「8Kインタラクティブミュージアム」が10月25日に開館した国立工芸館(※1)に「デジタル鑑賞システム」として採用

超高精細の8Kディスプレイ上で貴重な工芸作品の画像を拡大し、細部までじっくり鑑賞できる

左:国立工芸館内に設置された8Kインタラクティブミュージアム
右:表示コンテンツ『志野茶碗 赤不動』*「見どころマーカー」表示時(英語)のイメージ

シャープの「8Kインタラクティブミュージアム」が、国立工芸館に「デジタル鑑賞システム」として採用されました。国立工芸館は東京都から石川県金沢市に移転し、昨日、10月25日に開館しました。

「8Kインタラクティブミュージアム」は、間近で見たり、直接手に取ったりすることが難しい貴重な美術作品などの鮮明な画像を、超高精細の8Kディスプレイに映し出します。タッチパネル操作によって、見たい部分を自在に拡大・縮小・回転しながら鑑賞できるシステムです。

国立工芸館に設置された「8Kインタラクティブミュージアム」では、同館所蔵作品である川喜田半泥子(かわきた はんでいし)作の『志野茶碗 赤不動』(1949年)の高精細画像を、70V型8Kタッチディスプレイに映し出します。白色と緋色のコントラストや、茶碗の高台(※2)の造形、金継ぎ(※3)の細工まで、拡大してじっくりと鑑賞することが可能です。また、作品全体の紹介文に加えて、特徴的な技巧が施された部分には「見どころマーカー」を表示。鑑賞ポイントを分かりやすく解説するので、工芸の専門知識を持たない人でも、作品の魅力を深く味わうことができます。なお、各表示は多言語(日本語、英語、中国語簡体字・繁体字、韓国語)に対応しています。

名称:8Kインタラクティブミュージアム 国立工芸館「デジタル鑑賞システム」
表示作品:川喜田半泥子作『志野茶碗 赤不動』*今後、追加予定です。
展示場所:国立工芸館(石川県金沢市)1階「工芸とであう」内
公開日:2020年10月25日

※1  国立で唯一、工芸を専門とする美術館。1977年に東京・北の丸公園に東京国立近代美術館工芸館として開館。石川県金沢市への移転に伴い、通称を国立工芸館として2020年10月開館。陶磁、ガラス、漆工、木工、竹工、染織、金工、人形など、さまざまな工芸分野の作品を展示。
※2  器が台に接する脚にあたる部分。
※3  割れや欠けなどの破損部分を漆で補修し、金粉などで仕上げる修復技法。

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