[名古屋版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 11ヵ月ぶりの上昇も小幅な動き
募集賃料 前月からほぼ横ばい
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:福島正二郎)は、2025年8月度の名古屋市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年9月号名古屋」を公表します。
※1:主要エリア=名古屋市名駅エリア・栄エリア・伏見エリア
※調査時点:2025年8月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
名駅エリアでは1999年~2017年にかけて高価格帯の大規模ビルが竣工し、プライスリーダーの役割を担ってきた。栄エリアでも2023年に「中日ビル」が竣工し、2026年には3棟の大規模ビルが竣工を控えており、賃料水準を押し上げている。大規模ビルの供給が集中することで、名駅・栄の両エリア間における上限値の差が縮小してきている。(名古屋支店長 妹尾哲也)
名古屋市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 11ヵ月ぶりの上昇も小幅な動き 「栄」は2022年5月以来の2%台
空室率は前月比プラス0.04ポイントの3.21%と、11ヵ月ぶりの上昇だが小幅な動きに止まっている。売買により貸止めとなっていたビルで募集が再開された一方、拡張移転や館内増床により空室床の消化が進み、前月からはわずかな動きとなった。エリア別では「栄」が2022年5月以来の2%台に低下した。潜在空室率は前月比プラス0.14ポイントの4.91%となった。
オフィス需要は前向きな動きが中心で、各種条件のバランスが優れた既存ビルの募集床では品薄感が強い。
<空室率&潜在空室率>

名古屋市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 前月からほぼ横ばい 12,000円/坪台で推移
募集賃料は前月比マイナス12円/坪の12,693円/坪となった。前月からほぼ横ばいで、引き続き12,000円/坪台で推移している。
<募集賃料&募集面積>

<名古屋市 規模別 空室率>

<名古屋市 全規模ビル 主要エリア 空室率>

<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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