二ヶ月連続刊行！　小路幸也の新作家族小説『からさんの家　伽羅（きゃら）の章』がはやくも登場！

2023年9⽉11⽇（月）全国の書店・ネット書店で発売！

徳間書店

2023年9月8日 10時00分

株式会社徳間書店（本社：東京都品川区上⼤崎代表取締役社⻑：⼩宮英⾏）は、作家・小路幸也さんの新作長篇小説『からさんの家　伽羅（きゃら）の章』（https://www.tokuma.jp/book/b632187.html）を9⽉11⽇（月）に発売することをお知らせ致します。

本作品は、8⽉30⽇（水）に発売された、『からさんの家　まひろの章』（https://www.tokuma.jp/book/b632183.html）の続篇となります。

『からさんの家　伽羅の章』（小路幸也／著）

詩人、小説家、作詞家、画家など、様々な活動をしてきた女性・伽羅（きゃら）。

七十を超して出来た義理の孫娘は、彼女の暮らしに新たな彩りを……。

東京・根津。言問通りの近くに建つ古い洋館に住む三原伽羅は、詩人で小説家で画家、女優だったこともある多才な女性。
昭和・平成・令和と、自分に正直に生きた彼女の人生は、この経歴からもわかるとおり、波瀾万丈。
そんな彼女に、息子の結婚相手の義理の娘・まひろという孫が出来た。
建築家志望の柊也、新進芸術家のタロウ、建築会社勤務の男性、バーを営む祐子という、個性的な面々が下宿している家での共同生活。その暮らしに、様々な事件と変化が……。
ドラマ化もされた「東京バンドワゴン」や「花咲小路」などの人気シリーズをもつ著者が描く、新しい家族小説。

主な登場人物

●神野まひろ――二十歳。実の両親は離婚。父は再婚したが、新婚旅行中に事故死。再婚相手である義母の妹・神野ひろみの養女になる。高校卒業と義母ひろみの結婚を機に、義祖母の家に住み、彼女のマネージャーをしている。

●三原伽羅――七十四歳。〈みはらから〉のペンネームで、文筆家、詩人、画家として活動するアーティスト。まひろの義母ひろみの結婚相手・三原達明の母。

●永沢祐子――五十二歳。十五年来の三原家の住人。ジャズシンガー。スナックのママ。

●野洲柊也――二十五歳。三原家の住人。北海道出身。会社員。

●ヤマダタロウ――三十七歳。三原家の住人。アーティスト。

●水島レイラ――出版社で編集長をしている。新人の頃から三十年近く、からさんの担当。

●三原駿一――伽羅の兄の息子。刑事。

●黒田晋――まひろの実母の再婚相手。建設会社社長。

担当編集者コメント

おばあさんと呼ぶには、少しためらうくらい元気で格好良い女性を主人公で描いてみませんか？　という提案をさせていただき、生まれた作品です。

東京の下町にある古い洋館。そこに一緒に暮らす、個性的な人たちの日常を描いた２冊を是非読んでみて下さい。

著者プロフィール

小路幸也（しょうじ・ゆきや）

北海道生まれ。北海道在住。

札幌の広告制作会社にライター、エディター、プランナーとして勤務。

退社後執筆活動へ。メフィスト賞を受賞した『空を見上げる古い歌を口ずさむ　pulp-town fiction』でデビュー。

主な作品に、『東京バンドワゴン』『花咲小路』などのシリーズがある。

http://solas-solaz.mods.jp/

書誌情報

カバーイラスト／洵

タイトル：からさんの家　伽羅（きゃら）の章
著者：小路幸也
定価：2090円（税込）
判型：四六判上製
ページ数：272ページ
発売：2023年9月11日（月）
ISBN：978-4-19-865693-5
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b632187.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198656932

【初出情報】

「読楽」2022年4月号～2023年1月号、3月号。

単行本化にあたり、加筆修正しました。

シリーズ前作、発売中！

カバーデザイン／AFTERGLOW

タイトル：からさんの家　まひろの章
著者：小路幸也
定価：2200円（税込）
判型：四六判上製
ページ数：320ページ
発売：2023年8月30日（水）
ISBN：978-4-19-865674-4
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b632183.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198656746

【初出情報】

「読楽」2021年3月号～2022年3月号。

単行本化にあたり、加筆修正しました。

高校を卒業したばかりのまひろは、血の繋がらない祖母と暮らすことになった！

東京の下町にある古い洋館。そこに住む個性的な人たちの暮らし。

ちょっと“フクザツ”な家族小説！

同著者、徳間文庫の好評既刊『国道食堂　1st season』『国道食堂　2nd season』発売中！

元プロレスラーが営むドライブイン〈ルート517〉、通称「国道食堂」。

フツーのメニューが、メチャ美味い!!

最強の飯テロ小説、2作同時文庫化！

カバーイラスト／小川真二郎

タイトル：国道食堂　1st season
著者：小路幸也
定価：990円（税込）
判型：徳間文庫
ページ数：432ページ
発売：2023年5月12日（金）
ISBN：978-4-19-894858-0
商品ページ：
https://www.tokuma.jp/book/b626447.html

https://www.amazon.co.jp/dp/4198948585

カバーデザイン／welle design

タイトル：国道食堂　2nd season
著者：小路幸也
定価：1001円（税込）
判型：徳間文庫
ページ数：464ページ
発売：2023年5月12日（金）
ISBN：978-4-19-894859-7
商品ページ：
https://www.tokuma.jp/book/b626449.html

https://www.amazon.co.jp/dp/4198948593

神奈川県の小田原から山梨県の甲府へ向かう国道沿いにある通称「国道食堂」。ドライブインというより、大衆食堂という感じだからか、そう呼ばれている。店の中にはなんとプロレスのリングがある。店主が元プロレスラーだからだ。この店のメニューは、唐揚げや餃子カレー、どれも素晴らしく美味い。近隣だけでなく、遠くからも客が来る。なかには、ちょっとワケありな客もいて……。