AIデータ社、研究者のための参謀AI「AI R&D on IDX」を発表、~文献・研究ノート・実験記録を統合、生成AIでナレッジ活用を自動化~
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、研究開発部門に特化した生成AI × ナレッジ統合プラットフォーム「AI R&D on IDX」を発表しました。
本製品は、研究現場に散在する文献・特許・研究ノート・実験データをIDX上に統合管理し、研究者個人の知識をナレッジチームドライブとRAGによって“組織知”として活用可能な形に変換する次世代型R&D支援ソリューションです。
近年、研究開発領域では「情報の分断」「属人化」「探索コストの増大」が深刻化しており、研究者が本来の創造活動に割ける時間は減少しています。特に、過去研究の再探索・実験条件の再確認・人材交代時の知識引継ぎは、多くの研究現場で非効率なまま放置されています。
https://www.idx.jp/aifactory/list/rd/

■ AI R&D on IDXの主要機能
AI R&D on IDXは、生成AIとRAG(検索拡張生成)を活用し、以下の機能を提供します。
-
文献・特許・研究ノートのRAG統合検索:自然言語で質問するだけでナレッジチームドライブからRAGにより正確なLLM活用で、関連知識を即時提示
-
実験記録の検索・要約支援AI:アップロードされた実験データから関連情報から条件・結果・装置情報を生成AIが検索・要約
-
研究プロセス要約支援AI:IDX上にインポートされた会議録・進捗レポートをAIが要点抽出
-
研究者別ナレッジAIQ&A:アップロードされた研究資料に基づく質問応答で属人化した研究経験をナレッジ化・AI活用
-
業界特化型テンプレート:製薬・材料・化学研究向けの事前設定済みナレッジテンプレートを業務提携パートナーと共同開発
これにより、研究者は情報探索や資料整理ではなく、本来の価値創造プロセスに集中できる環境を実現します。また、研究プロジェクトの属人化を抑制し、研究スピード・再現性・知識継承を同時に向上させます。
■今後の展開
今後AIデータ社は、製薬・材料・化学・重電・大学研究所向けに業界特化型テンプレートを順次展開し、国内外の研究開発機関における「R&D版ナレッジOS」の標準化を推進。3年以内に国内200研究機関への導入を目指します。
■AIデータ株式会社について
名 称:AIデータ株式会社
設 立:2015年4月 資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)
代表取締役社長:佐々木 隆仁
所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明™』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
