ブラザー、「TwinAqua」搭載のスポットクーラー「PureDrive」シリーズ3機種を展示
第19回【東京】総務・人事・経理Week[春]に初出展
昨今、熱中症患者数が増加する中、勤務中に起こる熱中症の大半が工場などの作業現場で起きている。このことから、ブラザーではそれらの現場における対策が今後ますます重要になると考え、環境に負荷をかけず、労働環境の改善に貢献するため、独自の2段階冷却技術TwinAqua*1を開発した。TwinAqua*1が搭載された「排熱レス&フロンレス スポットクーラー Pure Drive」は2020年に子会社のブラザーエンタープライズより販売が開始されて以降、お客様の用途に合わせたモデル展開を行い、現在はPureDriveシリーズとして全4機種を販売している。
■ブラザー独自の2段階冷却技術「TwinAqua*1」
冷却エレメント内での水の気化現象「直接気化冷却」と、熱交換器内での水の気化現象「間接気化冷却」を組み合わせた、ブラザー独自の2段階冷却技術(下図参照)。この冷却技術により、コンプレッサーも冷媒も不要となり、排熱レスとフロンレス*2を実現。冷たい風だけを送ることができ、作業環境全体の快適性が向上するだけでなく、フロン類不使用であることから、環境負荷低減にも貢献する。
ブラザーグループは、歴史の中で培った多様な独自技術や販売ルートや、お客様とのつながりの連続性を生かして新たな事業を生み出し、40以上の国と地域で展開してきた。今後もこれらの強みを生かし、ブラザーが策定したマテリアリティの解決につながる新規事業の創出を目指すため、「働く人々の生産性と創造性を支える」「地球の未来に貢献する」ための事業機会を広く探索していくという。
■展示会情報
名称 : 第19回【東京】総務・人事・経理Week[春]
※イベントの詳しい情報は以下のウェブサイトを参照。
(https://www.office-expo.jp/tokyo/ja-jp.html)
日時 : 2023年5月10日(水)~12日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)
展示場所 : 東京ビッグサイト(福利厚生EXPO ブース番号:26-29)
また、本展示会と同時開催される「カイシャのミライ カレッジ2023 Tokyo[Spring]」(https://www.office-expo.jp/tokyo/ja-jp/visit/office-college.html)のバックオフィスソリューションセミナーにおいて、PureDriveシリーズの開発者が、暑熱対策ニーズの増加に対する解決策として、PureDriveシリーズの製品およびそれらを用いた局所空調化の導入事例などを紹介する。
■ブラザーブースの展示製品
・排熱レス&フロンレス スポットクーラー Pure Drive(首振りタイプ)
コンプレッサーと冷媒を使わない、2段階冷却方式TwinAqua*1の採用で高い冷却効果が得られると同時に、消費電力を大幅に抑えることを実現。さらに、冷風を吹き出すスポット口が自動で左右に動くことにより、広範囲に風を届ける。
・PureDrive-FL*3
排熱レス&フロンレス スポットクーラー Pure Driveの技術を生かし、バッテリータイプのフォークリフト用に開発されたスポットクーラー。高い冷却性を保持しながら、小型化と低消費電力を実現した。ドライバーの快適性が確保できるだけでなく、作業場の空調設定を弱めることが可能となり、作業場全体の省エネにも貢献。また、低消費電力であることから、フォークリフトの稼働時間にもほとんど影響しない。
・PureDrive-FL DC12V
エンジンタイプのフォークリフトに多い、12Vの電圧出力に対応。風量切り替えが2段階で可能となり、従来モデルと同じ風量の「パワフルモード」に加え、風量を抑えた「通常モード」を追加。通常モードではパワフルモードの半分以下の消費電力で使用することもできる。
PureDriveシリーズの製品ページ https://www.brother-enterprise.co.jp/puredrive-series/
*1 TwinAquaはブラザー工業株式会社の商標
*2 代替フロンも含む
*3 PureDrive-FLは「省エネ大賞」の他、「愛知環境賞」および「エコプロアワード」を受賞
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