最多78名の学生が参加し、最多14企画に挑戦「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」が6年目突入
~LGBTQ+、フェアトレード、防災などの新企画登場~
国立大学法人千葉大学の環境ISO学生委員会(以下、学生委員会)と株式会社京葉銀行(以下、京葉銀行)は、2017年度より協同でecoプロジェクト(https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/)を実施しており、SDGs達成に向けた取り組みを行っています。2022年度の実施予定企画が決まりましたのでお知らせします。
- 産学連携でSDGsに取り組む「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」
千葉大学と京葉銀行は2012年に包括連携協定を結んでおり、千葉大学で環境活動を主体的に担っている環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同で、2017年から「ecoプロジェクト~7色の虹を千葉から未来へ」を実施しています。本プロジェクトでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、まずは「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という想いで、京葉銀行の行員や取引先企業、地域住民、千葉大学の学生などを含めた千葉県内の多くの方々を対象に、環境意識やSDGsの啓発活動を実践しています。
公式サイト https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
- 学生が発案する「7つの環境貢献企画」について
学生委員会の中に発足した今年度のプロジェクトチームには過去最多の78名の学生が所属しています。
5月30日に行われた企画会議では、学生から実施したい企画を20個提案し、検討の結果、今年度は5つの新企画(下記★NEW★参照)を含む14個の企画を実施することとなりました。昨年度からの継続企画についても、それぞれ発展的な内容を加えて実施します。昨年度は13企画を実施しており、14企画は過去最多となります。
▶昨年度の実施内容はこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000585.000015177.html
- 2022年度に実施する予定の「7つの環境貢献企画」の紹介
1. 千葉大生と考えるSDGs【SDGs 4・12・13・17 他】
企業向けに環境やSDGsに関して学生が講師を担う企画です。
①千葉大生と共に考えるSDGsゼミナール
昨年度同様、京葉銀行が主催する企業向け研修会「アルファバンクの後継者塾」にて、大学と企業におけるSDGs推進の取り組みについて学生が講演し、グループワークをします。今年度は対面にて開催する予定です。
②企業に対するSDGs教室
希望する企業に対して、同じ業界の他企業が取り組むSDGsや環境に関する活動などを、学生が調べて紹介します。今年度はさらに、企業を訪問して学生目線でSDGs達成への取り組みをご提案する予定です。
2. こどもSDGsワールド【SDGs 1・8・12・13・16・17 他】
子ども向けに環境やSDGsに関する啓発を行うイベントなどを開催する企画です。
③こどもエコまつり
これまでさまざまな形で子ども向けのSDGs啓発ワークショップを行ってきましたが今年度は複数のコンテンツを揃えた少し大きめのイベントを開催し、多くの親子連れに楽しみながらSDGsを学んでいただく予定です。
④えほんをつくろう!~ふぇあとれーどってなぁに?~ ★NEW★
フェアトレードに関する白抜き絵本を作って、塗り絵を通して子ども達にフェアトレードに関心を持ってもらうほか、絵本を動画にして京葉銀行の待合スペースで放映する予定です。
3. 千産千消フェア~ちばを食べてエコしよう~ 【SDGs2・12・14・17】
農業や食べ物をテーマに地産地消と地域活性化に貢献する企画です。
⑤職業体験プログラム
学生が一次産業の仕事を体験することで、日本における課題や取り組みを知り、理解を深める企画です。今年度は農業に加えて漁業も含め、受入先と学生のニーズが合えば実施する予定です。
⑥野菜のフードロスについて学ぼう ★NEW★
フードロスの現状や取り組みについて調査を行ってリーフレット等で発信するほか、京葉銀行が主催するフードロスイベントと連携して、フードロス削減に向けた取り組みを啓発するための情報発信を行う予定です。
また、千葉県産の食材を使ったメニューを開発して、千産千消を発信していくことなども検討しています。
4. Chiba SDGsアクション 【SDGs 4・15・17】
自然保護活動を体験することで、自然環境の問題に理解を深め、環境活動を積極的に行うきっかけ作りを行う企画です。
⑦竹林整備活動
昨年度から取り組みはじめた、放置竹林の整備および竹材の活用の検討に関する企画です。今年度も継続して実施していく予定です。
⑧里山を学ぶ ★NEW★
里山の現状や保全活動について専門家から学び、学生が実際に保全活動を体験します。里山について啓発する教材を作り、子ども向けのワークショップを行う予定です。
5. 映画祭Chiba 【SDGs 4・17 他】
小中学生に対し、学びやディスカッションを通じて、SDGsの啓発を行う企画です。
⑨映画で学ぶSDGs
地域の小中学校でSDGsに関係する映画を鑑賞し、その内容を踏まえたディスカッションを小中学生と大学生が一緒に行う企画です。
⑩考えよう!わたしたちのSDGs
小学生向けにSDGsに関する講義を大学生が行う企画です。小学生とともにSDGsの目標達成に向けた取り組みについて考え、理解を深めることを目的にしています。昨年度はコロナ禍により動画を制作しましたが、今年度は対面での実施を検討しています。
6. SDGs発信局 【SDGs 3・11 他】
SDGsや環境意識向上のための情報をさまざまなツールを使って発信する企画です。特設サイト内の「いそちゃんの部屋」(http://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/column.html)を活用します。
⑪SDGsをわかりやすく発信
学生たちが作成したSDGsに関する解説パネルを「いそちゃんの部屋」に掲載するほか、さまざまなイベントで掲示して地域の方々に対してSDGsの啓発を行います。
⑫防災&フレイル予防の啓発 ★NEW★
近い将来の発生が予測されている大規模地震に備え、県民の防災意識を高めることと、高齢になってから体や心の働きや社会的なつながりが弱くなってしまう「フレイル」の予防を啓発することを目的に、動画を制作し、京葉銀行の待合スペースで放映するほか、SNSを使って広報していきます。
7. 京葉銀行SDGsチャレンジ 【SDGs 10・12・17】
京葉銀行における環境負荷削減や行員のSDGs意識の向上を目的とした企画です。
⑬Chiba’s Bazaar ~古着でつなげるエコの糸~
京葉銀行の行員から使用しなくなった古着を回収して、学生が地域の方々に向けた古着市を開催する企画です。売れ残った古着は株式会社ZOZOを通じて二次利用につなげ、売上は千葉県と千葉大学医学部附属病院に寄付する予定です。昨年度は準備を行い、今年度は実施に向けて本格的に動きます。
⑭LGBTQ+ ALLYになろう ★NEW★
LGBTQ+にまつわる知識を身につけ、千葉大学環境ISO学生委員会と京葉銀行の双方で“ALLY(アライ)”(「LGBTQ+等の性的マイノリティについて理解し支援する」という考え方や立場を表明する人々)になることを目指し、今年度は学生が専門家の講義を受けて知識を得て、京葉銀行に講師として講演会を行う予定です。
- 2022年度プロジェクトリーダーのコメント(工学部2年 根本 大雅)
京葉銀行や地域、企業の方々などのご協力により、本プロジェクトは6年目を迎える事ができました。今年度の特徴は、環境という枠組みを超えた、防災、フェアトレード、LGBTQ+、フレイルなどSDGsに関する企画が多い点です。SDGs達成へ向けた取り組みは多種多様であり、今日からでも、そして誰でも始める事ができます。本プロジェクトに関わる一人一人が、SDGsをより身近に感じ、自ら行動を起こしてほしいと思います。先が見えず、暗いニュースも多い不安な世の中ですが、SDGs達成へ向けた取り組みが多くの人との「繋がり」を作るきっかけとなり、私たちの生きる支えになると信じています。今年度も、何卒宜しくお願い致します。
- 本件に関するお問い合わせ
千葉大学環境ISO事務局 TEL:043-290-3572
・京葉銀行に関するお問い合わせ
京葉銀行 経営企画部 広報グループ TEL:043-306-8065
本プレスリリースのダウンロードはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d15177-20220613-435a39cb2e6619c0f15ad3efd8151500.pdf
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