京都芸術大学、1000年の歴史を持つ「粟田祭」を地域住民と共に復活、運営

京都芸術大学「粟田大燈呂プロジェクト」、10月12日(日)粟田祭「夜渡り神事」で披露

約23,000人が学ぶ国内最大級の総合芸術大学である京都芸術大学(京都市左京区/学長 佐藤 卓)は、京都・粟田神社(東山区)で行われる「粟田祭」の神事「夜渡り神事」にて巡行する巨大な灯籠の山車「粟田大燈呂(あわただいとうろ:ねぶた)」を、今年も学生の手で制作します。

180年ぶりに復活させた歴史あるプロジェクトで、本学が継承を始めてから今年で18年目を迎えます。「粟田祭」は、約1000年の歴史を持ち、悪疫退散を願う秋の神事として地元で親しまれてきました。その中でも、メインイベントである「夜渡り神事」で巡行する大燈呂は、多くの市民が毎年楽しみにしています。今年は3基の大燈呂を新たに制作。当日は学生自らが担ぎ手として巡行に参加し、力強い姿を披露します。

昨年の「夜渡り神事」の様子 撮影:吉見崚


粟田大燈呂プロジェクトとは

大燈呂は「ねぶた」の原型とも言われる巨大な灯籠の山車。1567年の夜渡り神事の記録にも登場する歴史ある行事ですが、長らく途絶えていました。 京都芸術大学は2008年にアートの力で大燈呂を復活させ、「粟田大燈呂プロジェクト」として毎年制作を続けています。

春には恒例の粟田地域でのフィールドワークを行い、粟田地域への理解を深めたうえで、2025年は『奇稲田比賣命(クシイナダヒメノミコト)』、『出世恵美須』、『馬』の大燈呂を新たに制作し、学生も巡行に参加します。

粟田大燈呂プロジェクト公式Xアカウントでは、制作の様子などを日々更新しています。

https://x.com/awata_pj

8月に学生が開いたワークショップで、子どもたちと一緒に制作した提灯も夜渡り神事に登場します。

制作を進める学生たち(撮影:吉見崚)
2024年開催時の様子(撮影:吉見崚)

2024年度の様子:瓜生通信「大燈呂ねぶたで広がる世代を超えた大きな輪 ー 粟田大燈呂プロジェクト2024」https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1301

プロジェクト公式アカウント
・X:https://x.com/awata_pj
・Instagram:https://www.instagram.com/awata_pj

スケジュール
学内点灯式:10月6日(月)
搬入日:10月11日(土)
巡行:10月12日(日)「粟田祭 夜渡り神事」

取材について
巡行当日の取材をご希望の場合は、前日までに「kouhou@office.kyoto-art.ac.jp」宛に以下をお知らせください。 

 件名「粟田大燈呂 取材希望」
 取材希望日時
 御社名/お名前/媒体名

京都芸術大学について

国内最大規模の総合芸術大学として通学課程・通信教育課程あわせて約23,000名が在籍。芸術を通じて社会に必要な力を育む「藝術立国」を教育目標に掲げ、年間100件を超える「社会実装プロジェクト」を展開しています。
所在地:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
URL:https://www.kyoto-art.ac.jp/

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会社概要

URL
https://www.kyoto-art.ac.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
京都府京都市左京区北白川瓜生山 2-116
電話番号
075-791-9122
代表者名
徳山豊
上場
未上場
資本金
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設立
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