「6週間でバッハが弾ける!」―― NHK「あさイチ」出演で大反響、稲垣えみ子さん翻訳『ピアノが弾けるようになる本』3刷決定
ピアノを弾いたことがない人も、もう一度はじめたい人も、続々挑戦中
このたび、株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、ジェイムズ・ローズ著/稲垣えみ子訳『ピアノが弾けるようになる本』の3刷重版を決定いたしました。稲垣えみ子さんがNHK「あさイチ」(9月19日放送)に出演したことを受けて、Amazonランキングでジャンル別1位(学習の売れ筋ランキング2025年9月19日〜20日)を獲得するなど、大きな反響を呼んでいます。

■稲垣えみ子さんからのメッセージ
まさか自分が翻訳などという大変な仕事に手を染めるとは想像もしたことがなかったのですが、なぜそこまでしてこの本をどうしても紹介したかったかといえば、この本を読めば必ず誰でも、確かに6週間であのバッハの名曲が弾けるようになると確信したからです。エ、どうしてバッハなんか弾かなきゃいけないのと思う人もおられましょうが、その「なぜ」という理由もこの本にはしっかり書かれています。それはごくかいつまんで言えば、この困難な時代をどうにか生き延びるには、実は誰もが持っている自分の中の「美しいもの」を自ら耕し発掘しなきゃならないからです。著者のローズ自身、少年時代に一生の傷となる大きな悲劇に見舞われて、ピアノを弾くことでなんとか生き延びてきました。だから音楽を演奏することが人の人生を救うのだと彼は心から信じているのです。そんな彼が、ユーモアに溢れた励ましの言葉を総動員して、私たち一人一人に全力で寄り添ってくれる温かさは、読んでいるだけでも生きる希望を与えてくれるものです。おかげさまで多くの人に読んでいただけてとても嬉しいです。まさかローズも極東のこの国で自分の本が翻訳されるなどとは考えていなかったでしょうが、この本をきっかけにローズのファンが増えて、日本でコンサートを開いてくれたら最高だなと夢見たりしています。

訳者プロフィール
稲垣えみ子
1965年、愛知県生まれ。朝日新聞社で大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員を務め、2016年に50歳で退社。以来、都内で夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしのフリーランス生活を送る。『魂の退社』『もうレシピ本はいらない』(第五回料理レシピ本大賞料理部門エッセイ賞受賞)、『一人飲みで生きていく』『老後とピアノ』『家事か地獄か』など著書多数。
■本書の内容
1日2小節ずつ6週間。バッハを弾いて人生を変えよう!
著者のローズは大人になってから独学でピアノを学び直した異色のピアニスト。
『老後とピアノ』の著者である稲垣えみ子による日本語訳でお届けします。
楽譜の読み方の基礎から始まり、1日2小節ずつの練習で6週間後にはバッハの前奏曲が弾けるようになる大人のピアノ入門決定版です。

すべての起点となるのが「まんなかのド」です。
その名前の通り、これはまさにキーボードのまんなかにあって、あなたが初めてピアノの前に座った時、自分の位置を確認するのに最適な場所にあります。

試しにこんなことをやってみましょう。
ミの鍵盤を3回弾きます。
それから、同じミをもう一度3回弾きましょう。
そうしたら、今度は同じミを1回、次にその少し右にあるソを1回、それからまんなかのド、その隣のレ、さらに最初に弾いたミをそれぞれ1回ずつ弾きます。
はい、おめでとうございます!
あなたは「ジングル・ベル」の出だしのフレーズを弾くことができました。

「正しい指遣い」を見つけること
それぞれの手の指は、親指から順番に1から5までの番号で示されます。親指が1、小指が5。
楽譜に書き込まれた指遣いに沿って弾いてみましょう。
正しい指遣いを学ぶことで、より簡単に、そして
驚くほど美しい音で弾くことができるようになるのです。
書誌情報
書名 :ピアノが弾けるようになる本
著者 :ジェイムズ・ローズ 著 稲垣えみ子 訳
発売日 :2025年7月3日
価格 :1,430円(税込)
仕様 :四六並製・80ページ
ISBN:978-4-8387-3329-3
発行 :株式会社マガジンハウス
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