ツクルバと業務提携契約を締結し、不動産領域に参入
住まいにおけるお金の課題解決に向け、両社のユーザー基盤や知見をもとに新サービスを共同開発
■背景
日本では、「家は一生の買い物」という考え方が定着しており、多くの人が長期間の住宅ローンを利用して住宅を購入しています。住宅購入は、日々の暮らしの満足度向上や、思い描く暮らしの実現などのメリットがある一方で、収入の減少により住宅ローンの返済し続けられるかという不安を持つ人が少なくありません。
実際に金融庁の調査によると、2020年3月10日から2021年3月末までに、新型コロナウイルス感染症の拡大などにより収入が急減し、住宅ローン返済の負担を軽減するために銀行等に借入条件の変更を申し込んだ件数が43,145件あったと報告されています※。こうした住宅ローンの課題に加えて、所有する住宅の売却相場の調査や、不動産会社から提示された査定額が相場に対して適切であるかどうか判断が難しいといった課題があります。
こうした課題を解決するため、当社とツクルバは、この度業務提携し、新サービスを共同開発する運びとなりました。当社は、今回の取組を皮切りに、住まいに関わるお金の不安を取り除き、暮らしを少しでも豊かにすることを目指して参ります。
※金融庁「貸付条件の変更等の状況について(令和2年3月10日から令和3年3月末までの実績)」https://www.fsa.go.jp/ordinary/coronavirus202001/kashitsuke/2103.3.pdf
■目的
当社は、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』や家計の見直しサービス『マネーフォワード 固定費の見直し』などを提供し、個人のお金の見える化から家計改善に向けたアクションをサポートしてきました。多くのパートナー企業との協業を通じて、更なるサービスラインナップの拡充を目指しています。
ツクルバは、「『場の発明』を通じて欲しい未来をつくる。」をミッションに、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム『cowcamo』を展開しており、現在27万人超(2021年6月末時点)のユーザーが登録しています。物件の仲介だけでなく、リノベーション物件を企画・販売する再販事業者に向けたリノベーションの企画監修など、質の高い中古・リノベーション住宅の流通促進を行っています。
本業務提携を通じた取り組みの第一段階として、当社はユーザーの「所有している住宅の価値を把握したい」といったニーズに対応し、金融資産だけでなく不動産を含めた資産の見える化を実現します。これにより、住まいにまつわるお金の悩みを解決する不動産領域のサービス提供が可能になります。またツクルバは、ユーザーが住宅の資産価値を把握しやすくなることで、住まいの売却相談につなげることができます。これにより、『cowcamo』上により魅力的な物件を集めることが可能になり、中古住宅の多様な選択肢を提示することができるようになります。
■株式会社ツクルバについて
会社名:株式会社ツクルバ
所在地:東京都目黒区上目黒1丁目1−5 第二育良ビル2F
設立:2011年8月
代表者:代表取締役ファウンダー 中村 真広 / 代表取締役CEO 村上 浩輝
事業内容:
中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」(https://cowcamo.jp/)の企画・開発・運営
シェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」(https://co-ba.net/)や空間プロデュースを含む不動産企画デザイン事業
URL:https://tsukuruba.com/
■株式会社マネーフォワードについて
名称 :株式会社マネーフォワード
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介
設立 :2012年5月
事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL :https://corp.moneyforward.com/
主要サービス:
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 https://biz.moneyforward.com/
*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。
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