緑茶のニーズは「香り」へ新ブランド『アサヒ 颯(そう)』 4月4日発売

微発酵茶葉を一部使用した華やかな香りの緑茶

アサヒ飲料

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は、緑茶の新ブランド『アサヒ 颯』を4月4日から発売します。年間販売数量は500万箱を目指します。

■商品特長
 『アサヒ 颯』は日本最高位茶師十段の酢田恭行氏全面監修のもと、微発酵茶葉(萎凋(いちょう)緑茶)を一部使用し、一般的な緑茶とは異なる華やかな香り立ちを実現した新たな緑茶です。通常、緑茶で使用する茶葉は発酵させませんが、摘み取り後に時間をかけてわずかに発酵させた茶葉を一部使用することで、茶葉本来の香りを引き立てています。
 今回PET620mlに採用する容器は『アサヒ 颯』独自に開発したものです。凹凸のある波形のデザインで、特長である華やかな香りをイメージしました。また、正面中央にブランド名を大きく記し、下部には「香り立つ」「微発酵茶葉使用」と記すことで、ブランド名と商品特長をわかりやすく伝えています。PET620mlとPET2Lのラベルに使用しているインキの一部を植物由来原料にすることで環境負荷低減にも貢献していきます。

■開発背景
 当社は2021年から2年以上にわたり12,000人に対して無糖茶に関する調査を実施しました。その中で「苦みが特長の緑茶から、香り高くすっきりとした味わいの緑茶へ」というお客さまの嗜好の変化を捉え、時代のニーズに合う香り高い緑茶の開発に着手しました。
 複数の茶舗をめぐり、最適な原材料や製法を探る中で日本最高位茶師十段の酢田恭行氏と出会い、萎凋緑茶に着目しました。しかし、萎凋緑茶は発酵度合いの調整が難しく、大量生産には不向きでした。国内の煎茶の0.02%※1しか生産されていないため、萎凋緑茶を生産可能な工場の協力の下、量産化を実現しました。
※1当社調べ

■広告販促活動
 発売と同時に年間10,000GRPのTVCMの出稿を予定しています。TVCMに加え、デジタル施策やインフルエンサーとのタイアップ企画などを通じて『アサヒ 颯』の話題喚起と飲用喚起を図ります。

 緑茶市場は飲料市場の15%※2を占める主要カテゴリーですが、市場は成熟化し、成長率は横ばいに推移しています。一方、香りに特長のある無糖茶市場は2018年の585億円から2022年の680億円※3へと過去5年間で16%伸長し、今後も成長が見込まれる市場です。当社は時代のニーズを捉えた香り高さが特長の『アサヒ 颯』を発売することで、緑茶市場の活性化を目指します。
※2緑茶市場-食品マーケティング研究所(飲料総市場-飲料総研)
※3インテージSRI+ 香味系無糖茶推計販売規模(金額) /全国/2018年1月~2022年12月

参考:日本最高位茶師十段 酢田恭行氏
 創業180年以上の宇治茶の老舗「放香堂」で六代目東源兵衛を受け継ぐ茶師。60年以上の歴史の中でわずかしか選ばれていない「茶審査技術十段(最高位)」に認定されています。

■商品概要
・商品名 アサヒ 颯
・容量 紙パックスリム250ml/PET275ml/PET500ml/PET620ml/PET2L
・希望小売価格 80円(税別)86円(税込)/115円(税別)124円(税込)/140円(税別)151円(税込)/160円(税別)173円(税込)/380円(税別)410円(税込)
・品目 緑茶(清涼飲料水)
・発売日 4月4日
・地域 全国

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会社概要

アサヒ飲料株式会社

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URL
https://www.asahiinryo.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒグループ本社ビル
電話番号
03-5608-5331
代表者名
米女 太一
上場
未上場
資本金
110億8168万円
設立
1982年03月