ヒューマンタッチ 国内の人材市場動向数値 (建設業界編)2月
建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ 2月まとめ
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:髙本和幸、以下「ヒューマンタッチ」)は、最新の人材市場に関する公的データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2018年2月』 を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。
ダイジェスト
■建設技術者の2017年平均の有効求人倍率は過去最高の5.61倍に達する
厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、公共職業紹介所(ハローワーク)における建設技術者(建築・土木・測量技術者)の2017年平均の有効求人倍率は5.61倍に達し、現在の職業分類名称で集計を開始した2001年以降で最高値になりました。
2001年以降の建設技術者の有効求人倍率と就職件数の推移を見ると、有効求人倍率はリーマンショック後だった2009年の0.84倍を底として、2017年の5.61倍まで毎年上昇を続けています。工事量の増大に伴う求人数の増加や、求職者数の減少を背景に、建設技術者の人材需給が一段と逼迫していることが分かります。公共職業紹介所における建設技術者の採用活動の厳しさは、年間就職件数が直近ピークを付けた2009年の21,180件から、2017年の11,448件へと、直近8年間で約1万件減少していることからもうかがえます(=図表①)。
【図表① 建設技術者(建築・土木・測量技術者)の年平均有効求人倍率の推移】
■2017年12月の建設技術者の新規求人倍率は初めて10倍台に突入
2017年の月別の建設技術者の有効求人倍率と新規求人倍率の推移を見ると、有効求人倍率は上昇傾向が続き12月には6.66倍にまで達しました。また、有効求人倍率の先行指標となる新規求人倍率は、12月には統計を開始してから初めて10倍台に突入(10.68倍)しており、2018年についても、人材需給がさらに逼迫することが予想されます(=図表②)。
【図表② 建設技術者(建築・土木・測量技術者)の月別有効求人倍率の推移 】
■建設業界の最新雇用関連データ(2018年1月30日総務省・厚生労働省公表)
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
◆就業者数は494万人(前年同月比98.4%)、雇用者数は407万人(同98.5%)と、いずれも前年同月より減少
<建設業の就業者数と雇用者数の推移>
<建設業の新規求人数の推移(新規学卒者とパートを除く)>
<建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
◆建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.90ポイント上昇の4.93倍となり、過去最高を更新。前年同月を32カ月連続で上回り、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が長期化している
<建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル1F
●資本金:1億円
●URL :http://human-touch.jp/
■建設技術者の2017年平均の有効求人倍率は過去最高の5.61倍に達する
厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、公共職業紹介所(ハローワーク)における建設技術者(建築・土木・測量技術者)の2017年平均の有効求人倍率は5.61倍に達し、現在の職業分類名称で集計を開始した2001年以降で最高値になりました。
2001年以降の建設技術者の有効求人倍率と就職件数の推移を見ると、有効求人倍率はリーマンショック後だった2009年の0.84倍を底として、2017年の5.61倍まで毎年上昇を続けています。工事量の増大に伴う求人数の増加や、求職者数の減少を背景に、建設技術者の人材需給が一段と逼迫していることが分かります。公共職業紹介所における建設技術者の採用活動の厳しさは、年間就職件数が直近ピークを付けた2009年の21,180件から、2017年の11,448件へと、直近8年間で約1万件減少していることからもうかがえます(=図表①)。
【図表① 建設技術者(建築・土木・測量技術者)の年平均有効求人倍率の推移】
■2017年12月の建設技術者の新規求人倍率は初めて10倍台に突入
2017年の月別の建設技術者の有効求人倍率と新規求人倍率の推移を見ると、有効求人倍率は上昇傾向が続き12月には6.66倍にまで達しました。また、有効求人倍率の先行指標となる新規求人倍率は、12月には統計を開始してから初めて10倍台に突入(10.68倍)しており、2018年についても、人材需給がさらに逼迫することが予想されます(=図表②)。
【図表② 建設技術者(建築・土木・測量技術者)の月別有効求人倍率の推移 】
■建設業界の最新雇用関連データ(2018年1月30日総務省・厚生労働省公表)
(1)建設業の就業者数・雇用者数・新規求人数
◆就業者数は494万人(前年同月比98.4%)、雇用者数は407万人(同98.5%)と、いずれも前年同月より減少
<建設業の就業者数と雇用者数の推移>
◆公共職業紹介所における新規求人数は63,914人(前年同月比109.8%)と17カ月連続で前年同月を上回り、建設業界における人材需要は活発な状況が続いている
<建設業の新規求人数の推移(新規学卒者とパートを除く)>
(2)建設技術職の雇用動向
◆建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.97ポイント上昇して6.66倍となり、過去最高を更新。前年同月比で31カ月連続の上昇で、厳しい人手不足の状況が長期化している<建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<建築・土木・測量技術者の雇用関連指標の前年同月比(常用・除くパート)>
(3)建設技能工の雇用動向
◆建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.90ポイント上昇の4.93倍となり、過去最高を更新。前年同月を32カ月連続で上回り、建設技能工についても厳しい人手不足の状況が長期化している
<建設・採掘の職業の雇用関連指標の推移(常用・除くパート)>
<建設・採掘の職業の雇用関連指標の前年同月比(常用・除くパート)>
【本レポートの全文はこちらから】 ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2018年2月) http://human-touch.jp/news/ht_soken/m_Report201802.pdf ヒューマンタッチ株式会社は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。 |
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 ------------------------------
●代表者:代表取締役 髙本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル1F
●資本金:1億円
●URL :http://human-touch.jp/
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