲載・取材などの問い合わせ窓⼝

「PLAY! プレスルーム」

media@play2020.jp

080-4609-3908(広報担当直通) ※電話の受付時間は原則10:00-19:00

https://play2020.jp/article/press/

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会社概要

株式会社トンカチ

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URL
https://tonkachi.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都目黒区青葉台3-3-4-2F
電話番号
-
代表者名
勝木悠香理
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2012年10月