「君は戦略を立てることができるか」著者・音部大輔氏が、戦略に強くなる書籍を紹介 紀伊國屋書店新宿本店で選書フェア開催中

3階ビジネス書売場で5月31日まで

株式会社宣伝会議

書籍『君は戦略を立てることができるか』著者の音部大輔さん(クー・マーケティング・カンパニー代表取締役)による選書フェアが5月1日から、紀伊國屋書店新宿本店3階(ビジネス/社会/人文書)で始まりました。

最新刊の『君は戦略を立てることができるか』をはじめ、戦略構築力を身に着けたいすべての方にお勧めする書籍の中から厳選した19点(予定)を、音部さんの推薦コメントとともに一堂に紹介しています。5月31日まで毎日開催。仕事帰りに、大型連休や週末に、ぜひお立ち寄りください。

紀伊國屋書店新宿本店3階で開催中

紀伊國屋書店新宿本店(東京都新宿区新宿3-17-7)はJR新宿駅東口より徒歩3分、東京メトロ・都営地下鉄新宿三丁目駅B7出口より徒歩1分。営業時間10時~21時。


紀伊國屋書店新宿本店 中里有里さんより

2017年に刊行された『なぜ「戦略」で差がつくのか。』の音部大輔氏の最新刊。本書の冒頭で述べている戦略は「目的と資源」に着目すべきという観点はとても興味深く読み進めていくことができ、とにかくシンプルかつ明確に戦略を網羅できる本書は若手からリーダーまで幅広く手に取れるお薦めの一冊です。


販売中の書籍と音部さんによる推薦コメントは以下の通り(品切れその他の都合により、店頭に置かれていない場合もあります)。

進化するブランド(石井淳蔵 著/碩学舎)

日本マーケティング学会初代学会長にして、ブランド論の泰斗です。本書はブランドの普遍性を中動態という日本語の言語構造と、オートポイエーシス(自己産出性、なるべくして為る性質)という概念で説明しています。時代を超えてブランドが存続する理由が明らかになります。専門書ならではの噛み応えを楽しんでください。

右脳思考(内田和成 著/東洋経済新報社)

言わずと知れた、経営戦略とイノベーションの第一人者で、今回、帯も書いていただきました。長年、多大な薫陶を受けていますが、特に本書の完成には先生との会話が不可欠でした。内田先生も多くの傑作を書かれていますが、イノベーションに関わる珠玉の一冊が『右脳思考』です。読みやすく、面白くて、ためになります。

戦争の世界史(ウィリアム・H・マクニール 著/中央公論新社)

戦争の経緯と背景について、興味深く読んだ一冊です。この領域にご興味があれば、大いにおすすめです。元は刀水書房から布表紙の大型書籍として刊行されていましたが、文庫で手頃な価格になりました。現代のビジネスにもとても示唆が多く、『The Art of Marketing マーケティングの技法』のP.93でも引用しています。

リデルハート戦略論(B・H・リデルハート 著/原書房)

春秋戦国期の孫子、19世紀のクラウゼヴィッツに続き、戦略に関する基本的なアプローチを20世紀にまとめたのがリデルハートです。『君は戦略を立てることができるか』のあとがきでも言及していますが、問題に直接対峙するのではなく、間接的なアプローチを唱道していて、現代の競合にも有意義な示唆をもたらします。

マーケティング22の法則(アル・ライズ、ジャック・トラウト 著/東急エージェンシー)

個人的に、マーケティングの専門家として、もっとも重大な影響を受けたマーケティング書の原点が本書です。この本とのめぐり逢いが、マーケティングに関するすべての研究や立案、論考のはじまりだったといっても過言ではありません。簡単に読めますが、とても示唆の深い一冊です。

マンガ 孫子・韓非子の思想(蔡志忠 著、野末陳平 監修/講談社)

人類の戦略の始祖と思われるのが、2500年前に活躍した軍事思想家、孫武による『孫子の兵法』です。英語では“The Art of War” といいます(拙著、『The Art of Marketing マーケティングの技法』のタイトルは本書にインスパイアされています)。原著は漢文で、現代文による解説書も多く刊行されていますが、一番のオススメは本書です。

風に訊け(開高健 著/集英社)

拙著『マーケティングの扉』は、敬愛する作家、開高健による本書へのオマージュでもあります。開高健は、もともと寿屋(現サントリー)のハウスエージェンシーのコピーライターが出自で、『巨人と玩具』といった高度経済成長期のマーケターを主人公とした短編なども書いています。グラスを片手にどうぞ。オモチロイですゾ。

戦術と指揮(松村劭 著/PHP研究所)

戦略立案に続くのは実行ですが、その実践においてとても重要な示唆を与えてくれるのが本書です。著者の松村劭は陸上自衛隊出身の軍事評論家で、意思決定や権限移譲の考え方、あるいは指揮権についての知見は、直接的にビジネスの現場にも適用できるでしょう。

勝敗の構造(大木毅 著/祥伝社)

第二次世界大戦の主要な戦闘を11章にわたって、最新の解釈や議論を概観できます。拙著で詳述している「戦略とは、目的達成のための資源利用の指針」という考え方を念頭に読んでみてください。歴史の解釈についても、「目的と資源」という視点を通すことで、さらに異なる側面が見えてくるかもしれません。

戦争論 レクラム版(カール・フォン・クラウゼヴィッツ 著/芙蓉書房出版)

東洋の『孫子の兵法』に対して、西洋でもっとも著名な軍事思想書だと思われるのが『戦争論』です。P. 70にある“クゥ・ドゥイユ(真実に導く知性)”、“クゥラージュ・デスプリ(果断の勇気)”、あるいは“戦場の霧”や“摩擦”などの諸概念は、ビジネスやマネジャーにとっても、非常に重要な概念であろうと思います。

イクサガミ(今村翔吾 著/講談社)

明治初期が舞台の大冒険時代活劇です。友人に勧められて読み始めましたが、剣豪、豪傑、数多の武芸者達が陸続と登場します。それぞれの戦い方を、「目的と資源」にもとづいて読み進めるのも楽しみ方のひとつかもしれません。夏に4巻目(完結?)が出て、晩秋には実写映像作品も完成するそうです。

飛行艇時代 映画『紅の豚』原作(宮崎駿 著/大日本絵画)

マーケティングの講義で、『紅の豚』のセリフ、「飛ばねぇ豚はただの豚だ」を英語に訳せ、という課題を出していたことがあります。pig、fly、not、justなどを辞書で引く人は稀ですが、pigの項にpigs might flyなんて慣用句があります。少し調べてみると思わぬ発見をすることがあります。マーケティングにも、大事な心構えかもしれません。

影響力の武器(ロバート・B・チャルディーニ 著/誠信書房)

マーケティングを仕事とする上で、『マーケティング22の法則』と同じくらい重要な示唆を得られた一冊です。最近では行動経済学の領域かもしれませんが、当時は社会心理学の書物と認識されていたと思います。章末に「まとめ」と「設問」を用意する形式は学習に好適で、『君は戦略を立てることができるか』でも採用しました。

無と意識の人類史(広井良典 著/東洋経済新報社)

AIに関する登壇が続いて準備していた頃、オススメの一冊に入っていたのが本書でした。およそAIとは関係なさそうなタイトルですが、人間の意識をどのように捉えるか、無と有の関係、成長期が落ち着いた後の定常化、などはマーケティングを考える際にも示唆に富んでいます。同じ著者の『人口減少社会のデザイン』も良書です。

なぜ「戦略」で差がつくのか。(音部大輔 著/宣伝会議)

最初に世に出した一冊ですが、どなたかに読んでもらう前提で書いたものではありません。各社に展開してきた戦略の考え方を文章に残していたものが原型です。十分な論考と論証を試みましたが、刊行に際して紙幅の関係で内容を圧縮・濃縮しています。戦略の包括的な理解の一助となれれば幸いです。

The Art of Marketing マーケティングの技法(音部大輔 著/宣伝会議)

2022年の日本マーケティング学会による「日本マーケティング本大賞」の大賞を受賞しました。デジタル化などによって、複数の消費者接点を効果的に統合する必要がでてきました。その方法が、本書で示すパーセプションフロー・モデルです。BtoC、BtoB、D2Cと、多様な領域のマーケティング・プロフェッショナルから支持をいただいています。

マーケティングの扉(音部大輔 著/日経BP)

若き実務家や学生たちからマーケティングやキャリアについての質問にお答えするウェブの連載をベースにしています。書籍化にあたり、連載部分は全面的に書き直し、さらに同量の書下ろしを加えています。88の質問に答えているので、いま悩まされている問題が含まれているかもしれません。ぜひ目次をご覧ください。

君は戦略を立てることができるか(音部大輔 著/宣伝会議)

昨年12月に上梓した最新刊です。お陰様で、各所でベストセラーにランクインしました。ビジネスで使われる用語のなかでも、もっとも曖昧な言葉のひとつが戦略かもしれません。これから戦略を立案する方、立案の指導をされる方のお役に立つと思います。PIVOTの動画をぜひ参考になさってください。

ガンダムでわかる現代ビジネス(音部大輔、田中準也、豊後祐紀 著、サンライズ 監修/SBクリエイティブ)

「機動戦士ガンダム」の公式メディア、ガンダムインフォで連載された内容を編集しなおし、内容を追加したのが本書です。VUCAとか、パーパスとか、OODAループなどをガンダムで説明しています。もし「あんなの飾りです。」が脚のことだとお分かりなら、お楽しみいただけるのではないかと思います。

《著者》

音部大輔(おとべ・だいすけ)

株式会社クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役

17年間の日米P&Gを経て、ダノンやユニリーバ、資生堂などで、マーケティング組織強化やビジネスの回復・伸長を、マーケティング担当副社長やCMOとして主導。2018年より独立し、現職。消費財や化粧品をはじめ、家電、輸送機器、広告会社、放送局、電力、D2C、医薬品、IP、BtoBなど、国内外の多様なクライアントのマーケティング組織強化やブランド戦略を支援。博士(経営学・神戸大学)。 著書は『なぜ「戦略」で差がつくのか。』(宣伝会議)、『The Art of Marketing マーケティングの技法』(同、「マーケティング本大賞2022」大賞受賞)、『マーケティングプロフェッショナルの視点』『マーケティングの扉』(日経BP)など。

『君は戦略を立てることができるか』

2024年12月19日刊行 音部大輔著(宣伝会議)

https://amzn.to/4iJO4iG

本書は2017年刊行のロングセラー書籍『なぜ「戦略」で差がつくのか。』をもとにした、マーケター向けの戦略立案の講義4時間分をもとに、読みやすくまとめた1冊です。あいまいなニュアンスで語られがちな「戦略」を明確に定義づけ、より深く理解できるほか、戦略立案のプロセスまでを詳細に解説しています。自らのビジネス目的を達成させるための戦略を実際に立てることができます。

経営戦略や競争戦略を学んでも、マーケティングや営業の日々の意思決定に活かしにくいと感じている方、戦略を理解したうえで立案したい、戦略に強くなりたい方は必読です。また、部署・組織単位で読むことで、戦略が組織の共通言語となりより使いこなすことができます。

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会社概要

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URL
https://sendenkaigi.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3-11-13 新青山東急ビル9階
電話番号
03-3475-3010
代表者名
東 彦弥
上場
未上場
資本金
5億円
設立
1954年04月