freee・サイバーエージェント・サイボウズ、Webアクセシビリティに関する調査結果を公開
Web関連企業従事者807人に対して、「Webアクセシビリティ」に関するアンケート調査を実施。3社の取組事例も併せて紹介。
・Web関連企業従事者の62%がWebアクセシビリティを「知らない」と回答
・53.9%の人が勤務先が提供しているWebサービスにWebアクセシビリティの向上が必要だと回答
・53.9%の人が勤務先が提供しているWebサービスにWebアクセシビリティの向上が必要だと回答
freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)、株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋以下「サイバーエージェント」)、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下「サイボウズ」)は、Web関連企業従事者807人に対して、「Webアクセシビリティ」に関するアンケート調査を実施しました。freee、サイバーエージェント、サイボウズ、freeeは、本調査結果と共に各社の取組事例を公開することで、「Webアクセシビリティ」そのものが広く周知され、より多くのWeb関連企業がWebアクセシビリティの向上に取り組むキッカケとなることを目指します。
Webアクセシビリティとは、「高齢者や障害者など年齢的・身体的条件にかかわらず、Webで提供されている情報にアクセスできること」を意味します。例えば、視覚障害者がWebサービスを利用する際に、音声のみでサービスを利用できるような操作性の充実などが挙げられます。Webアクセシビリティは、社会の中でWebが重要な情報源となっていることから、災害時の情報取得などを含めて、高齢者や障害者などが情報弱者となり、不利益や危険な状況に陥らないよう、その必要性が求められているものです。
■調査結果のサマリ
■62%がWebアクセシビリティを「知らない・聞いたことはあるが内容は知らない」と回答
・Webアクセシビリティ向上になぜ取り組んでいるのか
サイバーエージェントでは、「サイバーエージェントのサービスを利用する全ての人が、心身の機能や利用する環境に関係なく、提供されている情報やサービスを利用できること」を目指し、Webサービスのアクセシビリティ向上に取り組んでいます。
・Webアクセシビリティ向上の取り組み具体例
①「Ameba Accessibility Guidelines」の策定
サービスを利用するユーザーの「誰もがいつでも迷わずコンテンツを楽しむことができる」ようにするため、制作指針集「Ameba Accessibility Guidelines」を策定しています。
https://openameba.github.io/a11y-guidelines/
②「WINTICKET」がWebアクセシビリティ試験でシングルAへ一部準拠
公営競技投票サービス「WINTICKET」においても、サービスを通じて誰でも公営競技を楽しめるようアクセシビリティの向上に努めています。その一環として、Webアクセシビリティに関するJIS規格である「JIS X8341-3:2016」のシングルAに公営競技投票サービスとして初めて一部準拠しています。
③視覚障害当事者を交えた、アクセシビリティレビューの実施
視覚障害当事者であるエンジニアを交えたチームを発足し、アクセシビリティ向上につながるプロダクト改善を行っています。
https://developers.cyberagent.co.jp/blog/archives/27440/
・Webアクセシビリティ向上になぜ取り組んでいるのか
サイボウズは、「チームワークあふれる社会を創る」という理念に基づき、すべての人がチームに参加・貢献できるようにすることをミッションと考えています。Webに最もアクセスしにくい方たちがアクセスしやすいようにすることで誰もがよりアクセスしやすくなると考え、Webアクセシビリティに取り組んでおります。
・Webアクセシビリティ向上の取り組み具体例
①アクセシビリティポータルサイトを公開
サイボウズアクセシビリティポータルサイトを開設し、アクセシビリティに関する製品アップデート情報を掲載しています。また、アクセシビリティに関するご意見を受け付けています。
https://a11y.cybozu.io/
②全盲・ロービジョンの社員による製品改善
2020年より、全盲・ロービジョンのエンジニアを交えて、アクセシビリティチームを発足させ、製品のアクセシビリティ改善を行なっています。
③社内啓発を実施
視覚障害者の社員が主催して社内勉強会や研修を定期的に開催しています。
社内で行われたアクセシビリティ勉強会の資料・動画は、所属するチームでアクセシビリティを広げていきたいと考えている方にお使いただけるよう、①のアクセシビリティポータルサイトで公開しています。
・Webアクセシビリティ向上になぜ取り組んでいるのか
freeeは、「アイデアやパッションやスキルがあればだれでも、 ビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム」というビジョンを掲げ、”だれでも”freeeが提供するサービスを使ってビジネスを推進できる世界を目指しています。ビジョン実現の為にもWebアクセシビリティの向上は必要不可欠であり、今後も既存サービスの改修含め開発を強化してまいります。
・Webアクセシビリティ向上の取り組み具体例
①全盲エンジニアや色覚障害当事者による社内レビュー会の実施
色覚障害当事者の従業員による任意参加のレビュー会を実施しました。「見えない」「見えにくい」をレビューしてもらい、改修を行いました。その他、全盲のエンジニア社員によるサービスレビューを行い、音声読み上げ機能を利用した際の操作性のテストを実施しています。
https://a11y-guidelines.freee.co.jp/
■調査概要
・回答者数:807人
・調査期間:2020年9月24日~2020年9月26日
・年代:20代~60代
・職業:IT(BtoB),IT(BtoC),IT(その他)
・調査結果詳細
https://docs.google.com/presentation/d/1_Uubt2801jkcC84RWA2vT4CjMy7R2MEDvrbo9conw7w/edit#slide=id.g83824d8bcb_0_40
■Webアクセシビリティとは
Webアクセシビリティとは、「高齢者や障害者など年齢的・身体的条件にかかわらず、Webで提供されている情報にアクセスできること」を意味します。例えば、視覚障害者がWebサービスを利用する際に、音声のみでサービスを利用できるような操作性の充実などが挙げられます。Webアクセシビリティは、社会の中でWebが重要な情報源となっていることから、災害時の情報取得などを含めて、高齢者や障害者などが情報弱者となり、不利益や危険な状況に陥らないよう、その必要性が求められているものです。
■調査結果のサマリ
- 62%がWebアクセシビリティを「知らない・聞いたことはあるが内容は知らない」と回答
- 79%が勤務先にWebアクセシビリティ向上に向けて取り組む人・部署が「存在しない・分からない」と回答
- 53.9%の人が勤務先が提供しているWebサービスにWebアクセシビリティの向上が必要だと回答
- Webアクセシビリティに取り組む場合の課題で最も多かった理由は「Webアクセシビリティについて知見がある人がいない・最適な人材がいない」
■62%がWebアクセシビリティを「知らない・聞いたことはあるが内容は知らない」と回答
■79%が勤務先にWebアクセシビリティ向上に向けて取り組む人・部署が「存在しない・分からない」と回答
■53.9%の人が勤務先が提供しているWebサービスにWebアクセシビリティの向上が必要だと回答
■Webアクセシビリティに取り組む場合の課題で最も多かった理由は「Webアクセシビリティについて知見がある人がいない・最適な人材がいない」
■事例:株式会社サイバーエージェントの取組
・Webアクセシビリティ向上になぜ取り組んでいるのか
サイバーエージェントでは、「サイバーエージェントのサービスを利用する全ての人が、心身の機能や利用する環境に関係なく、提供されている情報やサービスを利用できること」を目指し、Webサービスのアクセシビリティ向上に取り組んでいます。
・Webアクセシビリティ向上の取り組み具体例
①「Ameba Accessibility Guidelines」の策定
サービスを利用するユーザーの「誰もがいつでも迷わずコンテンツを楽しむことができる」ようにするため、制作指針集「Ameba Accessibility Guidelines」を策定しています。
https://openameba.github.io/a11y-guidelines/
②「WINTICKET」がWebアクセシビリティ試験でシングルAへ一部準拠
公営競技投票サービス「WINTICKET」においても、サービスを通じて誰でも公営競技を楽しめるようアクセシビリティの向上に努めています。その一環として、Webアクセシビリティに関するJIS規格である「JIS X8341-3:2016」のシングルAに公営競技投票サービスとして初めて一部準拠しています。
③視覚障害当事者を交えた、アクセシビリティレビューの実施
視覚障害当事者であるエンジニアを交えたチームを発足し、アクセシビリティ向上につながるプロダクト改善を行っています。
https://developers.cyberagent.co.jp/blog/archives/27440/
■事例:サイボウズ株式会社の取組
・Webアクセシビリティ向上になぜ取り組んでいるのか
サイボウズは、「チームワークあふれる社会を創る」という理念に基づき、すべての人がチームに参加・貢献できるようにすることをミッションと考えています。Webに最もアクセスしにくい方たちがアクセスしやすいようにすることで誰もがよりアクセスしやすくなると考え、Webアクセシビリティに取り組んでおります。
・Webアクセシビリティ向上の取り組み具体例
①アクセシビリティポータルサイトを公開
サイボウズアクセシビリティポータルサイトを開設し、アクセシビリティに関する製品アップデート情報を掲載しています。また、アクセシビリティに関するご意見を受け付けています。
https://a11y.cybozu.io/
②全盲・ロービジョンの社員による製品改善
2020年より、全盲・ロービジョンのエンジニアを交えて、アクセシビリティチームを発足させ、製品のアクセシビリティ改善を行なっています。
③社内啓発を実施
視覚障害者の社員が主催して社内勉強会や研修を定期的に開催しています。
社内で行われたアクセシビリティ勉強会の資料・動画は、所属するチームでアクセシビリティを広げていきたいと考えている方にお使いただけるよう、①のアクセシビリティポータルサイトで公開しています。
■事例:freee株式会社の取組
・Webアクセシビリティ向上になぜ取り組んでいるのか
freeeは、「アイデアやパッションやスキルがあればだれでも、 ビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム」というビジョンを掲げ、”だれでも”freeeが提供するサービスを使ってビジネスを推進できる世界を目指しています。ビジョン実現の為にもWebアクセシビリティの向上は必要不可欠であり、今後も既存サービスの改修含め開発を強化してまいります。
・Webアクセシビリティ向上の取り組み具体例
①全盲エンジニアや色覚障害当事者による社内レビュー会の実施
色覚障害当事者の従業員による任意参加のレビュー会を実施しました。「見えない」「見えにくい」をレビューしてもらい、改修を行いました。その他、全盲のエンジニア社員によるサービスレビューを行い、音声読み上げ機能を利用した際の操作性のテストを実施しています。
②他企業にも参考になるようアクセシビリティガイドラインを提供しています。他企業の皆さまにもアクセシビリティ向上に取り組むために、社内で得た情報・経験を積極的に発信しています。
https://a11y-guidelines.freee.co.jp/
■調査概要
・回答者数:807人
・調査期間:2020年9月24日~2020年9月26日
・年代:20代~60代
・職業:IT(BtoB),IT(BtoC),IT(その他)
・調査結果詳細
https://docs.google.com/presentation/d/1_Uubt2801jkcC84RWA2vT4CjMy7R2MEDvrbo9conw7w/edit#slide=id.g83824d8bcb_0_40
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- パソコンソフトウェア
- ダウンロード