JALとワンワールド アライアンスメンバーは米国サンフランシスコ国際空港においてSAFを調達します
~2024年からサンフランシスコ発定期便に搭載します~
2021年12月1日
2021年11月30日、JALとワンワールド アライアンスメンバーであるアラスカ航空、アメリカン航空、
ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンエアー、イベリア航空、カンタス航空、カタール航空は、米国カリフォルニア州にある再生可能燃料製造会社のAemetis Inc.(アメティス)社(*1)からSAF(Sustainable Aviation Fuel)を購入する意思を共同で表明しました。米国サンフランシスコ国際空港において、
2024年からの7年間にアライアンス全体で合計約130万キロリットルのSAFを調達する計画で、同空港発のJAL定期便に搭載する予定です。
ワンワールドは昨年9月、世界規模のアライアンスとして初めて「2050年までにCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの達成」を共通目標として掲げ、連携して取り組んでいます。SAFは原料収集・生産・燃焼までのライフサイクルにおいてCO2排出量を従来の燃料より大きく削減することができるため、カーボンニュートラルを実現する上で必要不可欠なものです。アライアンスとしてのSAFの調達も初めての取り組みであり、今回の発表はSAFの開発・製造の促進につながるものです。
JALは、2021-2025年度 JALグループ中期経営計画(*2)において、2050年のカーボンニュートラルの達成に向け、2025年に全燃料搭載量の1%、2030年に10%をSAFに置き換えることを発表しています。Aemetis Inc.社からの調達は目標達成に向けた一歩ですが、今後も世界中でSAFの調達を目指し、ワンワールドでの活動を加速していきます。
また、国内ではANA社(*3)をはじめとした関係者と連携し、SAFの普及に向けて取り組んでまいります。
(*1) Aemetis Inc.社
2006年に米国カリフォルニア州で設立され、同州にてエタノールおよび動物飼料を製造、また、インド東海岸にてバイオディーゼル、グリセリン、食用油などを製造。再生可能エネルギーと廃材を用いて低炭素排出を実現することをミッションとする。
(*2) 2021年5月7日付プレスリリース 第21012号 『2021-2025年度 JALグループ中期経営計画を策定』
https://press.jal.co.jp/ja/release/202105/006065.html
(*3) 2021年10月8日付プレスリリース 共同リリース
『ANAとJAL、2050カーボンニュートラルに向けたSAF(持続可能な航空燃料)に関する共同レポートを策定』 https://press.jal.co.jp/ja/release/202110/006263.html
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像