ASUS、国立陽明大学と3つのAI先進的研究プロジェクトに署名

肺がん、認知症、精神疾患の革新的な診断治療開発を加速

ASUSTeK  Computer Inc.(エイスース:以下ASUS)と台湾の国立 陽明大学は昨年、産学共同研究センターであるHuaYang 計画を開始いたしました。本日、同社と同大学は、「機械学習による非小細胞肺がんの予後の予測」、「脳ニューロイメージングによる臨床前認知症治療薬開発の評価」、「スマート脳画像診断プラットフォーム」のAIを利用した3つの先進的な共同研究を発表いたしました。ASUSは、優れた技術を応用して、肺がん、認知症、精神障害などの重大な病気に対する革新的な診断と治療の研究を加速させることを目指しています。

ASUSのコーポレートバイスプレジデント兼AICS(ASUS Intelligent Cloud Services)の責任者であるTai-Yi HUANG は、次のように述べています。「HuaYang計画は、ASUSの専門家が設計し、実施するコースを提供することで、人材育成を促進、生物医学業界でのAIの適用を実証、産学連携の効果を開拓、企業のリソースを積極的に投資することで、将来を見据えた研究開発を加速させます。臨床的には、ICD-10コーディングAIレコメンデーションエンジンの導入により、構造化され、標準化された医療データベースを構築します。これは、台湾の医療業界にさらなる革新をもたらす基盤となります。」

国立陽明大学(NYMU)のHsu -Sung KUO学長は、次のように述べています。「NYMUとAICSは、HuaYang計画にともに取り組み、国内の技術的リーダーとのコラボレーションを通じてスマート医療の業界ベンチマークを作成しています。これらの3つの研究プロジェクトは、臨床医学とデジタル技術の統合を象徴しています。私たちは、市民や高齢者が最も心配する病気である肺がん、認知症、精神障害を最初の候補として選び、患者に適した新しい診断と治療の選択肢を見付けることに役立つような臨床サポートをAIが提供できるかどうかを評価します。医療、情報、通信を組み合わせたスマートヘルスケアは、将来の台湾の戦略的産業となるでしょう。私たちは、同様のコラボレーションの機会を増やし、両方の分野の専門家が互いにコミュニケーションを取り、台湾の人々により大きな利益をもたらすことができるようにしたいと考えています。」

国立陽明大学の研究開発学部長で生物医学影像兼放射科学 研究所のYu-Te  WU教授は、台湾では肺がんの90%以上を非小細胞癌が占めており、世界的な研究では腫瘍の攻撃性と予後を決定するために結節と組織の特性の画像分析に焦点を合わせている、と指摘しています。HuaYang計画と台北栄民総医院の胸部内科は、AIを使用して台湾人の肺がん患者の膨大な臨床データセットを分析してきました。このデータセットには、肺がん画像、検査診断、病歴、医療記録、遺伝子発現などが含まれています。HuaYang計画は、医師が治療の初期段階で疾患の予後を予測できるような支援を強化し、生存期間、再発、転移、合併症、重篤な副作用の存在、二次的な遺伝子変異などに関する情報を迅速に把握して新しい治療の方向性について対応もしくは開発し、副作用を減らして治療と患者の生活の質を改善します。

国立陽明大学脳科学研究所のJin-Wu  TSAI教授もまた、認知症は脳内のニューロンのシナプス損傷、減衰、および不活性化によって引き起こされると述べました。HuaYang計画は、動物を使った長期臨床前試験の分析ツールとして、AIを介して3D顕微鏡画像モデルとデータプラットフォームを構築することを目的としています。この計画は、高度な2光子走査顕微鏡でキャプチャされた動物の神経画像を収集し、ディープラーニングを使用してこれらの樹状突起棘画像の形態学的特徴を分析し、自動的にセグメント化、識別、分類します。この目標は、神経変性の特徴の画像を認知症の疾患の進行と相関させ、シナプス変性の重要な指標をバイオテクノロジー学術研究ユニット(Biotechnology Academic Research Units)に提供して早期の発見と治療を行い、新薬開発の質を向上させることです。

また、国立陽明大学デジタルメディカルセンター長で精神科医の免許を持つAlbert Chih-Chieh YANG教授は、現状では具体的な生物学的指標がないため、精神障害の伝統的な診断は主に医師の臨床経験と病歴評価に依拠している、と明らかにしました。このため、患者や家族が理解したり、異論をはさんだり することは容易ではありません。HuaYang計画は、台北栄民総医院と国立陽明大学が保有する台湾在住の数千人の精神障害患者や健康成人のMRI画像を利用するだけでなく、精神および神経変性疾患に関する米国脳画像データベースに配信する「スマート脳画像評価プラットフォーム 」の構築を目指しています。AIアルゴリズムとディープラーニングを使用して、脳の特定の機能領域に表れた異常を特定して、疾患を分類することができます。具体的には、このプラットフォームを利用すれば、気分によっても作用する双極性障害や統合失調症、およびアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の診断マーカーを提供し、臨床診断と予後診断について医師を支援する透明で客観的な生理学的指標を提示することができます。これにより、国際的に医療AIを応用する機会をもたらします。




 
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