カインズが吉川市と「包括連携協定」を締結

～次世代型店舗の吉川美南店を起点に「くみまち構想」の実現に向け地域と共創～

株式会社カインズ

2025年12月9日 14時26分

株式会社カインズ（本部：埼玉県本庄市、代表取締役社長 CEO：高家正行）は、2025年12月9日（火）に埼玉県吉川市と「包括連携協定」（以下、本協定）を締結したことをお知らせします。

（左から）吉川市イメージキャラクターなまりん、吉川市中原恵人市長、カインズ代表取締役社長 CEO 高家正行

本協定は、吉川市とカインズが相互に緊密に連携し、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進することで、地域の諸課題に対応し、地方創生の一層の推進及び市民サービスの向上に資することを目的としています。

カインズは、2021年10月に策定した地域共生を志向する「くみまち構想」の実現に向けて、日本の地域やくらしが抱える様々な課題やニーズに向き合い取り組みを進めています。中でも、2025年12月11日（木）に吉川市でグランドオープンを迎える「カインズ吉川美南店」は、第3創業期に育んできた施策を結集した次世代型店舗であり、発見と体験を提供する新たな地域の拠点です。居心地よい店舗空間や防災拠点としての各種設備、地域住民が集えるコミュニティスペースなど、地域の皆さまのくらしに寄り添う機能を様々備えています。本協定を通じて、この吉川美南店を起点に吉川市との連携を一層深め、幅広い領域での取り組みを進めることで、地域の活性化と発展に寄与していきたいと考えています。

本協定の連携事項

以下の10事項について連携・協力をします。

（1）子育て支援、子ども・青少年育成に関すること。

（2）生涯学習、文化芸術に関すること。

（3）高齢者支援、障がい者支援に関すること。

（4）地域・暮らしの安全・安心、災害対策に関すること。

（5）農業の振興、地産地消の促進に関すること。

（6）産業・経済の振興、地域雇用の創出に関すること。

（7）シティプロモーションに関すること。

（8）環境保全に関すること。

（9）施設の相互利用に関すること。

（10）その他市民サービスの向上と地域の活性化に関すること。

吉川市と共創・連携した「くみまち構想」の取り組みについて

カインズが吉川市と連携して実施予定である、共創・連携の代表的な取り組みをご紹介します。

▼「くみまち学校」の定期開催

学校では学びきれない「生きる力」を、体験（DIY）を通じて学ぶ場である「くみまち学校」を開講します。「くみまち学校」では企業や教育機関、自治体を共創パートナーとし、リサイクルや地球温暖化など様々な社会課題を自発的に解決する機会を提供しています。

くみまち学校について：https://kumimachi.com/school/

▼安全・安心なくらしへの取り組み

本協定に基づき、災害時には吉川市の要請に応じて、近隣の当社物流拠点から生活必需品や応急対策に必要な物資を供給します。また、災害発生時において、カインズ吉川美南店の駐車場や館内スペースを一時避難場所として開放できるよう、モバイル充電設備などを整備しています。

また、警察車両専用駐車場の設置や防災・防犯カメラ自販機の導入など、安全・安心なまちづくりにつながる複数の取り組みをオープン時から開始します。

▼地産地消の「くみまちマルシェ」

地元の農業生産者が育てた新鮮な採れたて野菜を販売するマーケットとして、地元産野菜、地元産玄米や、味に違いはないものの通常では商品になりにくい「規格外」野菜など、多彩な商品を取り揃えた「くみまちマルシェ」を常設します。
くみまちマルシェについて：https://kumimachi.com/marche/

▼店舗は「まちのサーキュラーステーション」へ

地域の資源循環の促進に寄与するため、今後、古紙・段ボール・衣類などの回収ボックスを設置していきます。地域の大切な資源が循環する「まちのハブ」となるよう、店舗の「サーキュラーステーション」化を推進していきます。

▼「くみまちコミュニティスペース」の設置

地域の多様な活動ニーズに応える地域コミュニティの活動拠点を目指し、店舗の中2階に「くみまちコミュニティスペース」を設置します。今後は、平時には公民館のような役割を担い、災害時には一時的な帰宅困難者の受け入れ場所としての活用も視野に入れ、吉川市との共創による利用を進めていく予定です。オープン時には地域の皆さまが制作した絵画を展示します。

今後も、吉川市をはじめとする地域の皆さまと共創・連携しながら、地域の活性化と発展に資する取り組みを進めてまいります。

※画像はいずれもイメージ

「くみまち構想」について

「まちのくらしをみんなでDIY。」

創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、それぞれの店舗が、それぞれの地域の皆様のくらしに寄り添いながら事業活動を行っている、カインズならではの構想です。店舗やそこで働くメンバー（従業員）がハブとなり、それぞれの地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、くらしに携わる様々なステークホルダーと協働/共創することで、人々が自立し、共に楽しみ、助け合える、“一人ひとりが主役になれる「まち」（≒地域社会）”の実現を目指します。

「くみまち.com」：https://kumimachi.com/

＜カインズについて＞

株式会社カインズは、29都道府県下に263店舗を展開するホームセンターチェーンです。

「くらしDIY」をブランドコンセプトに、くらしを豊かにする価値ある商品・サービスを開発し、お値打ち価格で毎日提供します。Kindness（親切心）と創意工夫のアイデアあふれる店舗づくりに努めることで、お客様一人ひとりの、ご家族の、そして地域の日常を楽しいものとし、お客様とのプロミスである「くらしに、ららら。」をお届けします。

＜株式会社カインズ　概要＞

代表者	代表取締役会長　　土屋　裕雅代表取締役社長 CEO 高家　正行
設立	1989年 3 月
本部所在地	埼玉県本庄市早稲田の杜1‐2‐1
資本金	32億6,000万円
事業内容	ホームセンターチェーンの経営
従業員数	13,486名（2025年2月末）
店舗数	263店舗※ カインズ：251店舗（別館を含む）、Style Factory：3店舗、C'z PRO：9店舗
公式サイト	https://www.cainz.co.jp/　（企業サイト） https://www.cainz.com/　（オンラインショップ） https://magazine.cainz.com/　（となりのカインズさん） https://kumimachi.com/ （くみまち.com）