[福岡版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から小幅な上昇
募集賃料 小幅な上昇
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:福島正二郎)は、2025年9月度の福岡市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年10月号福岡」を公表します。
※1:主要エリア=福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
※調査時点:2025年9月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
博多駅の線路上における開発計画「博多駅空中都市プロジェクト」の中止が発表された。品薄感が強い博多駅前エリアの希少な開発計画で、マーケットの注目を集めていたが、施工の難易度が高いことに加えて、人件費や資材価格の上昇に伴う建設費高騰で採算の目途が立たない模様だ。当該エリアの建築中ビルは既に多くの引き合いを集めており、高稼働で竣工することが見込まれる。新規供給の下振れにより、需給バランスは今後も引き締まった状態が継続すると予想される。(福岡支店長 中村竜治)
福岡市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月から小幅な上昇 テナントの移転に向けた動きは活発
空室率は前月比プラス0.05ポイントの4.92%と、前月から小幅な上昇となった。新築ビルの竣工や自社ビルへの移転により空室が生じている。潜在空室率は前月から横ばいの6.36%だった。
テナントの移転に向けた動きは活発で、ビルグレードの改善や館内増床等の前向きな動きが目立つ。活発な需要を背景に新築大規模ビルでの成約も進んでいる。
<空室率&潜在空室率>

福岡市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 小幅な上昇 15,000円/坪台半ばでの動き
募集賃料は前月比プラス85円/坪の15,399円/坪となった。前月から小幅に上昇し、募集賃料は15,000円/坪台半ばでの動きが続いている。
<募集賃料&募集面積>

<福岡市 規模別 空室率>

<福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率>

<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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