クルマ保有者の半数は希望ナンバー制度を利用 図柄入りナンバープレートの希望理由は「地域に愛着がある」が最多
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調査結果トピックス
① クルマ保有者の半数は希望ナンバー制度を利用
② 希望ナンバー制度を利用しなかった理由は「番号は気にしない」が最多
③ クルマ保有者のおよそ5人に1人は「図柄入りナンバープレートにしたい」
④ 図柄入りナンバープレートにしたい・している理由は、全年代で「地域に愛着がある」がトップ
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パーク24は、毎月9日に、クルマや交通に関するアンケートの調査結果を発表しています。今月の「ナンバープレート」についてのアンケート結果詳細は以下の通りです。
※入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズパーキングやタイムズカー、タイムズカーレンタルの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約1,036万人(2023年5月末現在)。なお、本アンケートは、駐車場やカーシェア、レンタカー等のクルマに関わるサービスを利用した方々を対象としたものです。
① クルマ保有者の半数は希望ナンバー制度を利用 |
タイムズクラブ会員のクルマ保有者の半数は、クルマのナンバープレートを好きな番号に変更できる希望ナンバー制度を利用していることがわかりました。年代別による大きな差はありませんでした。
ナンバープレートの番号を決めた理由を聞いたところ、1位は「好きな数字」35%となり、年代別でも全年代で唯一30%以上となりました。次いで、「家族の誕生日」22%、「記念日」13%と続きました。「その他」では、「買い替え前に乗っていた車と同じ番号にした」などの回答がありました。
② 希望ナンバー制度を利用しなかった理由は「番号は気にしない」が最多 |
希望ナンバー制度を利用していない理由は、「番号は気にしない」63%が最多で、2位以降と30pt以上の差がありました。2位は「お金がかかる」32%、3位は「手続きが面倒」12%でした。
年代別で見ると、20代以下を除く全ての年代で「番号は気にしない」が半数を超えました。また、20代の2割は希望ナンバー制度を「知らなかった」と回答しており、他の年代よりも希望ナンバー制度の認知が低いことがわかりました。
③ クルマ保有者のおよそ5人に1人は「図柄入りナンバープレートにしたい」 |
クルマ保有者のうち、現在、図柄入りナンバープレートに「している」人は4%で、「したい」人は18%でした。年代別で見ると、20代以下が図柄入りに「したい」の意向が最も高く、「している」 との合計比率が3割を超えました。
現在クルマを保有しておらず購入を検討している人に、図柄入りナンバープレートにしたいか尋ねたところ、3割近くが「したい」と回答しており、クルマ保有者よりもわずかながら高い結果となりました。
④ 図柄入りナンバープレートにしたい・している理由は、全年代で「地域に愛着がある」がトップ |
図柄入りナンバープレートにしたい・している理由は、「地域に愛着がある」が47%で最も多く、2位は「絵柄が好み」25%、3位は「自分のクルマの視認性が上がる」17%となりました。
年代別で見ると、30代以下は「絵柄が好み」が3割を超え、他の年代よりも多くなっています。また、年代が上がるほど「寄附金などで地域に貢献できる」の比率が高く、50代以上の5人に1人が地域への貢献を理由に、図柄入りへの変更を希望しています。
図柄入りナンバープレートにしていない理由は「自身の地域の図柄が好みではない」32%が最多となりました。年代による傾向に大きな違いはありませんでした。「その他」では、「シンプルな方が好み」などの回答がありました。
今回のアンケートで、クルマ保有者の半数は希望ナンバー制度を利用していることがわかりました。一方で、地方版図柄入りナンバー普及率は0.74%※、タイムズクラブ会員においても4%にとどまっており、認知が進んでいない状況です。
※国土交通省 「地方版図柄入りナンバープレートの現状と導入希望等」
https://www.mlit.go.jp/common/001461061.pdf
地方版図柄入りナンバープレートは、各地域を象徴する風景や観光資源などがデザインされており、「走る広告塔」として地域の魅力を発信することを目的に導入されています。興味のある方は詳しく調べてみてはいかがでしょうか。
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