眉トレンドレポート “ナチュ太眉”だけで満足してる? 女性の永遠のテーマ“小顔”に錯覚を活かす “眉で小顔“が2016年夏のトレンド!
今後の眉のトレンドについて
資生堂ビューティークリエーションセンターのヘア&メーキャップアーティスト中山夏子が、今後の眉メークのトレンドとそのメーク方法について解説します。
根強い人気の“ナチュ太眉”、
さらにこの夏は、『眉メークで小顔効果』がトレンドに
東日本大震災を機に、つくり込んだ感じのないナチュラルメークが求められるようになり、ここ数年は眉のスタイルも「ナチュ太眉」がトレンド。今年もその傾向は続くと思われます。さらに今年はワンランクアップして、女性のみなさんには、眉のかたちだけでなく、眉メーク(アイブローメーク)で小顔効果を狙っていただきたいと思います。
女性なら誰もが憧れる小顔ですが、当社が行った調査でも、多くの女性がヘアスタイルで隠すといった比較的消極的な対策をとっている方が多いようです。でも、ちょっとしたアイブローメークのテクニックで、小顔を演出することができます。
今年の夏は、眉のひと工夫で前向きの小顔対策をすることがトレンドになりそうです。
ポイントは骨格にあわせた“光と影”
アイブローメークの基本は、眉頭・眉山・眉尻の3つのポイントをしっかり押さえてから描くこと。顔の骨格は人それぞれによって異なるので、自分の骨格にあった眉のかたちを知ることが大切です。
特に眉の骨格の高さの頂点になる「眉山」のポイントは重要で、眉山の位置を正確に把握して、透明感を演出するハイライトカラーを眉山の上下やTゾーンに入れることで、鼻筋や眉骨に明るい高さが生まれます。さらにノーズシャドーやアイブローを使って顔全体に奥行きをもたらすことで小顔効果が期待できます。
中山 夏子/(株)資生堂 ビューティークリエーションセンター
ヘア&メーキャップアーティスト
2003年資生堂入社。資生堂の宣伝広告のヘアメークを中心に、コレクションなどでも、多岐にわたり活動。ヘアメーキャップスクールSABFAの講師もつとめる。さらにカラークリエーターとして商品開発やメーキャップソフト情報の作成にも携わる。
錯覚のスペシャリストに聞く! “眉と小顔”の関係
眉は、小顔に見える錯覚を起こす大きなポイント
女性なら誰もが憧れる小顔が、目鼻立ちゾーンのメークひとつで可能になる。それが、目の錯覚を狙ったメークテクニックです。目の錯覚のスペシャリスト 大阪大学 大学院 森川教授に錯覚効果で小顔に見せるメークテクニックについて伺いました。
私たち人間が現実と思っているものは、すべて脳が解釈した結果ですが、解釈に多少のズレが起きることがあります。その代表的な現象が目の錯覚(錯視)です。
特に私たち人間は多数の顔を識別する必要があるため、顔知覚の識別感度が非常に高く、顔の見た目から起きる錯覚は、わずかな違いで印象を大きく変えることがわかっています。また、顔のパーツのなかでも眉は、化粧によって最も劇的に変化させることができるパーツだといえるでしょう。
なぜなら目や唇と比較して、眉はメークの自由度が大きく、形・濃さのみならず位置・傾きまでも変化を加えることができるからです。
また、髪やまつ毛と異なり、眉には皮膚や目を保護するという生物学的な機能がありません。眉が人類進化の過程で形成された理由は、顔の表情を豊かにすることと、個人認識(個体識別)を促進するという、2つの視覚的効果にあると考えられます。
実際、目を隠すよりも眉を隠すほうが個人認識が難しくなるという実験結果もあるほどです。
以上のことから、私は、顔の見た目に及ぼす眉のインパクトは非常に強く、小顔メークにおいても重視すべき大きなポイントだと考えています。
森川和則先生/大阪大学 大学院 人間科学研究科 教授
目の錯覚「錯視」研究のスペシャリスト。人間の視覚情報処理を実験により研究。特に、視知覚の心理学研究(錯視、化粧による顔の錯視効果、服装による体型の錯視効果、顔の知覚、物体認識、光景の知覚、写真・視覚的芸術)および認知心理学研究(顔の魅力、視覚記憶、心的イメージ、思考、判断など)の研究に注力している。
女性の8割以上が憧れる“小顔”、
でも眉で小顔対策は、十分でないことが明らかに!
女性が憧れる、キュッと引き締まった“小顔”。小顔は、美人の条件のひとつとして、定着しています。
資生堂では、20代の女性350名を対象に「小顔に関するアンケート調査」を実施しました。
小顔になりたい女性は84.8%、特に小顔に見せたい季節は“夏” 。
眉が見た目に影響を与えると知りつつ、眉で小顔対策をしている女性はわずか3割。
対象者に、メークすることで顔の印象が変わると思うパーツについて聞いたところ、目(91.7%)に次いで、眉(87.4%)の回答が多く、眉は顔の印象を変える重要なパーツと考えている女性が多いことがわかりました。
しかし、眉の描き方で小顔に見せようとする女性は、わずか3割(32.3%)という結果でした。
【調査概要】
・調査対象:全国主要都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)に居住する20代女性 計350名
*各都市50サンプルずつ均等割付
・調査期間:2016年5月6日(金)~2016年5月8日(日)
・調査方法:インターネット調査
資生堂は、20~30代女性を対象としたセルフメーキャップブランド「インテグレート」から、目鼻立ちゾーンに光と影の錯覚効果を施すことで、小顔トリックを演出できる「ビューティートリックアイブロー」を、2016年6月21日(火)に発売しました。
「ビューティートリックアイブロー」は、眉だけのメークではなく、目鼻立ち全体のメークを提案するため、パレットにアイブローカラー2色と、ノーズシャドー、ハイライトカラーの4色を一体化。自然な立体感を眉と鼻筋にさりげなく仕込むことで、第一印象をアップするメリハリ小顔が演出できます。
■商品特長
○4色最適質感の組み合わせのパウダーとパールの配合により自然な立体感を演出
○肌になじみやすく、フィットする密着処方
○つけたての発色がくすまず、仕上がりが持続する耐久性
ロングラスティング処方(8時間仕上がり持続テスト済み*)
*資生堂調べ、効果には個人差があります。
資生堂と大阪大学による「ビューティートリックアイブロー」による錯視効果の検証結果
目鼻立ちゾーンに光と影の錯覚効果を施す「ビューティートリックアイブロー」。
71%の女性が「ビューティートリックアイブロー」のメークは「小顔に見える」と回答。
「ビューティートリックアイブロー」スペシャル動画『ざわちん モノマネメーク』を6月21日より公開
ざわちんさんが「ビューティートリックアイブロー」で岸本セシルさん、小松菜奈さんの“モノマネメーク”に挑戦!
スペシャル動画『ざわちん モノマネメーク』では、モノマネメークファンタジスタの“ざわちん”さんが、 「ビューティートリックアイブロー」の広告に出演する岸本セシルさん、小松菜奈さんのモノマネメークに挑戦。目鼻立ちゾーンに光と影の錯覚効果を施すことで、小顔トリックを演出できる「ビューティートリックアイブロー」の使い方を解説しながら、見事にお二人のモノマネメークを完成させていきます。
同動画は、「インテグレート」のブランドサイトの他、YouTube、WEB広告、交通広告、店頭などでご覧いただくことができます。
●WEB版『ざわちん モノマネメーク』 1分49秒
YouTube: https://youtu.be/EM6Aag8wkU8
ブランドサイト: http://www.shiseido.co.jp/ie/bteb/?rt_pr=tr573
●車内ビジョン版『ざわちん モノマネメーク』 30秒
【企画意図】
新商品「ビューティートリックアイブロー」は、誰でも簡単にアイブローメークで小顔演出ができるメークアイテムです。本商品によるメーク効果を、楽しみながらかつ納得感をもってお客さまに伝えるため、「眉」によるトリックメークに定評がある“ざわちん”さんを起用し、岸本セシルさん、小松菜奈さんのモノマネメークの動画を企画。「インテグレート×ざわちん」のコラボが実現しました。
【ざわちんさんプロフィール】
日本で今までになかった“芸能人のものまねメーク”というメークの新分野を確立。現在、ものまねメークのレパートリーはついに200人を突破、各ネットニュースのトップニュースになるなど大変大きな話題となった。その対象は年齢・性別・国籍さえも超える。
「日経エンターテインメント」2014年上半期ヒットランキング第6位を獲得。自身の公式ブログ(アメブロ)は人気が高く、過去最高アクセス数は1日で前人未到の859万アクセスを記録している。アメブロ芸能人総合ランキング第一位は通算8回を獲得。
ものまねメークのプロセスを掲載した初の著書メーク本『ざわちん Make Magic』『ざわちん Make Magic 2』(宝島社)は累計23万部を超える大ヒット。2014年NO.1メーク本となった。
2016年1月11日には「AXN ゴールデングローブ賞アンバサダー」に就任し、同賞をリポートするためにレディ・ガガ風ものまねメークにて授賞式に参加。アフターパーティーにて、レディ・ガガご本人と対面し、奇跡のツーショット撮影を果たした。
4月27日には、Zawachin名義にてデビュー曲「まだ見ぬセカイ」で小さい頃からの夢であった歌手デビューを果たす。
▼ インテグレートブランドサイト
http://www.shiseido.co.jp/ie/?rt_pr=tr573
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