W主演の山崎まさよし、酒井大成が制作発表に登壇！MBSドラマ『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』

第１話の推しシーンは「出会い」「過剰な妄想シーン」お互いに”餌付けしたい”料理の発表も？！

株式会社レプロエンタテインメント

2024年7月24日 21時45分

MBSドラマフィル枠にて、７月２５日(木)より放送スタートのドラマ『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』の制作発表が行われ、W主演を務める山崎まさよし、酒井大成が登壇しました。

全く違う世界で生きてきたふたりが《美味しい手料理》と共に心通わせるヒューマングルメラブストーリー

本作は、2020年から2022年まで「マンガよもんが」（ぶんか社）で連載され、今年１月に待望の単⾏本化された、松本あやか原作の人気漫画『三ツ⽮先⽣の計画的な餌付け。』を実写ドラマ化。

大人の色気を纏った50代のイケオジ有名料理研究家・三ツ矢歩（演：山崎まさよし）と、元球児で、ピュアでまっすぐな雑誌編集者・石田友也（演：酒井大成）が《美味しいごはん》と《丁寧な生活》によって心を通わせていくヒューマングルメラブストーリー。

女性誌の環境に馴染めず悩んでいた石田友也は、先輩のピンチヒッターとして、急遽人気料理研究家の三ツ矢歩の担当編集になることに。初めての訪問に卒倒するほど緊張していた石田だったが、三ツ矢が振る舞う料理にすっかり胃袋を掴まれ…そして、自分とは違って丁寧な毎日をおくる様子に感銘を受ける。三ツ矢との出会いで、初めて仕事にやりがいを見いだせるようになった石田は、三ツ矢の自分を見つめる優しい視線や朗らかな性格、時折見せるかわいらしさに、単なる“仕事相手”ではなく、どんどん惹かれていき……。

２６年ぶりの連続ドラマ主演となる山崎は、役どころとオファーを受けたときの気持ちについて「料理研究家で同性愛者という、今こういった多様性の時代にお話をいただいて。それでいて、“やってみておもろいかな。”と。求められるのであれば、なにか需要があるのかな？と思ってお受けしました。」とコメント。

そして特撮テレビドラマ以来初のドラマ主演となる酒井は、「僕が演じる石田友也は、元球児で雑誌の編集者として働いている、ピュアでまっすぐな青年です。ですが、過去の自分に劣等感や悔しさ、葛藤を抱えていて、そんな中で三ツ矢先生と出会い、成長していくという背景をもった役柄を演じさせて頂きました。石田くん自身もプロ野球選手を目指していたのですが、僕もサッカーをやっていた身として、重なる部分がありました。共感しながら役作りをできるんじゃないかと思って、ワクワクしていたのを思い出しました。」と振り返りながら語った。

山崎は「“プロ”で尊敬している」、酒井は「根っこの強い頼もしい存在」

今回の作品が“年の差ラブストーリー”ということで、実際に年齢が２６歳差という二人。お互いの第一印象について問われると、山崎は「大成くんに会った時に、“好青年”って言うのは簡単なんですけども、芝居に真摯に向き合っている姿にすごい心を打たれた。“プロ”なんですよね。向き合い方やっぱりすごいなと、尊敬もしました。」と話し、酒井は「大大大先輩、レジェンドなので、最初は凄く緊張しました。この場所で初めてお会いしたんですけど、とても緊張して。でもやっぱり、現場で1ヶ月ご一緒させて頂いたので、色んな一面を見られました。ちょっとお茶目な山崎さんだったり、ダジャレを言って現場を和ませてくださる優しさだったり。でもそんな一面の他にも、根っこの強い、すごくご自身の意志を大切にされていらっしゃる山崎さんも見られたりして、本当に頼もしい存在というか、付いていこうと思える方でした。」と思い出しながら語った。

それに対し、山崎も「僕はこういった映像の現場行ったときって、監督に身を預けるくらいしか方法論がないんですけど。そのなかで彼がすごい“明日頑張りましょうね！”とか言ってくれて、励まされた。だから、彼の足を引っ張ったらあかんなとは思ってました。」と話すと、酒井は「山崎さんは、揺るぎないものを持っていらっしゃる方だと思うので、こういう大人になりたいなと、心の底から思いました。」と尊敬の意を伝えると、「もっと言うてーー！」と山崎が喜び、会場は爆笑の渦となった。

また、今回のドラマの大きな見どころのひとつ「三ツ矢先生が作る美味しい料理」について話題が及ぶと、酒井は「料理を食べるシーンがたくさんあったんですけど、どれも原作からの再現度がとても高くて。フードスタイリストさんが、原作からそのまま映像化されたような料理を作ってくださっていて、食べることが出来て幸せでした。」と実際に食べていた料理の美味しさを語った。一方、今回は料理を作る側だった山崎が、普段の料理について聞かれると、「簡単なものなら作りますよ。ペペロンチーノなどのパスタや炒飯も。これだけは嫁より上手いと思います！なので、この2品はうちの妻は作らないんですよ、僕に負けてしまうから。」と話し、笑いが起こった。

それぞれが“餌付け”したい料理を描いた絵をフリップで見せると、お互いが「それ何？」と分からず、笑いが起こる。山崎は【ラーメン】、酒井は【えび炒飯】の絵を描いていた。選んだ理由について、山崎は「若者はラーメンでしょ！これは醤油ラーメンです。」と紹介するも、酒井は「僕、豚骨派なんです（笑）」と答える様子から、二人の仲の良さが伺える。さらに、「僕ラーメンは家で作るんですよ。生麺とか買ってきて、具から出汁も取って。」と、山崎の私生活が披露された。一方、酒井が【えび炒飯】を描いた理由としては「山崎さんが炒飯を好きということを知っていたので、これで餌付けしてみたいなと。」と、“餌付け”の意気込みを語った。

続いて、第1話の三ツ矢のセリフにもある『おまじない』というフレーズにちなんで、二人の『おまじない（ゲン担ぎ）』について聞かれると、山崎は「緊張しいなので、大きい舞台の時とかは、何回か“人”って書いて飲み込むというゲン担ぎをしています。」と答えた。酒井は「僕も緊張しいないんですが、前のドラマの現場で、共演者の方に水晶のブレスレットを頂きまして。それは縁起がいいものらしいので、お守りとして付けています。」

第1話、特に見て欲しいシーンについては、山崎は「やっぱり出会いのシーン。非常に奇妙な格好で出てくるんですけど、その出会いがあっての展開なので、やっぱりそこが印象的ですね。」と語った。一方、酒井は「石田の夢のシーンです。石田の妄想が過剰過ぎて面白いので是非見てもらいたいです。1話だけじゃなくて、他にもこれからどんどん出てきて、それぞれコミカルに描かれていますので、是非楽しみにしていただきたいです！」と見どころを語った。

スペシャルゲスト「フリト」が登場！

会見の中盤、スペシャルゲストとして、山崎演じる三ツ矢の飼い犬でありパートナーの“フリト”が登場。

フリトとの思い出について、山崎は「この子は昔、福耳の『八月の夢』のPVに出た、ゼウスの子どもという縁がありました。芝居が上手くて、本当に穏やかでした。」と話すと、酒井も「ワンテイクでOKになる。ゼウスの血を受け継いでいるんでしょうね。」と嬉しそうに語った。さらに、フリトが山崎と、“ワン”・“お手”・“伏せ”を披露し、会場から歓声が湧き上がった。

そして今回、オープニング主題歌として、山崎が自ら書き下ろした新曲のタイトルが「フリト」。そのタイトルに込めた想いを、「フリトの名前の由来は、スペイン語で“揚げる”という意味らしいんですけど。お話のなかで、この子がキーマンになっていて、もちろん料理というのもあるんですけど、この子がいたから撮影も頑張れたというところもあって、タイトルに付けさせて頂きました。」と明かした。

酒井も楽曲について「撮影期間の1ヶ月間近い距離でご一緒させて頂いていた分、いざ楽曲を聞かせて頂いたときにアーティストとしての山崎さんをそこで改めて感じて鳥肌が立つくらい感動しました。」と熱い感想を述べ、山崎が照れる様子を見せた。