本日発売! 宮本輝さん初の大河歴史小説『潮音(ちょうおん)』 4カ月連続で刊行!
幕末から明治初期の激動の時代を、越中富山の薬売りの目から描いた壮大なストーリー。
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、宮本輝さん初の大河歴史小説『潮音(ちょうおん)』(全4巻)を、1月20日(月)より4カ月連続で刊行します。
富山を舞台に描かれる、現代日本人の「羅針盤」となる大長編の誕生です。
■『潮音』の紹介
幕末から明治初期の激動の時代を、越中富山の薬売りの目から描いた壮大な歴史小説。
幕末の富山藩に生まれた川上弥一は、藩を挙げての産業・売薬業に身を投じる。
やがて薩摩藩を担当する行商人となった弥一は、じょじょに薩摩藩の内情に通じてゆく。
そこには薩摩藩が幕府に対抗するだけの力を蓄えた秘密が隠されていた――。
黒船来航から始まる幕府の危機、明治維新、そして日本の近代化の幕開けと、司馬遼太郎さんの作品群を彷彿とさせるような歴史ロマンが展開します。
さらに、人間の生きる意味への深い問いかけがたくさん詰まっているのも、宮本文学ならでは。
第二の開国(グローバリゼーションや通貨変動)にさらされる現代日本人にとって、「羅針盤」となる大長編です。
■宮本輝さんからのメッセージ
「十年がかりで書き上げました。薬売りたちと幕末・明治の長い旅をどうかお楽しみください」
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■初回配本限定特典「讀む藥」を全4巻に
実際に江戸時代に使われていた「薬袋」を模した特典冊子「讀む藥」を全巻に差し込みます(初回配本限定)。
著者宮本さんが読者にあてた、全4巻それぞれ違う、直筆の「ことば」が入っています。
ファンにとっては、まさに垂涎の特典となるでしょう。
■宮本さんトークイベントin富山、開催決定!
『潮音』の刊行を記念し、物語の舞台となった富山で著者自ら執筆を振り返り、創作の苦労を語るトークイベントが開かれます。
※会場参加の募集は締め切りましたが、オンライン聴講が可能です。
また当日会場では『潮音 第一巻』のサイン本販売も予定しています。
■内容:宮本輝新著を語る 「潮音」トークライブ
■日時:2025年1月25日(土)午後2時~
■場所:北日本新聞ホール(富山市安住町2-14)
■定員:オンライン先着300人 ※会場参加の募集は締め切りました
■主催:北日本新聞社
■特別協力:文藝春秋
参加申込は、こちらから。
https://webun.jp/feature/event/6756b318b57622dea7000000
■著者プロフィール
宮本 輝(Teru Miyamoto)
1947年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため3年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『道頓堀川』『錦繍』『青が散る』『流転の海』(全9部。毎日芸術賞)『春の夢』『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎賞)『田園発 港行き自転車』『よき時を思う』等著書多数。
■書誌情報
書 名:『潮音 第一巻』
著 者:宮本輝
定 価:2,420円(税込)
出版社:文藝春秋
発売日:2025年1月20日
ISBN: 978-4-16-391936-2
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