茨城県近代美術館で開催される「石岡瑛子Iデザイン」展の企画・運営に協力
アートディレクターの企画展は茨城県近代美術館にとって初の試み
【「石岡瑛子Iデザイン」展開催の概要】
DNP文化振興財団は2020年に、「ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)」(東京都中央区)と「京都dddギャラリー」(京都府京都市)で、アートディレクター石岡瑛子氏の仕事のうちグラフィックデザインを中心に構成した企画展を主催し、好評を得ました。この実績を踏まえ、同財団とDNPアートコミュニケーションズは、全国のより多くの人々に石岡氏の魅力を知ってほしいとの意図を込めて、全国の美術館5館と連携して、2023年から巡回展を開催しています。この巡回展では、gggと京都dddギャラリーでの石岡瑛子展の監修者3名(石岡怜子氏、河尻亨一氏、永井裕明氏)が引き続き監修を担当し、両ギャラリーの展示コンセプトをベースに、各美術館の特長を生かした内容としています。
【茨城県近代美術館での開催について】
アートディレクターの企画展は、茨城県近代美術館で初めての試みです。資生堂やPARCOの広告等、石岡氏の前半期の代表作を中心に、同氏が飽くなき情熱を刻み込んだ約500点を公開します。
展覧会名 : 石岡瑛子Iデザイン
主催・会場 : 茨城県近代美術館(茨城県水戸市千波町東久保666-1)
会期 : 2024年4月27日(土)~7月7日(日)
特別協力 : 公益財団法人DNP文化振興財団/株式会社DNPアートコミュニケーションズ
企画協力 : 迫村裕子(S2株式会社)
監修 : Team EIKO(石岡怜子、河尻亨一、永井裕明[N.G.inc.])
■石岡瑛子(1938-2012)
デザイナー/アートディレクター。東京藝術大学卒。1961年、資生堂宣伝部入社。前田美波里を起用したポスターなどで頭角を現し独立。’70年代にはパルコ、角川文庫など、時代を揺るがす数々のキャンペーン、ファッションショーの演出、書籍デザイン等を手がける。’80年代初頭に活動の拠点をニューヨークに移して以降は、美術や衣装デザインなど、さらにボーダーレスに仕事の領域を広げ、舞台「M.バタフライ」でニューヨーク批評家協会賞、アルバム「TUTU」でグラミー賞、映画「ドラキュラ」でアカデミー賞を受賞するなど世界的評価を獲得。作品集に「EIKO BY EIKO」「EIKO ON STAGE」、著作に「私デザイン」他がある。
*2023年9月29日リリース:国内5か所の美術館を巡回する「石岡瑛子I(アイ)デザイン」展の企画・運営に協力→https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169841_1587.html
※記載された内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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