俳優/映画監督・齊藤工発案 劇場体験を届ける移動映画館 cinéma birdが熊本小国にて開催 公衆衛生の礎を築いた北里柴三郎が生まれ育った地にて医療従事者ら約1,000名を無料招待
齊藤工「この地で実施できたのは必然」一青窈が圧巻の歌声で感動を届ける!熊本県出身芸人からし蓮根が凱旋お笑いライブ!〜cinéma bird in 熊本小国 2023〜
■齊藤工「この地で実施できたのは必然」と開催の想いを語る。
公衆衛生の礎を築いた北里柴三郎が生まれ育った地にて医療従事者約1,000名を無料招待!
第12弾となるcinéma bird in 熊本小国 2023は、人類が20世紀初頭までさまざまな感染症に対して抗う術を持たなかった時代に、ドイツ留学中に破傷風菌の純粋培養に成功し、血清療法という人類が感染症と戦う術を見出し、帰国後、公衆衛生の礎を築いた北里柴三郎が生まれ育った地で医療従事者の皆様を招待し開催しました。cinéma bird実行委員会は、これからも多くの困難が起こり得る未来に向けて、北里柴三郎の感染症と戦う信念を基に、人類は必ずその試練を乗り越えていけると信じるとともに、そこに立ち向かう医療従事者の皆様へ、新たな明るい未来への扉を“劇場体験”を通じて開きたいと考えました。
今回の開催にあたり発起人である齊藤工は「今までは被災地を中心に、海辺や体育館、お寺など、色々な場所を1日だけ映画館にして、体験型のエンターテインメントを届けてきた。ですがここ数年、新型コロナウイルスの影響で世の中の流れが変わった。そして、医療従事者や航空従事者の方など、世の中のインフラを支えている方へこそ、心のインフラであるエンタメが届いてないのではないかと思い、そういった方々を招待し、時代に合わせた空間を作ってきました。」とイベントへの想いを語り、「本日実施に至ったここ北里の方々も、イベントに足を運んでくださったこともある。今回、偉大な功績を残された北里柴三郎さんのお膝元で、小国の皆さんとイベントを一緒に作ることができたことは、必然のように感じています。」と続けました。
さらにイベント冒頭には、熊本県のPRキャラクターにして全国区の人気者くまモンが登場!来場した子供たちは大はしゃぎし、その人気の高さを証明しました。また、特別協力の富国生命保険相互会社 熊本支社長坂本史生(さかもとふみお)氏が登壇。同社は、2023年11月の創業100周年に向けて、「THE MUTUAL(ザ ミューチュアル)」というコンセプトのもと実施されているプロジェクトのひとつ「THE MUTUAL Art for children(ザ ミューチュアル アート フォー チルドレン)」というプロジェクトの一環で、収穫する際に捨てられてしまう野菜を原材料とした「おやさいクレヨン」を製作されています。この度、1000セットの「おやさいクレヨン」を小国町へ贈呈いただきました。坂本史生氏は「名前の通り、このクレヨンの原材料は野菜。万が一お子様が口に入れてしまっても安全ですし、環境にも優しい。このクレヨンでたくさん素敵な絵を描いて、たくさん笑顔になっていただければ幸い」とコメント。これを受け、小国町の渡邉誠次(わたなべせいじ)町長は、「まずは、cinéma birdを小国町で実施していただき感謝申し上げる。そして富国生命保険相互会社様に、たくさんのおやさいクレヨンをいただきました。(小国町は)幼稚園、保育園、小学校合わせても1,000人居ないんです。小国町だけではなく、周りの町村の皆さんにも共有したい。小国町はSDGs未来都市に選定されている。SDGsに繋がるこの取り組みはとてもありがたい。」と感謝を述べました。
■工ファミリーが大集合!一青窈が夕暮れ時の幻想的な野外会場に圧巻の歌声で感動を届ける。
永野、ミラクルひかる、cinéma bird初登場となる熊本県出身のからし蓮根によるお笑いライブも!
cinéma bird といえば、映画上映に加え、アーティストライブとお笑いライブがあることも魅力の一つ。恒例のウェルカムソングは桜井まみと古賀小由実が担当。ウクレレの軽やかな音色と透明感ある歌声で来場者をお迎えしました。スペシャルゲストによるライブには一青窈が登場。米同時多発テロ(2001年)に着想を得て自ら作詞されたことで知られている自身の代表曲「ハナミズキ」とデビュー曲「もらい泣き」を熱唱。圧巻の歌声で来場者を一気に引き込みました。ライブの途中には客席に降り立ち、来場者と一体化となりパフォーマンス。ファンサービス全開のステージに、来場者は歓喜に包まれました。さらに、バンドメンバーは、齊藤工率いるcinéma birds(豪起、古賀小由実、齊藤工)が担当。齊藤工が奏でるアコースティックギターによる歌唱もcinéma birdならではのもの。齊藤工は「一青さんは3回出演していただいている。実は今回、いろいろな事態があり・・・急遽駆けつけてくれた救世主なんです。また、(3年前に実施した)ドライブインシアターの時も、コロナ禍でお客さんとの距離を取らなければいけなかった。でも、今回みたいに一青さんが客席を練り歩いてくれて。いつも一青窈さんが人を繋いでくれるんです。」とコメントしました。一青窈は「呼んでいただき、この地にこれて感謝してます。(前に出演していた)皆さんが場を温めててくれたので、とても歌いやすかったです。」と続けました。その後も、cinéma birdsによるライブが続き、夕暮れに差し掛かった会場は、cinéma birdらしい優しい空気に包まれました。
お笑いライブには、cinéma bird常連で“孤高の芸人”と呼ばれる永野や、ものまね芸人のミラクルひかるが登場。そしてcinéma bird初登場で熊本県出身のからし蓮根が登場。特にツッコミ担当の杉本青空は、開催地である小国町出身。地元でのイベント出演に「実家もすぐ近くで、この場所にも遊びに来ていた思い出の場所。今日は小国町の全人口が集まってくれた。」と、ボケを交えてコメントしました。
■今回の“劇場体験”は、食育ドキュメンタリー映画『いただきます1 みそをつくるこどもたち』と
世界中の子供たちに届けるクレイ・アニメーション『映画の妖精 フィルとムー』の2本を上映
今回上映した映画は、福岡市にある高取保育園を舞台にした食育ドキュメンタリー『いただきます1 みそをつくるこどもたち』と、齊藤工が企画/脚本と声優を務め、世界の子供達のために作られたクレイアニメーション『映画の妖精 フィルとムー』の2本。『いただきます1 みそをつくるこどもたち』は、特にアレルギーのお子さんを持つお母さんは必見の作品で、「高取保育術」に日本中から教育視察が絶えない、元気な子育てのヒントが満載のドキュメンタリー映画です。家族で訪れていた方が多かったこともあり、子育てを題材にした作品の上映は来場者の関心を引きました。
■“鳥のように自由に”。cinéma birdが届ける劇場体験。
イベントの終盤には、今回のイベントに縁のある、近代日本医学の父にして、血清療法のパイオニアである北里柴三郎博士のひ孫でありその功績を讃える北里柴三郎記念館の館長も務める北里英郎氏が登壇し、「長年の夢が叶った。今年は(柴三郎)生誕170周年で、来年は紙幣になる特別な年。町の方々も二日程前から設営に携わっていただき感謝している。この素晴らしい天気をくれたのも柴三郎なんじゃないかと思っています。」と謝意を述べました。最後に、齊藤工は「見えないところでしてくれてる努力が、この素晴らしいイベントにつながってる。小国町の方々も一緒に空間を作ってくれて、こちらがいただくものが多かった。本当に感謝しています。」とイベントを締め括りました。“鳥のように自由に”。精神的にも肉体的にも感じられる一生忘れられないひと時を持続的に実施できる形を目指して、cinéma birdはこれからも日本全国に“劇場体験”をお届け致します。
【開催概要】
イベント名:cinéma bird in 熊本小国 2023
開催日:2023年9月23日(土) 開場15:00 開演15:25 終演20:30
来場者:約1,000名 ※完全招待制 / 参加費無料
開催地:学びやの里(熊本県阿蘇郡小国町北里371-1)
出演者:齊藤 工・永野 ・ミラクルひかる・豪起 ・古賀小由実 ・桜井まみ・からし蓮根
スペシャルゲスト:一青窈
MC:仲野香穂(テレビ熊本アナウンサー)
主催:cinéma bird in 熊本小国 2023 実行委員会
企画/制作:cinéma bird 実行委員会、株式会社W TOKYO、株式会社KIDS-COASTER
特別協力:富国生命保険相互会社、株式会社テレビ熊本、一般財団法人 学びやの里
協力:日本航空株式会社、森村豊明会、KMバイオロジクス株式会社、済生会熊本病院
後 援:小国町
【上映映画】
●『いただきます1 みそをつくるこどもたち』(2017年/日本/75分)
しあわせは、食卓のなかにある。笑って、泣いて、ほっこり元気をもらう、子育てエンターテイメント・ドキュメンタリー。福岡市 高取保育園。そこには、まるでタイムトリップしたような懐かしい日本の子育てがありました。素足で駆け回り、竹馬で遊ぶ。真冬でも、薄着、素足で風邪を引かない。自分たちが飲むみそ汁のみそを毎月100キロづつ仕込む。給食は、医食同源に基づいた、玄米、みそ汁、旬の惣菜。和食が苦手だと思われている現代っ子ですが、ここでは毎日完食です。高取保育園は、増え続けるアレルギー園児の解決策を「食」に探り、アレルギー、アトピーの園児の症状を改善しています。アレルギーのお子さんを持つお母さんは、必見です。驚きの「高取保育術」に、日本中から教育視察が絶えません。よく食べ、よく遊ぶ、元気な子育てのヒントが満載です。
ナレーター:石田ゆり子
監督・撮影・編集:オオタヴィン
●『映画の妖精 フィルとムー』(2017年/日本/8分)
廃墟でひとりぼっちで暮らしているフィル。その表情はどこか寂しげである。そんなフィルの前に突然映写機が現れ、カタカタと鳴るフィルムロールの音とともに古いフィルム映像が映し出される。突如現れたムーによってスクリーンのなかに誘われるフィル。フィルとムーの旅が始まる。世界の子どもたちのためにつくられた短編クレイアニメーション。
声の出演:斎藤工/板谷由夏 監督/脚本/編集:秦俊子
企画/ストーリー原案/脚本:齊藤工
■移動映画館「cinéma bird(シネマバード)」とは
俳優 齊藤工の発案のもと劇場体験の少ない子供たちや劇場のない地域の方々に、「同じ空間で感動を共有する」劇場体験を届けることを目的に、2014 年より始動したプロジェクト。過去には、宮城県石巻市、福島県広野市、大分県豊後大野市、福島県南相馬市、熊本県山鹿市、沖縄県うるま市、北海道むかわ町、東京都江戸川区、富山県南砺市で開催をしてきました。また2020 年10 月、コロナ禍において何よりも安全な方法で、地域の人すべてをエンターテイメントで幸せにすることは何かを考え、開催地東京都江戸川区の医療従事者とそのご家族を対象とした完全招待制で、初の「ドライブインシアター」を開催。さらに2022年には、コロナ感染拡⼤防⽌に努めながら、旅客だけでなくワクチン運搬など、空の物流から安全管理まで多⼤な尽⼒を頂いた航空職員の皆さまや検疫や警備をはじめ⽇本のインフラを⽀える空港職員の皆さまに対して感謝の意を伝えるべく、羽田空港のエアライン格納庫にて開催した。
公式サイト:http://cinemabird.com/
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